『素朴な疑問』は、以前にヤマトでやりましたが、
前編
後編
今回は、スター・ウォーズに関する疑問。
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ブルーレイの特典映像を見て思いだした、ある疑問。
1:57あたりからの、この画面。
マットペインティングと実景の合成だが、
右側にファルコンとXウイングが。
……これのどこが疑問?
いや別に、『ジェダイ』を見てる限りは、疑問に感じませんけどね。
タトゥイーンを発つ時は、
ファルコンに、
ハン、レイア、ランド、C-3PO、チューイー
Xウイングに、
ルーク、R2-D2
が乗っている。
ですが、『ジェダイ』のノベライズだと、
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上の砂漠のシーンには、
Yウイングも1機停泊している。
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「なんでだろう?」と疑問だったが、
『帝国の逆襲』のラストを思い返すと、理由がわかる。
ハン・ソロ救出のために、ランドとチューイーが、先にファルコンで旅立つ。
それを見送る、ルーク、レイアとドロイド2体。
ルークとR2が、Xウイングでランドたちの後を追ったとすると、
レイアとC-3POは、
どうやって(=何に乗って)タトゥイーンにやって来たのか?
ノベライズに書いてあるとおり、Yウイング1機に同乗して来たんだろう。
実は同じ問題は、
悪名高い『ホリデー・スペシャル』でも起きていて、
↑このアニメ部分だけは、ブルーレイにも収録されてます。
この時もYウイングで解決している。
ソロ船長が操縦不能のファルコンが宇宙を漂流。
ルークはR2と後を追おうとするが、
チューバッカの通訳が必要になるため、C-3POも同行することに。
そうなるとXウイングは使えず、
複座のYウイングで発進することに。
余談だが、アニメ劇中ではコクピットモジュールが離脱して脱出ポッドとして機能し、
くしくも『帝国の逆襲』(1980)のスノースピーダーの一案、
Yウイングの機首を転用したタイプを、
彷彿とさせる。
Yウイングに話を戻すと、
パイロット席の後は、
真上のイオン砲を操作する砲手(ガンナー)用の席で、
がらんどうで、素通しのはずである。
1作目『スター・ウォーズ』(1977)のデス・スター攻撃戦では、
人員不足の反乱軍は、複座のYウイングにも1機につき1名のみしか割り振れず、
パイロットの後の砲手席は、常に空席。
後年のイラストでは、
これまたスノースピーダー同様に、
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パイロットとガンナーが、背中合わせの座席配置になっているものもある。
とにかく『ジェダイ』後半の第2デス・スター攻略時のYウイングは、
砲手の席に、(おそらくはイオン砲操作用の)ゴチャメカが詰め込まれてしまい、
誰も乗り込めなくなってしまったため、
これに伴い、レイアとC-3POが、Yウイング1機に同乗するというのもムリになった。
かくして2名が、どうやってタトゥイーンにやって来たのかは、
永遠に、謎のままになってしまったわけである。