第4話感想/日本沈没—希望のひと— | アディクトリポート

アディクトリポート

真実をリポート Addictoe Report

【バックナンバー一覧】
  1. 「日本沈没—希望のひと—」第1話感想
  2. 「日本沈没—希望のひと—」第2話が教えてくれた
  3. 「日本沈没—希望のひと—」第3話から“それまくる話”(95)
本来の第4話放送予定日だった2021/10/31が、
茶番劇の衆議院選挙に妨害されてしまった。
 
第4話を視聴した感想は、
この番組はフィクションなのはもちろんだが、
最大の架空部分、つまり日本(関東)沈没現象のフィクションストーリーを進めるため、
それを取り巻く国家情勢や政情、マスコミ報道体制については、
いたって「まともな」姿勢が貫き通され、
まるでそうでない「狂いまくった」日本の現惨状が皮肉られている。
 
具体的には、
  • 政府の出方や姿勢にビビりまくり、忖度(そんたく)まみれの新聞とテレビが、その意向に背くようなことはしない。
↓これが現実。
 
 
  • 総理は最重要課題においても自ら会見を開いたり、移動中に記者団の問いかけ/糾弾にその場で応じたり答弁しない。
  • 政権が答弁して欲しくない人物(第4話劇中で相当するのは田所博士=香川照之)に、テレビ局は独自取材を行ったりしない。
 
——等々々、日頃から「そうであって欲しい」のに、
「ちっともそうなっていない」事柄が番組内では並び立てられている。
 
中でも石橋蓮司が演ずる副総理兼財務大臣、里城 弦さとしろ・げん〈70〉は、
その役職や、人命よりも経済を優先する傲慢な人物像で、
どうやら麻生太郎をモデルにしているみたいだが、
それなら顔つきの類似性で石橋蓮司よりも、
東大の教授で田所(香川照之)と対立している、
世良 徹せら・とおる〈60〉役の國村隼の方が似てるとは思うが、
 それではあからさますぎるので回避されているらしい。
 
のみならず、
冷血非情で狡猾な里代の心変わりのきっかけは、
次の選挙で選挙民の支持を失い、
落選するかも知れないという危機感に基づいているのには、
別にこの番組のせいや責任じゃないけど、
えらくいたく失望した。
 
麻生太郎が、常に国民の心情を逆なでするような発言続きなのは、
彼が議員として当選し続けるのが、
正当な選挙による結果ではなく、
 
↓当選して欲しい人に限って落選。
常套化した不正選挙によるものだと、
『日本沈没—希望のひと—』第4話は、ほのめかしているつもりなのかも知れない。
 
 
 
【オマケ】
テレビ/新聞で全く表沙汰にならないワクチン情報
 
 
——というわけで、『日本沈没—希望のひと—』のドラマが、イマイチ切実に視聴者の胸に迫ってこないのは、
現実社会の方が、
よほど身の安全と命に迫る危機に満ち満ちているからだろう。
 
せめてこのブログの読者だけは、3回目のブースト接種なんかやめてほしいものである。