障害者、能力・才能で雇う : 日本経済新聞 | 艶(あで)やかに派手やかに

艶(あで)やかに派手やかに

「女性」✕「発達障害」✕「アラサー」×「グローバル」の立場からダイバーシティ(多様性)について発信しています。

今朝の日経新聞に出ていました。

【パラPhrase】障害者、能力・才能で雇う : 日本経済新聞  

「はじめは法律があるから雇った。 正直うちは厳しいから続かないと思っていた。けれど、彼・彼女が、失礼ながら予想外、いや期待以上の働きをしてくれた。彼・彼女のひたむきさを見て、周りの人がやさしくなった。いまでは彼・彼女がきてくれて、本当によかった。これからはよりその人を見るようにしよう。」
いまはこういう啓発が中心ですね。

確かに、私がそう言われたら、その人は私を認めてくれた、それだけでなく私に会ったことがきっかけで障害者全般への見方まで変わってくれた。それを嬉しく感じます。

しかし、これはそこから一歩進めた見方です。

ずっと思っていましたが、女性やLGBT、外国人には法定雇用率はありません。しかし障害者だけは扱いが異なります。何故でしょう。
彼らに能力や才能がある人がいないからでしょうか。
確かに障害者のなかにはいくら努力しても働けないし才能もない人もいます。しかし、大学に進学する人もいますし、海外で活躍する人もいます。
そういう人がいるわけない、あるいはいてはいけない、という意識に固執する人がいるならば、大きな問題です。

特に、企業のマネジメント層にいる方々が、障害のある人にも色々な人がいて、素晴らしい能力や才能を持つ人もいる、そういう人々を健常者と同等の待遇で雇うという考えになってくれたら、 一層良い方向に変わっていくかな、と思います。そのような方々は、忙しいなか、33面にあるこの記事を読んでくださっているでしょうか。

海外企業、日本でも優良企業と言われるところは、私の想像以上にこの考え方が進んでいるようです。
私もそのような環境に身を置けたことは感謝したいです。

こちらもどうぞ。