3人は、「日本をバリアフリー化したい」「車椅子や障害者のイメージ変えたい」と、このようなユニットを結成して活動を始めました。温かい応援を多く受けました。
しかしその一方で「障害ばかりを前面に出しすぎてて何も伝わらない」とも言われたそう。
それについて、私は3人にこう言いました。
「そんなつもりじゃない、と言い返したいよね。でも、歌やダンスとかパフォーマンスの質を上げていけば、自然とそういう声もなくなっていくでしょう」
私は会社で、翻訳の他にも、社内の障害当事者の働く環境を整えるコミュニティ活動や、ボランティアに参加することがあります。それについて「当事者活動やボランティアをやっていることばかり前面に出ている感じ。仕事の方は大丈夫なの?」と心配されることはあります。実際には当事者活動やボランティア活動の時間は本業に比べれば圧倒的に少ないですが、ただ社会見学に来た学生の前であいさつするなど目立つ役割が増えると、そう見られるのかもしれない。
けれど私はプロとして会社に来ている。啓発活動で来ているわけでは決してない。そう言えるほど、仕事の質を高めることにがむしゃらになりたいですね。
それに近いなと感じました。
互いに「まだまだこれから」(The best is yet to come.)なのだから。