1/12に、アシェットから、「奥さまは魔女 公式DVDコレクション」が創刊されたので、
↑地域限定先行販売のため、発売日が異なっています。
今回は「奥さまは魔女」(1964年~1972年)について。
番組は、実はど真ん中世代(日本で放映開始の1966年には、5歳だった)だけど、一話もしっかり見通した記憶がない。
とはいえ、今回の製品CM、第2シーズンの74話までのモノクロのカラー化とか、
※別にこの全集のためじゃなく、最初のDVD化の時からそうだったにせよ、意義あることです。
ナレーションに中村正(81歳!)を起用してることに、強い思い入れと意気込みを感じますね。
で、2005年には、このテレビシリーズのリメイクが、ニコール・キッドマン主演で映画化されましたが、
いつものニコール・キッドマン主演作品同様、本人の美貌と魅力に頼りすぎで、中身はユルユルでしたが、そもそもテレビ「奥さまは魔女」がコメディなんだから、別に腹も立てずに、けっこう楽しんでみた。
実を言えば、映画館で2回も見た。
で、本作の成功要因は、
主演の魔女イザベラ・ビグロー役、
ニコール・キッドマンのイメージが、
オリジナルTVシリーズのサマンサ・スティーブンス役、
エリザベス・モンゴメリーにかなり近く、
しかしそのこと(2人の役者の風貌や雰囲気が似ていること)に頼り切らず、
テレビ「奥さまは魔女」に対して、かつての視聴者が潜在的に抱いている、漠然とした共通イメージを、
配役や状況を微妙に変更しながらも、
さりげなく再現していることにも起因する。
しかも劣化コピーに堕すことなく、映画ならではのグレードアップにつとめ、
モンゴメリーよりも長身で細身、美貌も勝るキッドマンを起用しただけでなく、
本作公開時の2005年は、1968年生まれのキッドマンは38歳!
テレビ現役時のモンゴメリーは、31歳から39歳。
サマンサの母親エンドラ役(テレビ版はアグネス・ムーアヘッド)に、
イメージ的にはぴったりなれど、まさか起用されないだろうと思わされる、名優シャーリー・マクレーンを配するなど、
役者の布陣は、ほぼ完璧。
なので正統なテレビ番組の後継作と位置づけられて?、
本商品の、定期購読の申込者へのプレゼントにもなっている。
ほぼ完璧の、「ほぼ」とは?
というところで、つづく。
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