※いつも通り、図々しく他サイトから勝手に画像をパクっています。
「ふざけるな!」という場合は、個人メッセージでお知らせください。対処いたします。
9月19日の日曜日、どろおふ2が、浅草橋の東商センターで開催された。
画像はここから拝借
場所はなかなか秘密基地チックで、東京近郊ずまいで、当日チャリで出かけた私でも、初めて存在を知った場所。
しかしコスプレアニソンイベントも隣で開催されてたので、知る人ぞ知る聖地だったらしい。
隅田川沿いで、松本零士デザインのヒミコが見られた絶景ポイント。
ではランダムに、気に入った作品を紹介。
入口近くでは、ちょうぎさんのコルドバ!
「ただ組んで、塗っただけじゃん」などと思うなかれ。
ガレージキットって、買っても完成させない人ばっかり。
これを見て、「へえ、いいキットじゃん!」と思って買い求めても、どうせ?ここまで行き着かないから!
次がGrasserさんの、映画版ジュピター2。
以前から、ひとかたならぬLost in Space(テレビ邦題「宇宙家族ロビンソン」)愛を示していたこの方、さしずめ卓上照明スタンドとか、インテリアとしてのライトディスプレイ的に、とにかく美しく仕上げるのが信条で、そこがリアルな汚しが幅を利かせる宇宙船モデリング界では、若干異端児だったんだけど、今回のジュピター2で、ご本人の目指す路線の、ある頂点に行き着いた感じで、とてもとても気に入りました。
なかなかここまでの電飾はこなせませんよ。
ここまでしてもらえたら、↓キットも浮かばれましたね~。
次が三門(ミカド)さんのマクロス・クォーター
色々と初めてづくし。
高橋清二つながりで、前から知ってる人なんだけど、
*「みかど」は、「帝」だと思ってた
*静岡ホビーショーでも作例展示があったはずなのに、「これ」と認識したのは今回が初めて
*HJ用作例として、フルスクラッチでこれ(変形可能!)を作り上げるスキルをお持ちの方
等々。
次がそのつながりで、高橋清二。
ウェーブの1/72マットアロー1号の原型を展示。
本人は圧倒的に第一次ウルトラ支持世代なので、「帰ってきたウルトラマン」にも、マットアローにも思い入れなし。
なのにこの出来。
いやむしろ、思い入れがないからこそ、ストレートに解答に行き着くらしい。
好きなものを手がけると、あちこちチマチマいじくり続けて、いつまで経っても仕上がらず、しかもそういう直しが、一般にはまるで伝わらないという無間地獄を、くりかえしがちな人なので。
いえ、別に、どの製品がそうだと具体的に言えるわけではないですが。
※写真と本文は関係ありません(笑)
次が、この記事でもひとかたならぬお世話になった、ぎゃんご・ふぇっとさんのタイ・ボマー。
「ちょっと胴体が太いかも」「イマイチ煮え切らない半ツヤ塗装」等、もちろん気になるところもないわけじゃないが、これをきちんと完成させたから、その次(JMCでのフルカウルYウイング受賞)につながったんで、良いステップアップをしてると思います。
お次は、ヴェネター級スター・デストロイヤー3隻そろいぶみの、臨時編成艦隊!
ズズズズズズズズズズズズズズ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ドドドドドドドドドドドドドド
↑左からジル(GillesV27)さん・フクイさん・ヤタさんの作品
↓3隻のうち、2隻は電飾バリバリ。
そしてお次は、ヤタさんの最大最強作、
1/144のミレニアム・ファルコンを主役?に、
↑どろおふ2終了後に、スターケースで現在展示されている状態。ファルコン下の周辺ユニットのみで展示
同船が貼り付いた、スター・デストロイヤーの司令塔後方をフルスクラッチ!
では主役のファルコンから、
少しカメラを引いてみましょう。
まだカメラを引けますね。
まだ引ける!
デカい!
デカすぎる!
もはやプラモとか模型を超越したスケール!
つまりは映画『帝国の逆襲』(1980)の、この場面を再現するため、
↑こちらが劇中。
↓こちらがヤタさんの作例
実際の撮影方法やセッティングまで、
約1/4でそっくり再現したわけ。
なので、1/4スケールのフィギュア(約45センチ)を置けば、
この撮影(準備)風景を再現も可能。
とはいえ、大型スケール(設定スケールは1/144だが、事実上の1/4)だからといって、手抜きは一切なし。
節度ある電飾の司令塔の底の部分に注目して、
四角い窓に次第に寄ってみると、
帝国兵士2名の人影が!
そもそもの発想は、1/144ファルコンは小さすぎるので、それ自体のディテールアップに腐心するよりも、ディオラマで展開するモデラーが多いと(ヤタさんは)予想。
そこであえて、皆がやりそうなディオラマをやらずに、「まさか誰もやらないだろう」というこれに取り組んだとのこと。
で、実際に目にした感想は?
ホント言うと、思ったよりはインパクトがなかった。
なぜかというと、あまりにも手際が良すぎて、どこかにこういう製品があったのを買ってきて、会場に展示しているみたいな整然ぶりだったから。
模型展示会じゃなくて、実物のプロップ(映画撮影に使用されたホンモノ)を見てるような錯覚を覚える。
しかも精度的には、こっちの方が数段上だし。
うますぎるのも考え物ですね~。
ヤタさんの作例は、文句なく「超絶」「前人未踏」だと思いますよ。
※この件については、次回に続く。
よって本件(超絶・前人未踏)に関するコメント(該当者約1名・笑)はお控えください
とても1回では収まりきれないので、残りの作例は、〈その2〉で!
人気ブログランキングに参加中。気に入ったらポチしてね。