ようやくガラモン時代の話を終えて、
X-PLUS 大怪獣シリーズ リアル・マスター・コレクション 総天然色ウルトラQ 「隕石怪獣 ガラモン」 少年リック限定版
posted with amazlet at 14.06.27
エクスプラス
売り上げランキング: 353,703
売り上げランキング: 353,703
ピグモン時代の話。
怪獣シリーズ ウルトラマン編 友好珍獣 ピグモン エクスプラス 塗装済完成品 一部組立あり
posted with amazlet at 14.06.27
エクスプラス
売り上げランキング: 185,362
売り上げランキング: 185,362
「ウルトラマン」本編劇中に
↓ピグモン(左)が初登場したのは、
第8話「怪獣無法地帯」(1961年9月4日放送)
![dsdsds](https://stat.ameba.jp/user_images/20140626/07/addicto/68/e6/j/o0500047612984611494.jpg?caw=800)
↑再生ピグモン(右)が登場するのは、
第37話「小さな英雄」(1962年3月26日放送)
だが、
実はそれより数ヶ月前に、その姿を公開していた。
この素晴らしいサイトの詳細な記録によれば、
ピグモンお披露目で最も早かったのは、
1966年5月から6月にかけて。
向ヶ丘遊園、谷津遊園、小田急デパートにおいて
イベント「ウルトラQ大行進」開催。
展示されたのは、「ガラモン」(※後述)の他、
ピーター、ラゴン、カネゴン、M1号、モングラーで、
(ラゴン、カネゴン、M1号には、人が入って園内を行進した)
![ですよね](https://stat.ameba.jp/user_images/20140620/04/addicto/94/07/j/o0500054912978490584.jpg?caw=800)
↑正確には、「ウルトラQ大会」ではなく、「ウルトラQ大行進」というイベント名。
この際に展示されたガラモンは、
すでにピグモンに改造済みだった。
ついでなので、これより少しさかのぼったガラモン時代には、
「ガラダマ」(「ウルトラQ」第13話)放映の3月27日をはさむ形で、
そろそろブログの画像容量が満杯になるため、再使用でしのぐしかなく、
↓直下の写真1点は本記事とは無関係なので無視してください。
![sonoato](https://stat.ameba.jp/user_images/20140620/03/addicto/62/d7/j/o0500165412978477733.jpg?caw=800)
↑後年にもさんざん使い回された、貴重なガラモンのカラー写真。
3月26日(土)から4月3日(日)までの1週間、
銀座・松屋デパートにおいて
イベント「春休み子供大会 大怪獣ウルトラQの大行進」開催。
ガラモン、ペギラ、ゴルゴス、トドラ、リトラ、タランチュラが展示。
(特定の時間になると会場内をカネゴンやM1号が歩いた)
X-PLUS エクスプラスの大怪獣シリーズ ウルトラQ ガラモン 赤
posted with amazlet at 14.06.27
エクスプラス
売り上げランキング: 173,772
売り上げランキング: 173,772
4月17日(日)には、第16話「ガラモンの逆襲」放映。
同じこの日に、多摩テック(遊園地)において、イベント「ウルトラQ大会」開催。
司会に阿部進、ゲストに西條康彦。
ペギラ、ガラモン、ピーター、モングラー、ラゴン、カネゴンが出演した。
↓これまた、上の写真2点は本文とは無関係。一応、西條康彦氏の顔がわかり、後述との関係で、ガラモンとカネゴンの身長対比は読み取れます。
![どやねん](https://stat.ameba.jp/user_images/20140607/17/addicto/73/48/j/o0500190712965778570.jpg?caw=800)
↑アサヒグラフに掲載された、「ウルトラQ大会」会場でのガラモンと高山氏。
「ウルトラQ大会」は、翌週の4月24日(日)、4月29日(金)にも開催され、
29日には、アサヒグラフの取材で、造形担当の高山良策が会場を訪れた。
この時点では、まだ着ぐるみはピグモンではなく、ガラモンだった。
向ヶ丘遊園での展示(1966年5~6月)に続き、
ピグモンが衆目に触れたのは、
1966年7月10日に放送された「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」
生放送ではなく、前日の9日に収録されたものに、
会場で起こったハプニングをカットして、
対ネロンガ戦の劇中映像に差し替えていた。
本来なら、カネゴンの肩口にも届かなかったはずのガラモンの身長が、
ピグモン化によって、M1号とどっこいまでグンと伸び、
カネゴンの口の真ん中まで達している。
![ですよね](https://stat.ameba.jp/user_images/20140622/20/addicto/02/c6/j/o0500062312981104932.jpg?caw=800)
階段をコケ気味に下りてきたウルトラマンが、
ガラモン(ピグモンに改造済み)にチョップを浴びせると、
頭部がはずれて、演者の顔がむき出しになった。
「ウルトラQ」第3回放送から、
モノクロテレビで見続けていた当時5歳の私も、
この「前夜祭」を見ていたが、
公開放送のノリなんて、当時の子供は全く不慣れだったから、
何が起きているのか面食らっているうちに、
番組が終わったというのが正直な感想と反応。
演出の不手際や現場のハプニングになど気づきもせず、
ひたすら「ウルトラマン」本編の、
斬新な映像の迫力に、
次週以降の新ヒーローの活躍に期待した。
とにかく舞台の筋書きでは、
ウルトラQ(旧)怪獣(カネゴン、M1号、ガラモン)
と
ウルトラマン(新)怪獣(チャンドラー、バルタン星人、レッドキング、アントラー)
がいがみあうようになっており、
まだ第8話「怪獣無法地帯」放送前で、
子供たちはピグモンなんて知るわけないので、
![だぜ](https://stat.ameba.jp/user_images/20140626/08/addicto/dc/71/j/o0500056212984636269.jpg?caw=800)
番組の進行と演者のセリフ通りに、
あくまでもガラモンだと受け止めていた。
(それを言ったら、ウルトラマン怪獣チャンドラー・右だって、
![っっっf](https://stat.ameba.jp/user_images/20140627/17/addicto/1a/7c/j/o0500062912985946297.jpg?caw=800)
ウルトラQ怪獣ペギラ・左にしか見えなかったはずなんだけど…)
X-PLUS ウルトラマン 大怪獣シリーズ 有翼怪獣チャンドラー
posted with amazlet at 14.06.27
エクスプラス
売り上げランキング: 803,693
売り上げランキング: 803,693
エクスプラス X PLUS ウルトラQ【ペギラ カラー版】大怪獣シリーズ
posted with amazlet at 14.06.27
X PLUS エクスプラス
売り上げランキング: 150,007
売り上げランキング: 150,007
以上の情報を総合すれば、
ガラモンからピグモンへの改造は、
4月29日(金)の「ウルトラQ大会」終了後から、
向ヶ丘遊園での、5月の「ウルトラQ大行進」の間だったことが判明する。
ピグモン研究は、まだ続く。