クロノス1〈カティンガ級〉【後編】こだわる理由Ⅳ: 1/537エンプラ補完計画〈その26〉 | アディクトリポート

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これ(〈カティンガ級〉【前編】こだわる理由Ⅲ: 1/537エンプラ補完計画〈その25〉)
の【後編】

ホントを言えば、
カティンガ級クリンゴン・クルーザーを、

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「ゴーサンナナにこだわる理由」
とするのは、いささか無理がある。

というのも、エンプラとリライアントなら、
raiannto
劇中で同一画面に収まっている場面が、たくさん思い浮かぶから、
同一スケールのモデルを並べることにも意味があるけど、
rira
エンプラとクリンゴン艦が、同一場面に収まっていたことはなく、
くりんごん
かろうじてあるのは、↑クロノス・ワン(1)の方だけ。

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だったらキットをクロノス1に改造して、
同スケールのA型エンプラと並べりゃいい、
——といわれれば、たしかにそうだが、
カティンガ級とクロノス1は、単に塗装が違うだけでなく、
ronosu
jiko
細部もかなり異なり、
改造には、けっこうな手間がかかる。

※以下の組写真は、
●モノクロ画像は、カティンガ級一般型
●カラー画像は、要人専用外交領事艦クロノス1(ワン)
大半の出典は、このページより。


↓ブリッジの頂点は、ドーム型から平たいハッチ型に変更。
かてぃ
↑光子魚雷発射管周りには、連鎖状のエッチングパーツが追加。

↓印象の違いは、形状だけでなく、
maido
↑塗り替えた塗装によるところも大きい。

↓これだけ資料が豊富なら、
met
↑とっくにクロノス・ワンの決定版作例が発表されてもよさそうなのに、
いまだ見かけた覚えなし。

↓ブリッジと主船体をつなぐ首の部分には、MPCのベイダー専用タイの部品が!
くび
↑クロノス・ワンに改造されても、その流用パーツは生き残っている。

↓主船体の前縁両脇には、ゴチャメカを詰め込んだユニットが追加された。
だりだり
↑カティンガ級とクロノス・ワンの左舷の比較。

みぎ
↑クロノス・ワンの右舷ゴチャメカの様子。

↓インパルスエンジン周辺と、
popo
↑マニホールド(内燃機関の熱交換スリットのある箱形ユニット)直下に、
エッチングパーツが追加。

↓ワープナセル外側の先端。
321

↓ワープナセル外側の後端。
jujuju

↓ワープナセル内側の先端。
さき
↑カティンガ級一般型と、領事艦クロノス・ワンの、外形上の最大の違いはここ。

↓ワープナセル内側の後端。
みすと

もっとも、写真資料があっただけで、
誰でもそれを立体再現できるわけないから、
カティンガ級の時と同じく、
ぷろと
SRSプロトタイピングが原型を担当し、
JTグラフィックスが販売している、
はな
改造パーツを使うわけだが、
それには、なかなかお金がかかる
pokari

たとえば不透明パーツのセット売りは、
セット1・・・・・・・・・・・・70ドル
セット2・・・・・・・・・・・・48ドル
——で、計118ドル。

dcdcd

電飾用のクリアパーツのセット売りは、
セット1・・・・・・・・・・・・85ドル
セット2・・・・・・・・・・・・48ドル
——で、計133ドル。
vvvv

さらに実感を高めるには、
フェドーラトロン(Fedoratron.com)のエッチングパーツ
53ドルが余計にかかる。
ふぇど^ら

不透明パーツ合計 171ドル(約2万円強)
クリアパーツ合計 186ドル(約2万3千円)


別に究極のクロノス・ワンを作りたいなら、ぜひどうぞと思うけど、
500
単に同スケールのエンプラと並べたいだけなら、
あまりに手間とお金がかかりすぎる。

では、カティンガ級とエンプラが、
同じ1/537スケールであるメリットは、他にないのか?

あったんですよ!

↓こういう、ニコイチモデルが作れるわけ。
らぷちゃー
AFSラプチャー(AFS Rapture)という、
オリジナル宇宙船だそうです。

本題に行き着くまでに、えらく手間ひまかかった割には、
そこにたどりついたら、あっさりおしまい。
(息切れ気味です!)