実質的には、５月15日のこれの、実に４ヶ月以上ぶりの続きです。
さすがに皆さん、お忘れだと思いますが、
幻のMS-01から、
MS-02、
MS-03までやってきて、
今回はMS-04。
と、その前に、
機動戦士ガンダム公式百科事典―GUNDAM OFFICIALS
には、
『THE ORIGIN』版とは別の、MS-03（と思われる機体）が掲載されているらしいが、
「高額（15,750円！）なため、おいそれと閲覧できない」
機動戦士ガンダム公式百科事典―GUNDAM OFFICIALS/著者不明
￥15,750
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と書いたところ、
ひっそりと公開してくださった方がいらっしゃいます。
教えてくださった、kita082さん共々、ありがとうございます。
こちらでご覧ください。
さて、MS-04は『THE ORIGIN』版の前にも、発表されたデザインが３つもある。
一つは、由緒正しい大河原邦男氏の、M-MSV（大河原邦男コレクション）の、
↓この機体。
プロトタイプ・ザク。
二つ目は、「Ｇ２０（ジー・ツー・オー）」２号に掲載された、
↓これに再録されています。
G20復刻版 REVIVAL SIDE-A/著者不明
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↓この機体。
通称アーリー・ザク
しかし今さらながら、この「Ｇ20」版アーリー・ザク、
幅の薄い横側だとか、変遷を示すのが目的だとか、理由は色々わかるけど、
どうにも各機体の差がわかりにくく、間違い探しくさくてイマイチ。
三つ目は、漫画『Developers 機動戦士ガンダム Before One Year War』に登場した、表紙にもある
↑2001年12月号から2003年10月号まで「ガンダムエース」に連載。
デベロッパーズ―機動戦士ガンダムBefore One Year War (角川コミックス・エース)/山崎 峰水
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↓この機体。
試作型MS-04。
MS-04 プロトタイプ・ザクの試作機という位置づけ。
旧ザク（MS-05）との違いが、イマイチ不明確。
そこでようやく、THE ORIGINのMS-04、
プロトタイプ・ザクは、
↓大河原デザインが、これ。
同じ人のデザインでも、両者は大きく異なる。
安彦良和の画が、こちら。
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11) (カドカワコミックスAエース)/安彦 良和
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MS-01～03までの建設機械っぽさは完全になりを潜め、
小顔を乗せた、たくましい胴体と長い手足の、
完全な格闘士の体型は、
後継機種と並んでも見劣りしない、堂々たる戦士ぶり。
2006年に、レジンキットも発売された。
MS-04 (ガレージキット)
メーカー ： B-CLUB
スケール ： 1/144
素材 ： レジン
原型制作 ： 柳生圭太
原作 ： 機動戦士ガンダム The Origin
発売日 ： 2006年11月下旬
定価 ： 17,640円
商品コード ： 2625
こちらも勇ましいヒーロースタイルが決まっている。
さしずめローマ兵士あたりが発想の原点か。
『ジ オリジン』との親和性を高めている、『電撃ホビーマガジン』2011年9月号には、1/100スクラッチのMS-04も登場。
M-MSV版との開きは、ますます大きくなった。
MS-05旧ザクは、THE ORIGIN版もテレビ本編のイメージを引き継いだ感じで、
特に目新しいところはないので、今回でTHE OIRIGIN版ＭＳ研究は、おしまいです。
おつきあいいただき、ありがとうございました。
