まずはその補足から。
「酒場ルタン」の軌跡は、
デビューの
ウルトラマンフェスティバル2011
2011年7月22日(金)～8月28日(日)と、
第26回東京国際映画祭のグリーンカーペット
2013年10月18日の間に、
2013年8月9日（金）に報道、放送された
『パシフィック・リム』の監督、ギレルモ・デル・トロとの対面があった。
↓真性怪獣ヲタのデル・トロ監督には、バルタン造形の最高峰をあてがう一方、
↑クリストファー・ノーラン監督から、「マーベル作品はエンディングにおきまりでオチを加えるが、まともな映画のやることじゃない」と批判されたうちの１本、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督には、「こいつには、“とりあえずバルタン”程度でじゅうぶん」とばかりに、粗悪品をあてがう円谷プロって……。2014年10月31日。
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さて、ウルトラの母から始めた
「ふぞろいの怪獣たち」は、
怪獣・宇宙人部門で語り始めの
↓バルタン星人（右）もこうして一区切りしたので、
↑ガラモン／ピグモン（左）に話を戻すが、
「Ｑ」「マン」劇中に登場したガラモンとピグモンについては、
調べれば調べるほど、深みにはまっていくため、
またの機会に再開ってことで、
いったん中断。
それもあって、
再開ガラ／ピグモン研究は、
バルタンとは趣向を少し変えて、
1966年のオリジナルから2014年の現代までで、
押さえておきたい個体に的を絞って、
あえて
時系列もバラバラに取り上げる
ことにする。
ということで、今回の研究対象は、
映画『アニメちゃん』（1984）に登場したピグモン。
この映画は、『ウルトラマン物語（ストーリー）』
と同時上映だったが、
これまで一度もビデオソフト化されておらず、
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したがって、登場するピグモンのスチルも、
当時の宣材から、ネットに出回っているものをかき集めるしかない。
で、やってみた成果をまとめたのが
↓これ。
（左）映画『ウルトラマン物語』のパンフレット裏表紙は、同時上映『アニメちゃん』のオモテ表紙になっていた／（右）レコード「アニメちゃんの天使たち」「レッツゴー・アニメ」のジャケット。
↑（左）オークションに出品された、『アニメちゃん』の劇場用ロビーカード／（右）パンフ表紙と、手の位置だけが違う、同一のピグモンスーツの写真。
このうち↑右下の画像だけは、実は“アニメちゃん”で検索しても行き当たらず、
黒部進氏（ウルトラマンのハヤタ隊員役）のサイン会を告知するサイトで、
ピグモンをクリックすると、行き着くようになっていた（現在は消滅）。
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で、これだけの貧弱なビジュアルでは、
とても“アニメちゃんのピグモン”で記事展開ができないなあ、
と思っていた昨2013年の９月25日、
Facebook（フェイスブック）の円谷プロのページに、
こんな画像が！
こ…これは、
『アニメちゃん』のピグモンじゃないかっ！
というのも、
今をさかのぼること、30年前、
私は公開当時に『アニメちゃん』を、
同時上映の『ウルトラマン物語』と共に観ていて
（実は『アニメちゃん』の方が気に入っていて）、
劇中でピグモンが火を吐いていたのを、なんとなく覚えていたからだ。
というより、友好珍獣のピグモンが火を吐くなんて、
後にも先にも、『アニメちゃん』以外にはなかったはずだ。
侵略ロボットのガラモンだって、
口からゲロを吐きこそすれ、
火なんか吐いたりしない。
だが、上掲のピグモンが赤ら顔なのに比べ、
火を吐くピグモンはピンク顔。
おかしいなあ…。
記憶違いかなあ…。
何か確認する手立てはないものか？
あった！
本編こそソフト化されていないが、予告編なら！
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貴重な動画は、ここで見られる！
おお、やっぱり顔はピンクじゃないか！
↑改めて確認したら、みんなけっこう気がついていた。
では、宣材に掲載された、赤ら顔のピグモンは何？
※知ってる人も、まだナイショだよ！
というところで、つづく。