備蓄倉庫のあるべき姿/エンプラ改修型大研究C | アディクトリポート

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真実をリポート Addictoe Report


実をいうと、
2013年5月23日の記事以来、
劇場版エンプラ(改装型)のプラモ関連記事を、
ダラダラ、延々と書き続けてきたのは、
今日の記事に行き着くためだったのです。

↓amt/ERTL社の1/537スケール、完成全長約57センチのキット。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ooo
結局、アメリカ国内向けだけで7回もの箱替え、5回もの改修(内容の変更)で、1979~1991年の12年にもわたって発売された。


そもそものきっかけは、
目を離しているスキに、いつのまにか消滅してしまった、
マット・ホール(Matt Hall)氏の、
YouTube投稿動画による、
ポーラーライツ社の1/350スケールキット制作記なのだが、

ポーラーライツ社の1/350スケール、完成全長87センチのキット。
↓2005年の初版と、
だが
↑2009年の再版(再販)。


たまたま、「エンプラ改修型大研究A」「B」で、
話題が同キットに移ったこともあり、
削除された動画の中身を、記憶があるうちに、
かいつまんで説明しておくことにしよう。

1/350キットは、
最初に第二船体の内部施設、
シャトルベイと、それに連なる貨物倉庫の組み立てから始めるのだが、

↓クリーム色がシャトルベイ、黄緑色のエレベーターで降ろされたシャトルは、オレンジ色の区画に格納される。グリーンは貨物コンテナの備蓄倉庫。
こいうぞう

マット・ホール氏が、
↓別売のエッチングパーツまで追加した、壁ごとのブロックを組み上げてみると、
わぱ
↑シャトル用エレベーター(中央の青くへこんだ区画)の幅がギチギチで、
キットに付属するシャトルを、ゆとりを持って配置できないことに気がついた。

ホール氏が「なんでだろう」と原因を探ってみると、
↓キットでは、収納ブロックが船体幅方向に3つ横並びしているが、
こりゃ

劇中では、ブロックは4つ横並びだと判明。
ですよね
↑床にはごていねいに、1~4までのナンバリングまで!

これを知った、
マット・ホール氏を筆頭とする
「こだわりモデラー」たちは、
こぞって貨物倉庫区画を拡張し、
横1列、奥の壁には設定どおり、縦も1列足して、
だす
↑シャトルベイの入口から中をのぞいた時、センターラインの延長上で、格納ブロックが2列ずつ左右均等に振り分けられているのが読み取れる。
エレベーター上のシャトルも、余裕を持って格納されるようになった。

この横1ブロックぶん、縦1列ぶん程度の拡張工作では、
なす
シャトルベイユニットを船体外殻に収めるのと、LED電飾に、なんら支障はないそうで、
ポーラーライツ社が、どうして格納区画(船内ユニット)の幅を間引いたのかが、かなり謎である。

というより、
なんで横4列・縦3列にしなかったんだ?
ポーラーライツ!


ここで取り沙汰したような、

ぱら

レクデッキみたいに、

だんだん

船体の形状や構造上の問題ではないんだから、

ちょく

たかだか引き出し1個ぶん(※奥壁の高さは変更不要)の幅をケチった理由が、
さっぱり理解しかねる。

近年に制作されたCG像でも、シャトルベイと貨物区画の格納ブロックは、きちんと横4列。
よっつ
↑奥壁は、縦3列。
↓別のCG像でも、同様に。大判元画像はここと、ここ
よんよん

こうなると、
この記事を読んでしまったあなたも、
今後このキットを作る時には、
当然貨物区画は、拡張工事をします…よね?

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