最近鑑賞済みながら、
レビュー記事を公開していないタイトルを、
備忘録代わりに記しておけば、
『ステップ』
2020/7/20 イオンシネマ越谷レイクタウン Screen10 C10
『ダークナイト』4DX
2020/7/20 イオンシネマ越谷レイクタウン Screen1 C8?
『透明人間』
2020/7/22 グランドシネマサンシャイン シアター9 d-8
『狂武蔵』
2020/7/22 試写 渋谷
今日の記事は、
本来は『透明人間』のつもりだったが、
公開されたので、この映画!
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
2020/7/23 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン2 I−18
たいへん満足して鑑賞を終えました。
完結編と銘打たれてますが、
調子に乗らず、
ここで終わりにするなら満点です。
今回観てようやく気がついたのは、
『コンフィデンスマンJP』の発想の原点は、
『ルパン三世』のTV第1シリーズ(1971)。
そう考える根拠は、
主役の5人、
ルパン、次元、五エ門、不二子、銭形だけでなく、
敵側にも魅力的なキャラが多数いたが、
主役以外は1回こっきりの出演。
魔毛狂介と、
パイカルだけは、
後年の続編に再登場しましたが。
つまり主役は作品内で育っていくが、
敵キャラは育ちようがないこと。
それを参考にした映画『コンフィデンスマンJP』は、
TVで登場した敵キャラももちろん、
映画前作『ロマンス編』で新登場のキャラも続投。
主役と同じく、敵やライバルたちも育っていき、
ドラマに厚みと重みが増している。
出番はこれだけ?
と思ったキャラも後できちんと出番がある。
4連休の初日、
雨天だが、都知事の「不要不急の外出は控えろ」要請などどこへやら、
「越谷は埼玉だ」とでも言わんばかりの,
レイクタウンの盛況ぶり。
書店では、Myojoの三浦春馬(特集?)号は売り切れの告知が。
『プリンセス編』も、三浦春馬目当てだろう観客が初日から押し寄せ、
客席を一つおきにしていることもあって、
複数スクリーンかけ持ちで何回も上映されていた。
でもって、三浦春馬ファンもしっかり浮かばれる映画になっていた。
追悼:三浦春馬氏
↓削除/再アップを繰り返しているようなのでチェックは今すぐ!
2020/07/22
事実暴露のブログと言えば、
『プリンセス編』に話を戻すと、
本作の最大の功績者は、
ライムスター宇多丸氏が猛烈な敵意を燃やす、脚本家の古沢(こさわ)良太氏。
「映画は脚本」を体現する本作。
一番驚いたのは、
本編が終了後のクレジットで流れる…
(ここから映画の内容に触れますので、鑑賞後にお読み下さい:赤字部分)
「2年前」の部分。
『ロマンス編』(2019)の時に撮影しており、
その時から『プリンセス編』の構想が固まっていたことが明かされて圧巻。
古沢良太の底力も思い知る充実作でした。
『コンフィデンスマンJP』を見ていた人には、
文句なくオススメです。
ライムスター宇多丸評が楽しみです。