ある人と話していた時に「私の会社には障害のある人はいない。私の会社ではハード面の環境が整っていないので障害者雇用は難しい」という話が出てきました。
障害のある人の働く環境作りは、物理的な環境を整えるだけではないです。
障害といっても、見た目でわかる身体障害だけではありません。見た目でわかりにくい、内部障害や発達障害や精神障害もあります。 その方の勤めている会社には、もしかすると「表に出ていない」 方もいるのではないでしょうか?
見た目で分かりにくい障害のある人には、カミングアウトしやすい環境づくりも大切です。わからないと対処法が知られていなかったゆえにトラブルになるなど、困ることがあるからです。
先日、同性愛で同性パートナーがいるのをオープンにして働いている男性とお話しすることができました。
性的少数者といわれるLGBTの方々には、カミングアウトが重要なことになります。わからないと本人が困ることかあるからです。(隠し続けることへの精神的負担など)
そこは、見えにくい障害の問題と似ています。
そして、ハード面を整えることは難しくても、ハートは変えられます。特に、管理職や経営者の方々がこころのバリアフリーを率先することが鍵です。それが進んだ環境では、見える身体障害に優しくなるだけでなく、見えにくい障害やマイノリティのカミングアウトもしやすくなるでしょう。
冒頭の方には、そのように伝えました。
この言葉が行動の変化を起こすきっかけとなれば。
今日は皇居一周走ってきました。お花見ランです🌸
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