『ゴジラvsコング』(2021) | アディクトリポート

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『ゴジラvsコング』(2021)

 

イオンシネマ春日部 2021/7/31 スクリーン4 C列5席

 

 

緊急事態宣言の乱発や延長、

ワクチン接種の脅威と、

映画なんて観てる場合じゃない!

 

最後に映画館で観たのは、

騙し絵の牙』で、

2021/4/3 ユナイテッド春日部 

 

その後は、『ノマドランド』の鑑賞をしくじり、

それっきり。

 

『ゴジラVSコング』は、延期の末にようやく7月2日に公開され、

これまでのシリーズ前作、

——を鑑賞済みでもあり、

必見のつもりではいた。

 

ところが、仕事が立て込み、

とても映画鑑賞どころでもなくなると、

これまでライバル視していた、

こんな人や、

あんな人が、

以前通りに映画を観まくっていると、

反感や敵視の感情がわき上がってしまいがちである。

 

なので自分のブログも、

一時期は映画をひたすら観まくっていたので、

「おいおい、お前は他にやることがあるんじゃないのか?」

と、ネガティブな感情に囚われた人もいただろう。

 

見逃した映画だと、

キーボードの購入で、

久方ぶりに訪れたさいたま新都心で上映ポスターを見かけた、

『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』

 

昨2020年公開予定だった田中圭主演映画で、2度の公開延期を経て、6月18日より公開された。

1998年の長野オリンピックで悲願の金メダルを獲ったスキージャンプ団体の栄光を陰で支えた、25人のテストジャンパーたちの知られざる実話を描く本作。オリンピックを夢見る、唯一の女子高校生テストジャンパー・小林賀子を演じたのは、2度目の映画出演となった日向坂46の小坂菜緒。

 

——ぐらいがアイドル映画好きとしては思い浮かぶが、

今回の『ゴジラ〜』も、上映開始から1ヶ月が経過したため、

どこでも上映回数が少なく、

自分とスケジュールの都合が合ったのは吹替版/通常館非IMAX2D上映でしかなかった。

 

でもって感想は?

 

私は無料でテレビで視聴できるウルトラマンのファンなため、

それ以前の『ゴジラ』の東宝、

『ガメラ』の日活大映などの怪獣映画もテレビ視聴が多く、

それゆえ怪獣ファンではなくウルトラマンマニアになった。

 

それもあってか、

同世代の怪獣映画マニア評論家(品川四郎氏や岸川靖氏)のように、

↓洋泉社版「秘宝」最終号のトホホ欄より。
現代の新作CG怪獣映画は、オリジナル旧作特撮怪獣映画リアルタイム世代にはうけいれがたく、どうやらネットで敵視されているらしい。
と言う風潮とは趣が異なる。
 
つまりワーナー/レジェンダリーのアメリカ版新シリーズと、
東宝の怪獣映画の混同はないわけで、
本作を見ても、「怪獣映画かくあるべし」というヘンなしきたりにこだわりはしない。
 
だけど鑑賞中は、
夏の映画鑑賞に待ち受ける、
快適すぎる冷房環境の影響もあってアクビ頻発。
 
時折まどろみながらも見終えて、
エンドクレジット後の「おまけ」がない事も手伝い、
「まあ、こんなもんかな」と納得はしつつも、
そんなに感心、満足はしなかった。
 
映画の作りがすっかり変わり、
見せ場の怪獣対決場面はフルCGで実際の撮影が不要なため、
絵面は整いこそすれ、CG対決につなぐストーリー/プロットが雑で杜撰(ずさん)。
 
真剣に本筋を追うのがバカらしくなり、
かといってそれを事細かに取り沙汰するのも大人げなく感じ、
なんとなく釈然とせずに劇場を後にした。
 
怪獣映画の体裁の優劣はどうでもいいから、
映画としての体裁に、もう少し気遣いが欲しかった。
 
こちらの感覚が古くさいのかも…
と思いつつ、
続いて『ブラック・ウィドウ』を鑑賞したら…
 
ということで、
次回(公開日時未定)に続く。