隔週刊 スタートレック・スターシップ・コレクション 2014年 12/16号 [分冊百科]
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デアゴスティーニ・ジャパン (2014-11-18)
6/28付けの記事以来、
なかなか頓挫している案件、
スタトレの「フェイズ2(Ⅱ)」エンプラ記事。
Star Trek: Phase II: The Making of the Lost Series (Star Trek (trade/hardcover))
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Judith Reeves-Stevens Garfield Reeves-Stevens
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そこで少し趣向を変えて、
このフェイズ2エンプラの立体化・模型に目を向けてみたい。
ここでいう「フェイズ2エンプラ」とは、
↓マット・ジェフリーズがデザインし、
↓ブリック・プライスと、
↑ドン・ルースが造形したものを指す。
2011年に、エイプリル・ウェルス(April Welles)が、
amt/ERTLの、1/537スケールキットを改造して、
フェイズ2版FSSエンタープライズとして完成させた。
……のはいいんだけど、
パッと見ても、なんかどっちつかずというか、
映画版エンプラに、塗装もディテール(細部形状)も寄せすぎで、
そうそう、これこそ『フェイズ2』のエンタープライズ!
という感想につながらない。
インパルスエンジンの形とか、
もっとTOSの元祖エンプラに近いはずなんだけどなあ……。
せっかく形状をきちんと再現したワープナセルの末端には、
“Federated Empire of Matriarchs”
(Matriarchsとは、「女性中心社会」「母系集団」の意味らしい…)
という、
なんのことだかサッパリわからない船籍も刻まれてるし。
と思ったら、なんとエイプリルという名前からわかるように、
ウェルスさんは女性モデラーで、その筋には、“キット改造ガール”の異名で知られていた。
船籍はともかく、
結局、未製品化・未立体化の溝を埋めようとしたのか、
「ワタシ流設定」に酔いたかったのか、
どっちつかずなところが、
中途半端な印象を与えてしまっているんでは?
まあ、あくまでも
↓この時期、つまり
映画版スタジオモデルの準備期、
マジカム製の初期型
の再現であって、
「その前」のバージョンを期待する、
こっちの方が勝手なんだろうけど、
そもそもエイプリル氏本人が、
表題に、
Phase II FSS Enterprise
(フェイズ2 FSSエンタープライズ号)
と掲げてるところから、勘違いが始まったわけで。
もっと、そのものズバリの、
フェイズ2エンプラは出て来ないのか?
ってところで、つづく。
Articles on Star Trek: Phase II, Including: Star Trek: The Motion Picture, USS Enterprise (Ncc-1701), the Child (Star Trek: The Next Generati
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