「自転車のタイヤの空気補充が欠かせない」
と書いたら、
バイク乗りのmaeokaさんから、
「スプレー式では気化が避けられず、一次補充にしかならなくて当然」
という主旨のコメントをいただきました。
もちろん、ご指摘に異論はなく、
コメントには感謝してるんですが、
それにしてもの、
異常な空気の減りよう+頻繁に補充が必要
ではあったんです。
そしたら、このたびはからずも、後追い記事を書くことになりました。
私の元記事は味気ないんで、
もう少しこの自転車屋さんのお人柄や、
この店の地域に果たした役割は、
このブログ記事で知っていただくとして、
結局このお店は、
後継者もいないため、
41年余の歴史に、幕を下ろすことになってしまいました。
![さいかい](https://stat.ameba.jp/user_images/20140825/15/addicto/72/58/j/o0500156113046035791.jpg?caw=800)
奥様の筆と思われますが、
見事な達筆ですね。
![さいくる](https://stat.ameba.jp/user_images/20140825/15/addicto/53/99/j/o0500200013046046425.jpg?caw=800)
24日の晩に、「あのお店、どうなっちゃうんだろう」と、
家から歩いてすぐなので立ち寄ってみたら、
この張り紙が見つかった。
今日(25日)、昼間にまたしても空気を補充したチャリで、
別件の用事を済ませる前に、
再び立ち寄り、
この撮影をしたんだが、
その後たちまち、
後輪の空気が急速に抜け始め、
今では完全にパンクしている。
つまり最近のマイチャリの不調は、
ご店主のここ最近の不調や、ついにの絶命とシンクロしていて、
タイヤなりに、共に闘病し、共に命尽きていたというわけ。
なので死に際に「腕が落ちた」のではなく、
魂が、手がけた仕事に乗り移っていたのであった。
おいそれと、誰にもできることではありません。
でもって、パンクを修理しなければならなくなって今さらながらに、
渡邊サイクルが閉店したら、
どこに持って行けばいいのかと途方に暮れて、
なくして初めて気がつく、ありがたみに思い至った。
このブログだって、
前の記事だけで終わりにしてしまわないように、
今日の出来事を通じて、こうして書かされているわけですよ。
なので、かなり遅いが、
「おじさん、これまでありがとう」
と、この場を借りてお礼申し上げます。