ルパン三世のホントの年齢/それまくる話(50) | アディクトリポート

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これの続き…のつもりでしたが、

その前に。

「死の翼アルバトロス」の冒頭で、キャンピングカーの車内でズタボロに撃ち抜かれるのは、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-かーてん
ジャケットではなく、カーテン
とのご指摘を、
ぼすけてさんからいただきました

ありがとうございます。

とはいえ、これが劇場版第1作『ルパンVS複製人間』(1978)を否定する意味で盛り込まれたカットという、私の主張は変わらない。

どころかますます、その思いを強くした。

根拠は、
*この場面でこのカットを盛り込む必然性がまるでなく、
*TV 2ndほどには、憎しみも敵意も抱いていない映画1作目については、指摘されても「それは考えすぎ。カーテンですよ」としらばっくれられる
から。

で、次に話を進めようとした矢先に、
野田首相の、この発言があったので。
「特定の後援会がずっと続き、特定の家柄が政治を続ける。これ家業じゃありませんか。
2世、3世、ルパンじゃない

急遽この話題にそれまくる。

この人、マンガ(アニメ)の見すぎじゃないの?

ルパン2世が泥棒だなんて、誰が決めた?

いや、このQ&Aにあるように、
(以下引用)
Q:ルパン3世についてですが、2世も泥棒ですか?

A:ケン牧田という金庫破りを相棒にしており、後にルパン三世は牧田の娘リエを助けています。(第1期テレビシリーズ)
ルパン一世が盗み出した斬鉄剣の製法を記した秘伝書を示刀流総帥に盗まれたり(第1期テレビシリーズ)
(以下略)

アニメ「ルパン三世」では、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-にせい
↑TV 1st 第21話「ジャジャ馬娘を助け出せ!」より。
ルパン二世も、ほぼ自動的に泥棒に分類されてしまってるが、
それがアルセーヌ・ルパンの生みの親、原作者のモーリス・ルブランの本意だったとは考えにくい。

この年譜によれば、
*1900年にルパン(一世)が26歳の時に、妻クラリスが男子ジャンを生むが、産後の肥立ちが悪くて死亡。翌々日、ジャンが行方不明となる。
*1923年7月に49歳で、失踪した息子とおぼしき青年、フェリシアン・シャルルと出会う。
となっている。

このルパン2世、ジャン(フェリシアン)は、インディアナ・ジョーンズ(1989年7月1日生まれ)とほぼ同い年だから、実父アルセーヌと再会した1923年には23歳と、計算がしやすい。

この息子が、父の後を継いで泥棒になるなんて、考えにくいが?

もちろんルパン一世は何度も結婚しているし、娘のジュヌヴィエーヴもいれば、あちこちに女性遍歴もあったので、ルパン三世に連なるルパン二世は、ジャンとは別の誰か…なのかも知れないが、その場合でも、二世の一世との因縁やつながりは、先述の息子ジャンよりさらに希薄になるわけで、ますます泥棒稼業に手を染める動機が乏しい。

まあどうせ、原作者のモンキー・パンチも、アニメ担当の高畑勲も宮崎駿も、そこまで考えちゃいなかっただろうけど。

んでもってついでに、ルパン三世の実年齢も割り出してみたい。

というのも、
*近年、ルパン三世という作品に説得力がなくなったのは、年齢設定がなくなって、サザエさん同様に、永遠に歳を取らないキャラクターになり果ててしまったからだし、
宮崎駿が『カリ城』で、30代の「オジサマ」ルパンの時代設定を1968年にしたのは、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ひづけ
「そんなに都合良く、ルパンが自分と同じ年齢や世代のはずなんかないだろう」という見込みも反映されてるだろうから。

以前に、ルパン二世を失踪した息子ジャンと仮定して、このシミュレーションをやってみたことがある。

それによれば、
*ルパン三世エドガー・ダンドレジー(←祖母方の姓)は、
1939年、
フランス人ジャン・ダンドレジー(この時39歳)と日本人の母との間に、長男エドガー・ダンドレジーとして東京で誕生。
1968年に29歳で、
カリオストロ公国のクラリス姫の政略結婚を阻止。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ka
同国のニセ札製造の秘密を暴く。

1970年に31歳で、
生まれ故郷の日本へ戻り、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ぜんはん
ここから72年に、33歳で日本での暗躍を終えて中国へ渡るまでが、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-nuhoho
TV1stの物語と位置づけられた。

----と設定するのが、一番収まりが良かった。

もちろん、同様に他の4人のキャラについても年齢設定をやってみたが、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-hanarani
あくまでも私の妄想なので、今回はパス。

以上、50回目の、それまくる話でした。