ハイパーウェポン 2011／よげんの書（８）＋蒼きヤマトへの憧憬（39）

23日に、これが発売されましたね。

ハイパーウェポン 2011 神なる永遠の黄昏 （宇宙戦艦ヤマト 復活編）

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これの続刊ですね。

艦船模型スペシャル別冊 HYPERWEAPON2009 2009年 12月号 [雑誌]

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最新刊も色々見どころはありますが、


なんと言っても、表紙にもフィーチャー（※featureだからフューチャーじゃないよ）されている、

波動砲実験艦武蔵（ムサシ）ですよねえ。


『復活篇』（2009）の一つの意図に、松本零士デザインからの訣別があり、
キャラに関しては、

「誰やねん？」もしくは、

「こんなの、○○じゃねえよ！」が徹底されたが、
ヤマト本体については、外観は、ほぼそのまま。


一時期あった、「2520のヤマト18代目にモデルチェンジ」という、



これまで幾たびも浮上しては立ち消えになった案は、またもついえて、

シド・ミードのデザインラインは、
ブルーノアや、

主力戦艦等に、

一部引き継がれるにとどまった。

そこでムサシは、
ヤマトの主船体に、2520の司令塔を乗せた基本構造になっている。

アイデア賞ものですね！

で、今回の「よげんの書」は、このハイパーウェポン別冊ではなく、「ヤマト二番艦ムサシ」でヒットした、このサイト。

マンガ形式の静止画投稿サイトで、
一枚目は漫画「銀河鉄道999」に登場した、ワープテスト艦。



私が勝手に、「ヤマト2192」と呼んでいる物。

↑仮称ヤマト2192（右）

二枚目は、
「波動研究船ムサシの妄想です。 上部艦橋は完璧に適当です」
とされる、この側面デザイン。

どちらも2007年発売の1/350と、そのデザインの元になった1999年のPSゲーム用デザインを踏襲しているが、


形状や設計思想のみならず、
「波動研究船」と「波動砲実験艦」
「ムサシ」と「武蔵」
というターム（用語）の符合まで含めて、まさに「よげんの書」！

投稿は1年前の、2010年６月26日。

投稿者は「藤堂大和」。

世の中には、隠れた才能が、まだまだいるものですね。

もしくは「誰もが同じ時期に、同じようなことを考える」ともいう。