最新スタトレ映画
『イントゥ・ダークネス』関連記事で、
実に12回も費やしてしまい、
さらに飛び込みで、
「スタートレック・コンティニューズ」に触れたため、
すっかり忘れ去られた感のある、
amt/ERTLの、映画版(改装型)エンプラNCC-1701/NCC-1701-Aの、
1/537スケールプラモデル。
個人的には、これを劇中の実物モデルに近づける試みは断念してしまったが、
現在はその手段がすっかり整えられてもいることだし、
一応紹介しておこうと思う。
ただしロングセラーだったキット自体は、完全絶版。
ネットオークションで入手するなら、
木目レンガの走っていない、初版(通称「スムージー」=ツルツルお肌)に限る。
今回は、キットの外形やディテールを修正する改造パーツの紹介。
改造パーツに特化しているのは、
ドンズ・ライト・アンド・マジック(Don's Light & Magic 以下DLM)。
ベーシック・ディテールパーツ
セット内容は、
■レク(レクリエーション)デッキの、透明な四角い窓
↓中央のインパルスエンジンの右脇だけ、窓枠のパターンが異なるが、キットは他の箇所と同一。
↑これを正しい四角窓の透明パーツに差し替える。
■第一船体と接続部の延長パーツ
↓キットの「首」は、円盤との接続部が短いので、
DLM製のパーツで、クチバシを伸ばす。
↑完成写真(下2枚)は、DLMのパーツを使用して改造済み。
■ワープナセル前縁スリット
■スリットの上にあるドーム型のクリアブルーの小さな円形パーツ
■第一船体底面中央部のユニット(下部惑星用センサー)
↓天体観測ドームのパーツは、終端が直線処理されている(上)が、
↑実際は円盤の外形に沿って、弧を描いている(中)ので、
厳密には修正する必要がある(下)。
↓しかし苦労して端を修正したところで、
↑しょせんは、張り出し部に対して円盤形の径が実物より短いので、
↓同スケールのリライアントのパーツを流用した方がいいのかも…。
↑ただしこのように、完全にエンプラと同形でもない(四角い2列の凹みがない)ので、
判断はあくまでも自己責任で。
1/537 スタートレックシリーズ U.S.S. リライアント
posted with amazlet at 13.11.03
amt (2011-03-19)
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■ブリッジ、センサードーム
↓写真は改造パーツを更に加工して、
↑後端のドッキングポートの径を縮めている。
塗装まで極めれば、
↑実物とほぼ遜色のない、
↓56センチモデルが完成する。
■第二船体先端部のディフレクター(前方障害物除去)ユニット
↓電池交換用に、ひねって取り外しが出来るように、出っ張っていた突起を取り払い、
↑ツライチにしたところに、
↓DLM製改造パーツを接着すれば完了…とはならない。
↓なぜなら実物モデルには、ついている段差が、
↑改造パーツにはないので、プラバンで付け足す必要があるため。
■ハンガードアのディテールパーツ
↓実物のハンガーベイ脇のディテールは、かなり複雑で、
キットのサイズでは、ほぼ再現不可能。
↓その割には、健闘しているんでは。
■半球に突起のついた(乳房風)形状の、フェイザー砲塔
↑キット本来の船底はのっぺらで、こんなオッパイ突起はない。
■インパルスエンジン上面の、ブルークリスタル
■光子魚雷発射口
そのものズバリの大判写真は発見できず。
おそらく赤枠内と同じパーツを、赤い透明樹脂で抜いたものと思われる。
■発光部/自照灯用の透明パーツ
写真はありません。
※DLM製パーツによる改造作例の画像は、
●クリストファー・ドール Chiristopher Dollの、2004年作例
●アーサー・ペンドラゴン Arthur Pendragonの、スターシップモデラーの2006年掲載分
●マイケル・スカローラ/クロウト Michael Scarola's (crowe-t) のフォトバケット(たぶん2009年)
●PJTモデルズ PJT Modelsの、2012年作例
----を主に借用しました。(他にもあります)
ベーシックキットだけで、こんなに長くなったので、続きはまた今度。