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いよいよ、現実的になって来ましたね。
auで、iPhoneが使える日。
※画像はイメージです。
ずいぶん前からウワサがあって、根拠は、
＊アメリカで通信最大手は、iPhoneの現行キャリアの老舗、AT&Tではなく、
↑AT&T社のロゴの変遷。
現在は「at&t」（小文字）ってこと？
Verizon（ベライゾン／ヴェライズン）。
＊AT&Tの通信形式は、ドコモやソフトバンクと同じ、W-CDMA。
＊Verizonは、auと同じ、CDMA2000。
＊そのVerizonが、まずは（それまでAT&Tが独占販売していた）iPadを、昨2010年10月28日から販売開始し（発表は同年10月15日）、
昨年10月にはしかし、早くも次世代iPadの情報も！
＊これがiPhoneサービス開始の布石ではと目されていたところ、先日（2011年１月11日と、１並びの日に）実際に発表され、２月10日から発売される運びとなった。
↑まるでヒーロー共演（下）のような、発表会でのベライゾンとアップルの固い握手！（上）
そうなると、同じことが当然日本のauにも期待され、気の早いマスコミは、早速auに突撃取材を試みたが、広報の答は、
「まだ何も決まってません」と、当然ながらそっけないもの。
以前に、日本ではどこがiPhoneを出すかが話題になった時、上述の事情でドコモかソフトバンクしかありえなかったが、「現在アップルと交渉中です。じきに朗報をお伝えできるはず」みたいなコメントを出してしまったドコモが、
アップルの信用を失って、
ゲキリンゴ～！
ソフトバンクに持って行かれた経緯があるから、
auも迂闊な発言はできない。
だけでなく、auはいつまでもiPhone発売を待ってられないので、自社向けCDMA2000対応の、なんちゃってiPhoneとでもいうべきスマートフォンも開発していて、２年もかかってようやく完成したのが、シャープ製Android OS搭載のスマートフォン、IOS3。
日本のケータイ市場を見据えて、iPhoneにない機能、ワンセグやおサイフケータイ等に加え、禁断のスカイプまで盛り込み、レディガガを起用したCMも功を奏して、
「auだから、iPhoneが使えない」とあきらめていた需要を掘り起こして、昨2010年11月26日に発売されるや、空前のヒット。
2010年末で、60万台を越える注文のうち、27万台しか出荷が追いついていなかった。
アメリカで、VerizonからのiPhoneを歓迎する声には、「同社のユーザー数が多いから」だけでなく、「電波の繋がり具合が、AT&Tよりもずっと良い」というのもあって、それはそのまま、日本のau（＝電波状況良好）とソフトバンク（＝電波状況貧弱）にもあてはまる。
しかし日本でauがiPhoneを出す際に最大の問題になるのは、音楽・映像・電子書籍配信で、au独自のLISMO!があること。
iTunesとの統合なんて、
※この新ロゴ、一部に不評らしいですね。
（アップルはともかく）auは願い下げだろうから、ヘタするとこの問題で、auからはiPhoneを出さない、もしくは出せないことにもなりかねない。
まあ、スマートフォン競争に負けてユーザーが他社にどんどん流れているので、そんなこと言ってる場合じゃないと思いますけど。
私は、IDO時代からのauユーザーで、ドコモやソフトバンクへの移行はありえない（どちらのケータイも以前に持っていたが、なじまなかった）ので、朗報を待つ一人です。
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