今年、2021年といえば、
1971年から50年。
1月2日は、『宇宙猿人ゴリ』から50周年。
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『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』(5月22日〜)
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『スペクトルマン』(10月2日〜)
4月2日は、
エンタメアーカイブ第2版が2021/10/22に告知された、
カルチュア・エンタテインメント株式会社において趣味領域の雑誌・書籍を発行するネコ・パブリッシングカンパニー(以下、ネコ・パブリッシング)は、「帰ってきたウルトラマン」放送開始50周年を記念し、「エンターテインメントアーカイブ 帰ってきたウルトラマン」(以下、本商品)の第2版を2021年10月22日予約開始、2021年11月15日に発売します。
本商品は2018年に発売後、大好評頂き長期品切れとなっていましたが、第2版では一部内容をアップグレードし、これまで世に出ることのなかった秘蔵写真をはじめ、放送当時に撮影された様々なスチールを一挙掲載!コアなファンや研究者たちが本当に見たかったであろう貴重な資料を、円谷プロダクションの協力の下に再編集しました。
また、初版で大好評だった、撮影に使用されるプロップ類に貼り付けるためのMATマークのシートを原寸大ポスターとして復刻!ネコ・パブリッシングが運営するECサイト「ネコパブショップ」で限定付録としてお求め頂けます。
『帰ってきたウルトラマン』から50周年。
4月3日は『仮面ライダー』から50周年。
世間はいまだ公開日未定の『シン・ウルトラマン』のことなどすっかり忘れ、
同じ庵野作品だと、
誰もが『シン・仮面ライダー』に俄然注目だが、
同作の発表が2021年中だっただけで、
公開は来年の2022年でもなく、
2023年3月なことをお忘れなく。
とにかく1971年はキャラ番組の超当たり年で、
今年の12月5日で、『ミラーマン』50周年だったりもする。
同じ1971年の10月24日と言えば、
『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』の第1話放送。
そのため、今年2021年10月24日は、
アニメ『ルパン三世』の50周年となる。
もちろん、
50周年記念企画は色々と聞こえては来たが、
このブログで扱う機会を逸したまま、
ようやく取りあげるのは、
今日この時になってしまった。
今回取りあげる話題は2つで、
一つ目は、
1.ワルサーP38
1997年作のこの作品、
私は未見だったので、これを機に見てみた。
テレビ視聴は映画館とは異なり、
鑑賞中に色々と気が削がれることが多い。
本作視聴時も残念ながら、
中盤で少し目を離してしまったが、
最後は持ちなおしてエンディングまで見届けた。
——のはいいんだが、
ルパンたちを敵のアジトの島に縛り付ける、
タランチュラの毒
- タランチュラが構成員に接種させる毒。摂取すると手の甲にタランチュラの紋様が浮かび上がる。島のガスを吸い続ける限りは何も問題がないが、吸うのを止めると毒が活性化し、やがて死に至る。タランチュラの紋様は普段は青いが、毒が活性化すると赤くなる。また、解毒されると紋様は消える。
- この毒によって構成員は島から自由に出ることは不可能となり、暗殺任務時は島のガスを詰めた24時間分のボンベを与えられ、制限時間内に任務を達成して島に帰ってこなければならない。また、警察などに捕まった場合の口封じを兼ねることもできていた。
- 中盤においてドクターが解毒剤の作成に成功するが、自分に投与したもの以外は一時的に毒の効力を消すだけの偽物であった(毒の効果が停止している時はタランチュラの紋様も消える)。
———の解毒剤が劇中で完成に至らず、
事態は解決せずに終わってしまうため、
「あれぇ? オレはどこか見過ごしたのか?」
と困惑。
最後に挿入されるシーンの不二子のセリフで、
解毒剤はこれから開発するというまとめ方だそうだが、
こんな中途半端で納得できるかよ!
そういえば、
最後に「おまけ」のシーンが挿入されてはいるが、
ここからは、未見な方はネタバレになるのでご遠慮ください。
(※赤字部分)
最後に登場する子どもの髪色で、
父親が誰なのかが判別できる
リドリー・スコット監督の映画は、
むりやり必ず最後に「お約束のオマケ」がある、
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画じゃないから、
この挿入場面は映画として必要だったが、
ひるがえって「ワルサーP38」の最後の付け足しシーンは、
日本のアニメがどれだけ映像作品として、
世界を市場とするアメリカ実写映画より中途半端で劣っているかを示していよう。
二つ目は、
2.次元大介役の交代
50年前と同じオリジナルキャストで最後の現役生き残り、
小林清志氏がついに引退を表明。
例外的な劇場版第4作『ルパン三世 風魔一族の陰謀』を除き、アニメシリーズは一貫して次元役を小林が担当していた。
アニメシリーズにおいて最長の担当期間であり、『風魔一族~』以外同じ声優が同役を担当し続けてきた唯一のルパンキャラクターであった。2021年9月6日には高齢を理由に勇退することが発表され、同年10月9日から放送予定の『ルパン三世 PART6』では、プロローグとなる第0話「EPISODE 0 -時代-」が小林が演じる最後の次元となり、以降の回からは大塚明夫が担当する。
という経緯だが、
「PART6 EPISODE 0」(2021/10/9)も見逃し、
「同・EPISODE 1」(2021/10/16)では、次元と五エ門のセリフはほんのわずかで判別が困難。
「同・EPISODE 2」(2021/10/23)でようやく、次元の長ゼリフがあったのでこうして記事に。