今さら総括2019年 | アディクトリポート

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今さら総括2019年

 

新年3つ目の記事だった、

電飾と言えばスタートレック作例?

反応はすこぶる悪く

いや、今でこそありがたくいつもどおりにたくさん「いいね!」がついてるが、

当初は年始でもあり、

ぜんぜん反応がなかった。

 

ここ数年、

もうブログの時代じゃないのかも…だし、

代わりにSNSやYouTube動画が流行(はや)りの時代なんだろうけど、

とにかくこういう変化には敏感でいるべきで、

となれば10年続けて来た本ブログも、

さすがに存在意義や価値を考えないと。

 

そもそもどうして、

2009年の8月にアメブロを始めたのか?

 

動機はその頃ミクシィで細々記事を発信してたら、

突然パタリと反応がとまってしまったから。

 

そこでマイミクに閉じた狭い読者層ではなく、

より広く一般の目に触れるブログに移行すべきと考えた。

 

その見込みは大正解で、

おかげさまでアメブロではかなりの成功を収めた10年だったが、

だからこそ停滞や変化には敏感かつ柔軟に対応しないと。

 

このたび、ミクシィ時代末期と同じような停滞を感じ、

ならば10年のアメブロの歩みで自分なりのやり方を確立したんだから、

自分ならではの総括もしておくべきだろうと。

 

たとえば2019年映画ベスト/ワーストの選出だが、

他者のその手の記事を見ると、

自分にはそのやり方はあてはまらないと感じる。

 

たとえば、

『ジョーカー』

『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』

 

等を観るにつけ評ずるにつけ分析するにつけ、

ただ映画の本数を見重ねていても、

それだけでは気づかないことに気づいている自分というものを自覚した。

 

そう考える根拠は、

YouTubeの海外映画評の中に、

大衆操作のからくりに気づき、

その視点からの批判、糾弾を続ける人たちとの接触を、

こちらもやめずに続けて来たからである。

 

その視点からSWを語れば、

『エピソード7 フォースの覚醒』(2015)で

「こういうSWがお望みなんでしょ」とまんまと術中に填まったファンが、

翌16年の『ローグ・ワン』で

「そのやり方だけがSWじゃないでしょ」と『フォースの覚醒』が打ち消されたことで目が冷め、

更に翌17年の『最後のジェダイ』で、

「いまだにSWに夢中だなんて、お前らバカだろ」とライアン・ジョンソン監督からバカにされたために、

さすがにSW集客構造を見透かし、

もう2度とだまされるもんかと、

目覚めた後の見解を次々に表明。

 

代表チャンネル、
  1. オーストラリアのSCレビューズ
  2. ギークス&ゲーマーズのジェレミー
  3. ジョン・トークス

等々は、そのまま現在に至っているので、

ここで彼らの「悟りの見解」を綴っておこう。

  1. 新プロデューサーのキャスリーン・ケネディには具体的な指針が何もない
  2. 作品への期待が裏切られた失望や反動から、次回作への興行力が落ちる傾向が続く
——等々で、この見込みは『ハン・ソロ』(2017)
『スカイウォーカーの夜明け』(2019)の興行で的中した。
 
逆に言えば、1度ダマされていたことに気づいた人たちが目覚めれば、
騙しの手口を見透かせるようになるから、
今後の事態の予測もできるし、物事の真贋だって見分けがつくようになる。
 
ここがアメリカと日本のYoutube意見動画の違うところ。
 
日本では昨2019年と言えば、
NGT48の山口真帆さん襲撃事件で持ちきりだった。
この件に関しては、
会社の社長や加害者側の身勝手な言い分を糾弾する動画が、
地道な事態推移を伝えていた。
 
しかしこうした地道な告発が事態の具体的な好転につながらなかったり、
大衆の動画への興味関心が薄れたりしていたところに、
元新聞記者が山口さんを責める会社側の方に立場を転じ、
反対意見に対して訴訟を準備中とほのめかすと、
がんばっていたメイン動画の二人が相次いで山口真帆問題を扱わなくなってしまった。
 
 
襲撃事件はひとまず収束もし、
旬の話題でもなくなり、以前ほど視聴数も稼げずと、
単純に脅しに屈したという以外の要素もあるだろうが、
この問題を取材、分析、報告するうちに、
大衆操作や情報工作に惑わされず、
物事の本質を見抜く姿勢が培われたはずが、
その応用がまったくきかないのが残念でならない。
 
たとえばA動画では、
「NGT問題ではない私見」と断りながら、
——と、まるでわかってない。
 
またB動画では、反社とのつながりが明るみに出た宮迫博之、税の申告漏れが報じられた徳井義実を厳しく糾弾しながら、より反社とのつながりが深く、デタラメ運用続きで税制を混乱させている元凶の現政府には無批判を貫いている。
 
アメリカの「ディズニーSWにはもうだまされないぞ」動画は、
不適任者が組織に残留して、ユーザーや末端労働者に不利益や被害が及び続ける現況を憂い、
とっくに引責辞任のはずが居座り続ける構造欠陥を指摘している。
 
 

2020/01/07公開
 

2020/01/08公開
 
この見解に世間のことごとくがあてはまっているから、世の中は良い方向に進まない。
 
ということに、まずは気づいているかいないかで、
思考も行動も大きく変わる。
 
というのが、私の2019年の総括=世情把握でありました。