いや、「佐藤かよっ!」じゃなくて、人の名前です。
どうみても女性ですが、元・男性(戸籍上は今も男性)だそうですね。
男性から、外見を女性に転化しても、声がネックになることが多いのに、
どう聞いても女性の声ってところが、一番びっくりでした。
甲高い声を作ってても、地声は低いのが、この手の人(で、くくっちゃうのは失礼だが)の常。
……。
気を取り直して、佐藤かよについて、詳しくはこちらで。
顔はいじってないらしい。
読みが「さとう・かよ」で同じ、佐藤佳代といえば、※くしくも佐藤かよと同じ、名古屋出身の、岡田有希子の本名ですよね。
成績がオール5に近く、クラスメートの誰もが、「佳代ちゃんは将来、医者になると思ってた」と言っていた。
しかし1981年頃(中2で14歳)から、芸能界入りを決意。
身内は芸能界がどういうところかわかっていたし、本人の資質にそぐわないと判断して大反対。
翌1982年(中3で15歳)に母親は、芸能界入りするために
*学年の成績が1番になること
*中部統一模擬試験(現『新・中統テスト』)で上位5位以内に入ること
*(名古屋の名門)向陽高校に合格すること
の3つの要件を提示したが、全て満たしてしまう。
東京の転校先の、芸能人御用達の堀越学園のクラスメートは、
石野陽子、河上幸恵、菊地陽子、倉沢淳美、高部知子、本田美奈子、南野陽子、長山洋子、田中久美、柴田くに子、松本友里、宮崎萬純、長沢ゆりか、永瀬正敏、桑田靖子、片岡孝太郎
等、そうそうたるメンバー……なだけでなく、なぜか亡くなったり、スキャンダルの渦中の人となったり、大病を患う人が多い。
先日(2011/11/16)も、松平健さんの夫人、松本友里さんが、鬱(うつ)から自殺したし、
永瀬正敏もガンで激やせ。
……いや、これは映画「毎日かあさん」での役作りでした。
とにかく岡田有希子はデビューから好調で、順調にスター街道を驀進。
日テレの「NTV紅白歌のベストテン」(堺正章と、榊原郁恵が司会)で、ステージに組んだ高い構造物の上で歌ったとき、動揺して声が震えて、うまく歌えないことがあった。
そして運命の1986年4月8日のこと。
「恋愛の悩みだったのでは?」とようやく打ち明ける、サンミュージックの相澤秀禎社長。
2007年の収録映像です。
※この時点では、相手の名前には言及していない。
で、自殺当時は、ファザコン気味の岡田は、主役ドラマ「禁じられたマリコ」での共演者の「おじさま」、峰岸徹が悲恋のお相手だったのではとウワサされたが、
それはずっと都市伝説で、実際の相手は、別の人だと思ってた。
※画像と本文は関係ありません。(笑)
だけど、この前もガセネタに踊ってしまったので、ここは慎重に調べてみたら、
こんな記事が!
転載
峰岸徹が死ぬまで向き合い続けた
「岡田有希子自殺」の衝撃
貴重なバイプレーヤーとして映画やドラマで活躍していた俳優の峰岸徹さんが、肺がんのために(2008年10月)11日、65歳の若さで亡くなった。
亡くなる前、筆者(記者の本多圭)は峰岸さんが出演している大ヒット中の映画『おくりびと』の中で死体となった彼の姿を見ながら、22年前に起こった故・岡田有希子さんの"飛び降り自殺事件"を思い出さずにはいられなかった。実際に、峰岸さんの死に際して、このことを持ち出す報道も多くあった。
亡くなった峰岸さん自身にとっても、一生忘れられない事件だったはずだ。
日本テレビの『スター誕生』の第46回決戦大会で優勝。桜田淳子や松田聖子らを輩出していたサンミュージックから、アイドル歌手としてデビューした岡田は、あっという間にスターの座に上り詰めた。ところが、絶頂期を迎えた1986年4月8日にサンミュージックの屋上から飛び降り自殺を図ったのだ。
「岡田はTBSドラマ『禁じられたマリコ』で共演した、かなり年上の俳優の峰岸徹に弄ばれたとか、彼の子供を妊娠したとか、それらが自殺の原因かのような無責任な憶測や噂が飛び交ったんです」(当時を知るワイドショー関係者) 当時、筆者も取材に飛び回った。だが、筆者の目に入ってきたのは、離婚していた峰岸さんが、引き取った子どもを溺愛し、かわいがる姿だった。その姿から、彼は女を弄ぶタイプのような無責任な男ではないと確信した。その確信は、岡田の"芸能界の育ての親"と言われているサンミュージックの相澤秀禎社長(現・会長)の取材で、揺ぎないものになった。
「有希子は、デビュー前から僕の自宅で下宿していたんですが、デビューして売れ始めたんで、一人暮らしを始めた。その3日後に有希子の住んでいた部屋に、のりピー(酒井法子)が入ってきたんです。そして、自殺する3日前に、僕の家に有希子が食事に来た。なんとなく元気がないから、"おまえがこれからうちの会社を背負っていくんだから、がんばらなきゃだめだよ"というと、"私なんかもう、だめだから""あとにいい子(=酒井法子のこと)がいるじゃない"という暗い話をしだしたんです」と、相澤社長は自殺前の岡田の様子を語ってくれた。
岡田は、4月8日の早朝、自宅でガス自殺とリストカットを図ったが、未遂に終わった。危険を察した事務所は岡田を事務所に連れてきた。
「僕が歯医者から戻ると事務所のビルの下が大騒ぎ。有希子が飛び降り自殺したんです。僕を待っている間、朝の自殺騒動について僕に何か言われるがいやで、屋上に言って飛び降りたんだと思ったんです。ところが、彼女が残していた1冊の日記風のノートが発見されて、それを読んで自殺の真相が理解できました」
その日記風のノートには、相手の男性の名前(=峰岸徹)はもちろんのこと、彼女が峰岸を思い、そのことがうれしくて、喜ぶさま。一方で、その恋は成就することがないと判断し、真綿でクビを絞められるような苦しみが克明に綴られていたという。
「有希子は峰岸さんに恋焦がれて、プラトニックな愛を持ち続けて、自殺したんです」(相澤氏)
峰岸さんは、岡田の自殺の真相を知って「正直、ものすごくショックです。僕は兄貴のつもりでいたんですが、彼女はそれ以上のプラスアルファがあったのかもしれない。それが愛だったら、責任を感じます」とコメントした。
実に厄介な問題だった。しかし、峰岸さんは、常にこの問題から逃れることなく生きてきた。そして、ドラマや映画で感動を与えるバイブレーヤーとして活躍。改めて、峰岸さんに「お疲れさん」と言いたい。合掌!
(本多 圭)
そうなのかなあ……。
ってことは、都市伝説だと思ってた方が真実で、事実と思ってた方が都市伝説だったってこと?
死人に口なしで、そうなら丸くおさまるけど……。
釈然としないのは、「プラトニックな恋愛だった」ってところ。
決定的な結論が出ないうちは(失恋するまでは)、いや決定的に失恋しても、それだけで死という手段を選ぶかね?
だってそんなことしたら、好きだった人へのあてつけになって、迷惑かかるじゃん。
実際、峰岸氏は、ずっとその汚名を引きずったんだし。
岡田有希子が死ぬという決心は揺るぎないもので、そこには、何が何でも、自分の存在をこの世から消し去るしかないという、選択の余地のないところまで追い詰められた、切羽詰まった心理が、かいまみえる。
で、闇に葬るしかない事実といえば、アイドルにあるまじきスキャンダルで、それはやっぱり望まない妊娠で、本人は本命に恋心を抱いていたわけだから、別の男性との関係でそうなったと考えた方が、私は納得いきますね。
自殺の4日前の番組。
ふっくらしている。
少女から女性へ、娘から母への体つき。
で、その相手の男性が、たとえば尊敬する先輩アイドルのだんなで、
※画像と本文は関係ありません。(笑)
その奥さん(先輩アイドル歌手)は、結婚前に男女の交渉にはきわめてオープン(笑)で、しょっちゅう子供ができちゃうたびに歌番組をお休みし(笑)、堕胎専門の病院が別の病名の診断書を出してた(笑)から、
ダンナとしても同じノリで、「もしもできちゃったら、おろせばいいじゃん」で、岡田有希子にも手を出していたとしたら?
岡田有希子は、絶対にこの事実をあからさまにできず、また先輩歌手とは違って、妊娠したら堕ろせばいいという安直な発想が浮かばず、
岡田有希子という存在をこの世から消し去ることで、事態の解決を図っても不思議はないと思う。
"私なんかもう、だめだから"
"あとにいい子(=酒井法子のこと)がいるじゃない"
彼女の母親は、娘の妊娠説を否定し、「数日前にも、いっしょに買い物したときに、生理用品を買い求めていた」と主張したが、それくらいの工作はやるんじゃないの?
彼女がバツグンの頭脳の持ち主だったことを忘れてはならない。
で、突然自殺すれば、当然世間は「なんで?」となって、そこでも事実を明かしてしまえば、事実隠しのために自殺する意味もなくなっちゃうから、見かけ上の自殺の理由をでっちあげるしかなかった。
1986年4月8日自ら 遺書に、
「あこがれていたのに、
最近冷たくされて悲しい。勝手なことしてすみません」
と書き残して、相手を峰岸徹ということにし、あくまでも恋心が破れた末の、プラトニックなものだったことにする。
一時期は峰岸に矛先が向いても、彼はちょっかいだしてないんだから、責任も何もなく、そんなに迷惑かからないだろうと考えた。
というより、追い詰められた彼女にとって、考えられる自殺の理由の、それが精一杯だったんではないか。
これを裏付けるように、峰岸氏には、その後も派手な浮いたウワサがない一方で、例のアイドル歌手のダンナは、結婚中にも浮気が発覚、
※画像と本文は関係ありません。(笑)
都市伝説には事欠かない人で、ゲーム番組の収録中にヅラが取れただとか、
※画像と本文は関係ありません。(笑)
現在も老いてなお盛ん、うんと歳の離れた女性とのウワサが再燃してるし。
※画像と本文は関係ありません。(笑)
まあ、一つだけ確かなのは、岡田有希子(佐藤佳代)というのは、やると決めたことは絶対にやり遂げる人だったということだ。
自殺者のうち、以前に自殺未遂経験があるものが男性では13.5%、女性では28.6%だそうだが、未遂直後に再びというのは珍しい。
そこまで彼女を追い込んだものは何?
サトウカヨに端を発する、それまくる話、その8でした。
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