なぜか今頃【模型編】② PGミレニアム・ファルコン

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なぜか今頃【模型編】②は、

SWからミレニアム・ファルコン。

スケールは1/72。

PG（パーフェクトグレード）ってやつである。

プレミアムバンダイ限定 PERFECT GRADE 1/72 ミレニアム・ファルコン

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はじめはネット通販（プレミアムバンダイ）限定だったが、

大がかりなキットなため、まさかそれっきりともいかず、

簡易版（一部機能省略版／スタンダードバージョン）が店頭販売された。

PG スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン(スタンダードVer.) 1/72スケール 色分け済みプラモデル

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完成作例はDORO☆OFF展示会で、

2017年にも

2018年にも

それぞれ別人の作例で拝んだが、

バンダイプラモのプラスチックの特質で、

エナメル系（油性）塗料で汚し塗装をすると、

パイプ状のパーツはピキパキ割れてしまうらしい。

2017年にいち早く完成させ、

「素組に塗装でここまでできる」と銘打った作例を、

模型誌最新号に掲載したモデラーが、

DORO☆OFF会場にその作例を展示していた。

そこで、

「パーツは割れなかったんですか？」

とうかがうと、

「一応、誌面上は素組となってますが、パイプ類は金属線に置き換えてます」

と、申し訳なさそうに答えてくれた。

あくまでも雑誌の都合と建前で、

その方に非はないので、公表は今日まで控えました。

スター・ウォーズ モデリング アーカイヴII

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世間も様変わりし、

ホビーリンク・ジャパンが、2008年からは日本のキットを世界にネット販売。

このため、

従来のSW模型／玩具の各国テリトリー販売制が事実上崩壊。

バンダイは自社のSWキットをアメリカ本国で販売するようになった。

(2016年頃より？)

一時期だけは家電量販店や

テックランド三郷店＝ヤマダ電機

ＭＥＧＡドン・キホーテ草加店

ドンキの棚を占有しながら、

結局はガンプラに巻き返されてしまい、

日本ではショボショボなセールスのSWキット。

本場に市場を移したアメリカではバカ売れだろうと思ったが、

なにせSW不景気のため、

専用販売サイトでもセール中。

PGファルコンに話を戻すと、

同キットは、

スター・ウォーズ第１作『エピソード４ 新たなる希望』（1977・日本公開1978）の特撮用ミニチュアの、

究極徹底再現の縮小模型という触れ込みだった。

推進ノズルの発光帯の内側に、

スリット機構があるのは、

1997年の〈特別篇〉のCGモデルからだが、

実は他にも、第1作モデルではなく、

第2作『帝国の逆襲』版の部分がある。

ということを、海外から投稿のYouTube動画で見つけ、

DORO☆OFF 2017で、

バンダイプラモ開発にも関係している２人に直接訊いたが、

どこが『帝国』版かは即答がなかった。

「ＳＷに一番詳しい」人には、

このようにキリがない。

いかにバンダイや協力者が知識の限りを尽くそうと、

軽々とそれを超えて来る人が必ずいるのだ。

答は、ダッシュボード部分で、

それを明かすと

• 特撮用ミニチュアにディテールがないので、実大セットを再現
• １作目版のセット造形の出来が悪い
• そもそもダッシュボード部分の資料写真が少ない

——等々から、こうしたんだとか。

それから2年。

今年2018年にはRevell社の資本が変更。

SWキットも他社と競合して自社ブランドで製造販売するのをやめて、

かつてのファインモールド1/72スケールファルコンを

アメリカでレベルブランドで発売したように、

バンダイキットをレベル箱替えで海外販売するらしい。（伝聞・未確認）

Youtube動画に話を戻せば、

キットレビューから作例紹介まで、

バンダイキットをネタにしたものがあふれているが、

1. 一つの動画で見終える
2. 時間は5分から10分程度

——と、投稿者ではなく、視聴者目線のものに、なかなか行き当たらない。

ですが、

↓これは久々に感動しましたよ。

キットレビュー動画では、

↓これが別の意味で面白く、

最後までガマンして見終えれば、他のツボで笑えますよ。