『透明人間』/ナウシカ補完 | アディクトリポート

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『透明人間』

2020/7/22 グランドシネマサンシャイン シアター9 d-8

 

 

最後まで飽きずに面白く観ましたが、

ところどころ、ひっかかる部分があり、

そこらへんは大方のレビューで網羅されているが、

一応、自分で思いつく限りを挙げておくと、

 

(以下、作品の内容に触れるため、鑑賞後にお読み下さい:赤字部分)

  • 警察官にかくまわれた女主人公のもとに、どうやって遺産相続の連絡が来たのかは謎のまま
  • 天井裏のスマホをどう解除して撮られた写真をチェックしたのか。→『記憶屋』『水曜日が消えた』で、他人がパスワードを入れずにパソコンを閲覧するのと同じ謎。
  • 最後に使われる光学透明スーツは、エイドリアンのものか弟の着用分か、入手経路が謎
  • エイドリアン邸までクルマで送ってくれて、2分かかるか20分かかるかわからないけど待ってくれた運転手は誰?
——とまあ、持っていきたい話の筋にそぐわない要素は、都合良くすっ飛ばされる。
 
それ以外にも気になった点は、
  • 音楽がくどく、うるさい。
  • 主演女優の見映えがイマイチで応援できない。
等の不備はあるが、
本作の主題は透明人間のカラクリ、
つまりどういう仕組みで透明になるかよりも、
 
ソシオパス

ターゲットを共依存の環境に陥れることなため、

そこらへんの恐ろしさは存分に伝わって来た。
 
ヒロインの疲弊、憔悴しきった姿は、
この役者ならでは。
 
通常スクリーンでも大げさな音楽にヘキエキしたので、
日本で上映はなくともIMAX版もあるそうだが、
そちらはカンベンして欲しいなと、
さしものIMAXマニアの自分でもご遠慮したい気分であった。
 

観客は自分を含めて3〜4人。

 

4人なら『風の谷のナウシカ』鑑賞時(2020/7/5)と同じ観客数。

 

『ナウシカ』の話題が出たので、鑑賞記にいただいたコメントを転載。

 

チャッP

 

ナウシカ公開当時のボクは小学2年から3年に上がる頃でしたが、
安田成美さんが歌うシンボルテーマソングはよくパワープレイされてましたね~。
でもそれが映画内で使われなかったのを知ったのは大人になってからでしたが・・・(苦笑)。

ちなみに「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の予告編では、
WRETHOV(レトブ)というアーティストの「In Memories」という曲がガンガン流れてましたが、
映画のエンドロールに流れてなくてガックリでした・・・(愕)。
 
テーマ曲と、劇中もしくはエンディングでそれが流れるか流れないかは、
劇場公開版とビデオ版でも違ってたりと、
『猟奇的な彼女』(2001)なんかでも驚きますが、
 
こと『ナウシカ』に関しては、宮崎駿が、
業界陣が安田成美ソングをエンディングに入れようとして、
「俺の作品をぶち壊すんじゃねえ!」と食い止めたんでしょうが、
今回のエンドクレジットで、
「シンボルソング」として記されながら一切流れないと、
つくづく正解だったなという気がします。
 
あんなのが流れたら、
全てぶち壊しですから!
 
とにかく『ナウシカ』といえば、
なうしか
あるいは、
『歓喜の歌』(2008)のCCレモンホールの試写会場で、
直接ご尊顔を拝んだ
安田成美と言えば、
 
↑『Fukushoma50』
 
たちまち「あの歌」が脳裏に蘇る、
 
ボルハンハルドゥンナ偏弾or背面X
 
 84年当時何処で観たかは忘れました。
同時上映の名探偵ホームズ…なんかホームメーカーみたい、
が負けず劣らず面白かった印象が非常にありました(あくまで上映の一話、二話について)。
まぁ同じ宮崎作品ですけど。
 
このカップリングの手法は絶妙だったのと同時に、
『ナウシカ』と言う作品にはギャグやユーモアの要素が、
かろうじてチコの実を食べる反応くらいだったため、
重苦しくなるのを避けるべく、
『ホームズ』が投入されたんでしょうが、
その頃からどうして、動物キャラに置き換えたのかがフシギです。
 
ボルハンハルドゥンナ偏弾or背面X
 
 また思い出してしまい失礼します。
 映画ナウシカは原作の途中までで完結させた為か、
あの頃勤めていた会社の大学卒の同期入社の友人は、これじゃ聖書じゃねぇか、と言っていた記憶があります。

あの頃の僕はわかりませんでしたけど考えてみると
王蟲オウムの大群に跳ねられた(普通なら踏み潰されてしまうのですけど跳ねられる表現でないとアニメとしては見た目には残酷過ぎる)時点でナウシカは(一度)死んでしまっていた気がしてなりません。
最後は生き返ったのです、キリスト復活…蒼き衣を纏い…聖書のような言い伝えを大婆さまに言わせることで。

跳ねられ死んだまんま、バッドエンドであったら、あそこまで感動出来なかったんじゃないか…
わかりませんが。

その辺が、blog主の「どうせ助かるんだろ」…に繋がる気がしました。

(最近ああいうふうに死ねれば…と望んでしまう心境が続いて仕方ないもんだから、あの方(ちなみに♂ですけど)の言葉が思い出せたのかなぁなんて考えてしまいます)
 

私は、わざと重苦しく綴って、

『海猿』のような「死ぬ死ぬ詐欺」を続けながら、

ラストでひっくり返す壮大なしかけを、

たかが映画誌の記事見出しでネタバレした、

「キネマ旬報」とライターを許せませんよ。

 

34年を経た今でも存続してるのがフシギです。

 

 

2018年3月20日、『キネマ旬報』を発行している、(株)ケージェイは約7億4000万円の負債をかかえ、会社清算を開始した。

 

ついでながら、

『透明人間』を観た

2020/7/22の水曜日と言えば、

秋葉原の書店で、

21日発売の「映画秘宝」はいいとして、

 

 

25日発売のはずの、

「月刊ホビージャパン」や、

 

 

「モデルグラフィックス」に加え、

 

 

 

27日発売と聞いていた(勘違い?→正しくは毎月23日)、

 

 

「アップトゥボーイ」まで書店に並んでいて驚いた。

 

 

4連休の前日発売という特例だとか。

 

本ブログで初紹介の時2019年09月08日)は、

 

 

「ザ☆ウルトラマン」(1979)のモンキ役候補でしかなかった与田祐希。

 

その後はへた絵アイドルとして思いがけず注目してきたが、

彼女に注目するのは「よげんの書」で、

yogenn

先見の明があったらしく、

動物愛がけたはずれなことから、

まさに現代のナウシカって気もするが、

ナウシカが多くの子どもを産み、育てられるように巨乳設定なのに通じて、

与田祐希もかなり豊かなバストだと、

写真集第2弾「無口の時間」でようやく明かされた。

 

 

 

 

自身で宣言していた、

「小さくても色気はあるとよ」は、

ホントだったわけである。

 

「アップトゥボーイ」は

↓ショートカット(2020/6/21)後初のグラビアで、

 

2020/07/20

 

魔が差して59歳の私でも買ってしまいましたが(おいっ!)

まさに衝撃画像の連続。

 

想定読者対象の青少年には刺激が強すぎ、

この1冊さえあれば、

4日間の連休など、

都知事の命令どおり不要不急の外出を控え、

家で自室にこもりっきりになりかねない、

キケンな書物(写真誌)になっている。

 

与田祐希の写真集ではないので、

  • 掛橋沙耶香(乃木坂46)
  • 林瑠南(乃木坂46)
  • 幸阪茉里乃(欅坂46)
  • 中井りか(NGT48)

等々も載ってはいるが、

与田に比べたら鼻クソみたいなもん。

 

というより、

他のアイドルとは明らかに一人だけ異質で、

毛色が違うというか、

「アップトゥボーイ」2020年9月号に2枚付属するポスターは、

折り目を広げて初めて、その破壊力がわかる!

 

独自の魅力を輝き放っているのが与田祐希なのだと、

今頃にしてようやく気がついたわけ。

 

男性は必見ですよ!

※個人の感想です。

 

本日のおつとめ

2020/7/24