クロノス・ワン【附記】/こだわる理由Ⅴ: 1/537エンプラ補完計画〈その26〉 | アディクトリポート

アディクトリポート

真実をリポート Addictoe Report



2つ前のスタトレ記事
(クロノス1〈カティンガ級〉【後編】こだわる理由Ⅳ:
1/537エンプラ補完計画〈その26〉)
で、
現行ラウンド2のカティンガ級1/537スケールキットをベースにした、

1/537 スタートレック クリンゴン クティンガ級巡洋戦艦
プラッツ (2014-03-16)
売り上げランキング: 248,396

「クロノス1(ワン)のまともな完成作例を、
見たことがない」

旨を書いたが、
YouTubeに、
↓こんな動画が!

2014/06/18 に公開

投稿元の、
ダム・ウインド・デザインズ
(DaM Wind Designs 以下DMD)
と言う名前をフェイスブックで探したら、
主宰のデビッド・M・ウィンダム(David M Windham)の作例写真の数々が、
こ…これはスゴイ!

kips

え?

なんだかノイズが盛大で、
よくわからない?

sugoi

いや、まだまだこれからですよ。

↓エッチングパーツはフェドーラトロン。ブリッジのディテールアップパーツはJTグラフィックス
のす
↑ブリッジ後端の士官ラウンジの小窓も、フェドーラトロン。

改造パーツを買いそろえれば、
同じレベルで、誰でもできるわけじゃない。

(上)主船体の鳥の羽根を模した凸部は全て削り落とし、パネル凹ラインは“けがき”直して、さらにプラ板を貼って凸モールドを復活。
misuta-
(中)主モールドだけでなく、各所に配されたレリーフ状の装飾も、エッチングで抜かりなく再現。
(下)JTグラフィックスの改造パーツには、不透明版とクリアパーツ版があるが、DMDはあえて不透明版を選択。両端からチップ型LEDで照らして、全体がグリーンの帯状に発光する様子を再現している。


ではDMD版は、実物のスタジオモデルに、どれだけ肉薄しているのか。

まずは劇中(『スタートレックVI 未知の世界』)との比較。
げっちゅ
ぱっと見、判別がつかないソックリぶり。

スター・トレックⅥ 未知の世界/リマスター版スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2012-02-10)
売り上げランキング: 76,768

代表スチルとの比較。
こにんだ

次に各所のアップ。
※基本的に大判画像は、DMDのキット作例。
 小さい画像は、実物のスタジオモデル。

↓ブリッジ
あたま
完全に同じではないが、その差違はもはや、間違い探しレベル。

↓ブリッジと主船体の連結部
ささ
↑主船体翼部のエッジ。

↓後部インパルスエンジン周辺。DMD版は、なぜか光子魚雷発射管がふさがれている。
きじう
↑艦底の複雑なデコレーション。

↓翼部の紋章とクリンゴン語の艦名表示。
しょうさいず
↑ワープナセル外側・側面。
※ホントに「クロノス1」と書いてあるわけではなさそうだが、(IMMLNKJ?)、実物どおりなのは確か。

↓屋外で撮影された、スタジオモデルのワープナセル外側後端。
なせる
↑DMDのキット作例の同じ部分。

実物のクロノス・ワンのスタジオモデルは、
スタートレック40周年の2006年のオークションで売却されてしまい、
おいそれとお目にかかれるものではない。

となると、現在目にできる世界最強のクロノス・ワンのレプリカモデルは、
このDMD版と言うことになるだろう。

DMDのデビッド・ウィンダム氏は、
↓クロノス・ワン以外にも、
てんじかい
↑多数の完成作例を展示会で披露。

↓中にはこんなものも!
のすわん
こ…これは!
というところで、明日の記事(テーマ:スター・ウォーズ)に続く。