訃報:川北紘一/それまくる話(70) | アディクトリポート

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この記事より。

平成ゴジラ特技監督、川北紘一さん死去

あらためてWikiを見て
ずっと東宝と、
↓『ゴジラ対ヘドラ』(1971)演出助手
ねすこ
↑「流星人間ゾーン」(1973) 特殊技術


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源流を同じくする、
円谷プロ畑だったと知る。
↓『ウルトラQ』『ウルトラマン』では合成撮影を担当。変身したウルトラマンが、赤い光の中から拳を突き上げて迫ってくる有名な画は、川北が作ったもの。
1234
↑『ウルトラマンA』に特撮班助監督で参加、撮影に凝りに凝った結果、かなり予算をオーバーした。


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「あれえ? 特撮研究所を設立したんじゃなかったっけ」
と思ったら、
それは矢島信男だった。

ヘンだなあ、
↓超合金とか




↑ガンプラのCMって、
川北紘一じゃなかったっけ?

そうだった。

超合金などのバンダイの玩具のCMを多く手がけている。
超合金のCMは1975年『UFOロボ グレンダイザー』の「DX超合金グレンダイザー」のCMから
1980年代の前半あたりまで担当していた模様。
特に1980年の『宇宙大帝ゴッドシグマ』のDX超合金のCMは、IBA(国際放送広告賞)を受賞した。
1981年の「ジオン脅威のメカニズム」のナレーションで知られる『機動戦士ガンダム』、1994年『機動武闘伝Gガンダム』などのプラモデルのCMや、1983年のソフビ人形『ウルトラ怪獣シリーズ』のCMも川北の演出によるもの。


バンダイの玩具は東映作品が大半だったので、
CMも東映がらみだと、勝手に特撮研究所と混同していたよ。

正直言うと、川北特撮でそれほど印象に残るものはなく、
じゃあなんで訃報記事を書いたかというと、
菅原文太氏の訃報を書かなかったことが悔やまれたから。

世代的にもジャンル的にも、菅原氏の出演作をほとんど見ていないから、
訃報にも触れなかったが、
近年の氏の社会的に意義ある正論を、
NHKと日テレが封じた
ので、
あえて取り上げる機会としたい。

また、東宝と言えばゴジラ、
ゴジラと言えば、日本版が2016年に復活するとアナウンスされたばかりだが、
元祖ゴジラ俳優の宝田明氏の堂々たる発言も、
NHKが狼狽した
という嘆かわしすぎる事態も、
この場を借りて記しておくことにする。