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ミルマガジン 障がい者雇用支援メディア
なかでも「コラム」は、ハッすること、考えさせられることを多く含む内容です。
「障がい者雇用は「人助け」や「キレイごと」で済まされないから難しい」
https://mbit.co.jp/mag/column/18315
「現実を理解する」
昔に比べるとだいぶとマシにはなりましたが、障がいを持つ方たちの受ける教育レベルは、健常者が受ける水準よりも低いことがあります。また、アルバイトなどで養う社会経験についても、触れる機会が圧倒的に少ないため、他者との関わり方やコミュニケーションが上手くできない障がい者も少なくありません。当然、企業で採用されるまでの教育機関(支援学校や就労系支援事業所など)で経験や訓練を受けてきてもらいたいというのが本音だと思います。しかしながら、企業が望むレベルの教育や経験をしていないのが現実です。一律ではありませんが、障がい者の場合、物事の習得に時間が掛かりますので、限られた期間で身に着けるのにも限界があるでしょう。
理想だけで障がい者雇用を進めるよりも、現実を理解し受け入れた上で枠組み作りを行ってください。そのために不足しているものがあるのであれば、外部リソースを使うことも検討する必要があるでしょう。(略)
それが現実です。
(引用元より)
「「中央省庁による障がい者雇用水増し問題」から学ぶこと」
https://mbit.co.jp/mag/column/20730
仮に組織内への障がい者に関する知識や理解を深めるための努力を怠っていたとすれば、この報道をきっかけとして不足していた障がい者の雇用を取り戻そうと求人活動を活発化させたときに起こる問題に大きな不安を覚えてしまいます。
企業から障がい者雇用のご相談をいただくときの打合せで必ずお話しすることがあります。それは、「今いる従業員を大切に」考えて取り組みましょう。ということです。
(引用元より)
「障がい者求人における『自力で通勤』という表現が差別にあたるというニュースについて」
https://mbit.co.jp/mag/column/22292
『自力で通勤』を希望条件として挙げることは「障がい者に対する差別だ!」と言い切ってしまった場合、人事担当者は障がい者の募集に対して及び腰になってしまわないだろうか、足を引っ張ってしまわない(邪魔をする)だろうかということが非常に心配です。(略)
もうひとつ気になる点は、『自力で通勤』の表現に対する障がい者差別という意見について、当
事者となる障がい者はどのように感じているのかという点です。(略)
また、当然のことながら私たちが目にする意見というのは一部の意見だとして受け取らないといけないのですが、メディアは障がい者が全員一致で「障がい者差別」だと訴えているかのような表現だけを垂れ流しています。そうではなく、メディアに期待することは、この問題から推察される障がい者雇用が抱える課題について提起するところまで責任ある立場として伝えてほしいと強く感じてしまいます。
(引用元より)
成功につながる方法を紹介した情報もたくさんあります。
「障がい者雇用を成功させる企業が導入している『障がい者実習』をご紹介します」
https://mbit.co.jp/mag/column/22478
企業が『障がい者実習』を導入するメリット
- 障がいを持つ人材に関する理解を進めることができます(特に精神・発達障がい者)
- 面接だけでは伝わらない障がいの特性や特徴を理解
- 障がい者は個々によって違いがあるのが普通
- 一緒に働く従業員の不安を軽減させることができます
- 採用後に共有もなく配属をすることは従業員への配慮が足りていない
- 従業員の不安解消が障がい者へも好影響を与えます
- 採用の際、自社にとって必要な人材かを見極めた上で合否の判断ができます
- 障がいへの知識が少ないうちは、本人と業務の適性を図る時間が必要
- 採用後のミスマッチを大幅に減らすことができます
(略)
実は、現在しっかりと障がい者の雇用定着を実現している企業や特例子会社のほとんどは必ずといって良いほど、この『障がい者実習』を導入しています。(引用元より)
「こんな時だからこそ、行政の障がい者関連機関は就労系福祉事業所を応援しなさい!」
https://mbit.co.jp/mag/column/21740
重大なことと捉えてもらいたいのが、企業が障がい者の採用ルートとして「就労系福祉事業所」という存在を認識していない。(略)
これから目指すべき障がい者の「雇用定着」には、専門的な知識や経験からくるアドバイスが欠かせないものであり、大きなメリットになるからです。
(引用元より)