終戦記念?人体のふしぎ | アディクトリポート

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この記事(戦後日本の間違い)の続き。

2度の原爆を浴びながら、
戦後65年も生き続け、
93歳でこの世を去った、
三菱勤務の軍艦建造技師、
ヤマグチ・ツトム氏を取り上げた元記事は、
↓矢印をクリックして、

しんこく

音声ファイルを聞くようになっていた
…のだが、
「後は自分でチェック」と放り投げたけど、
どうせ誰も聞いてないでしょ?

ムリもない話で、途中で話がむずかしくなって、
一応英語が聞き取れるはずの私でも、
ガンマ線が人体にどう影響を与えるかのくだりは、
何度聞いても、イマイチよくわかってない。

そもそもネイティブ(英語が母国語の人)でさえ、
「聞き通すのはメンドイんで、誰か文字起こしプリーズ」
と書き込むほどに、現代人はすっかり怠惰になっている。

なので聞き取れたことだけ、
かいつまんで言うとーーーー

原爆や水爆、原子力発電が現実の物になり、
核の恐怖が叫ばれ始めた20世紀前半に、
ある仮説があった。

それは核(放射能・放射線)による人体への悪影響は、
遺伝子レベルで何世代にも受け継がれるのでは、
という、ぞっとする仮説。

『続・猿の惑星』(1970)の地下人間の首領は、メンデス26世(Mendez XXVI)
かく
つまり実際の核戦争から25世代も後の時代なのに、
まるで本人たちが直接核爆発にさらされたような、いたましい姿。

↓もっとグロいバージョンも検討されていた。



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しかしヤマグチ氏の例でも、
どうやらそうはなってない。

戦後5年以上経ってから、
二回被爆したヤマグチ氏と、
1度被爆した奥さんの間に生まれた2人の娘は、
免疫に問題を抱えたものの、
被爆の影響を次世代に継ぐほどの重症ではなかった。

これはなぜか。

被爆した際に体内にあった生殖細胞は完全にアウトだが、
年を経るにつれて、遺伝子は影響を軽減していく。

遺伝子の中には、監視・修復を受け持つものがある。
2本のDNAが螺旋構造でつながっているが、
dna
対をなす塩基は決まっている。

片方が間違っていると、監視役が不正の塩基を引きはがし、
2本両方間違っている場合は、
監視役が双方の不正塩基に、自滅を命じるんだそう。

ざっと書いたので、正確という保証はないが、
非常事態に備えて、
生命継承の仕組みに補正機構があったとは、
人体は神秘である。

もちろん、だからといって、
核が正当化されるわけではありません。

水木しげる先生は、最近、兵士の夢をよく見られるそうです。

あえて終戦の日に記す。