「私たち、解散します」 | 内垣新平のブログ

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 この土日の間に自民党内では(その裏側では)いろいろ動きがあるんだろうな。岸田派、安倍派などいくつかの派閥が解散を決めた。残るは三派だという。麻生派、茂木派、森山派。「おれたちは何にも悪いことしてないから解散しない」とか言っているけど、残存する派閥があるのはどうにも具合が悪い、と岸田派・安倍派などの面々は思っているはず。

 

 そこで土日の間に裏でいろいろ人を動かして説得工作をしているのじゃないか。中でも一番難攻不落っぽいのは麻生派の麻生太郎である。何代も前の総理経験者であり、副総理だったり財務大臣だったこともある。誰が麻生太郎に鈴を付けに行くのか。お前が行け、いや俺は無理だ、じゃあ彼奴かなどと責任を押し付けあっている頃か。

 

 麻生太郎に物を言える自民党の大御所とは誰か?今、なかなかそういう人がいない気がするなあ。政界でなくとも財界でもいい。きっといろいろ手を尽くして人を探し、説得工作してるだろうな。違うかな。

 

 もちろんそこでは、「派閥を解散してくれ」とは言わないだろう。「ちょっとの間、目立たぬように休止という感じにしてもらえませんか。ただ表向きは、解散しますというふうにしてほしい。マスコミにもそう言って宣言してほしい。国民は馬鹿だから3年もすれば全部忘れる。そうなったらまた例によってぼちぼちと派閥活動再開してもらっていいので。お願いしますよ麻生先生。ここはひとつ自民党を、いや日本を救うと思って」

 

 むかし、「私たち解散します。普通の女の子に戻ります」といって解散したキャンディーズも、結局二人は業界に戻った。それを多くのファンたちも非難はしなかった。そんなもんですよ、麻生先生、大丈夫。

 「私たち、解散します、麻生派を。普通のまともな政治家になります」と宣言していい。数年後にはまた、パーティー券を売りまくって裏金を還流させることのできる時期が来ますって。そんなもんです、そんな程度です、この国の国民は。

 

 

なんだかなあ・・・・・・。