キラー・ヴァージンロード | アディクトリポート

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今年の邦画ワーストは、『ROOKIES-卒業-』でも、
オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-ルーキーズ

『ごくせん THE MOVIE』でもなく、
オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-ごくせん

岸谷五朗初監督作品、上野樹里主演の----
オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-ヘンタイ
『キラー・ヴァージンロード』に決定です!
オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-坂道
おめでとう、怒り肩で、ウエディングドレス姿がちっとも色っぽくない樹里ちゃん!
オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-怒り肩

いえ、見てない『山形スクリーム』なんかも、かなりキケンな匂いが漂ってますけど。

そのひどさは、とうとうと語らずとも見れば誰にでもわかるし、そもそも見る価値もないので、これでブログは終わり、でもいいんですけど、どうして俳優が監督した作品に駄作が多いかを、ちょっと分析してみたい。

ドリュー・バリモアが自ら製作(監督はマックG)した『チャーリーズ・エンジェル』(2000)とか、
オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-チャリエン3
オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-チャリエン2

役所広司の『ガマの油』(2009)とか、
オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-がま

マキノ雅彦名義の津川雅彦の『寝ずの番』(2006)とか『次郎長三国志』(2008)とか、
オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-寝ず
オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-次郎長

とにかく俳優主導、監督の映画で、まともな作品があったためしがない。
これはなぜかというと、俳優は俳優の立場からしか映画を観ないからだ。
だから脚本とか物語とか構成(編集)とかはどうでもよくて、とにかく俳優が長い時間、多彩に映っていれば、俳優にとっては「良い映画」なんである。

それから、撮影現場が和気あいあいと、楽しいことも大切だ。
仕事は気持ちよくやらなくちゃ!
そういえば、これまたお粗末だった『キューティーハニー』(2004)も、
$オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-はんう
現場はとても良い雰囲気だったそうだ。

こういう映画に出やすい俳優っていて、いわゆる仕事を選ばないタイプ。
木村佳乃も、上述の「寝ずの番」にも出てたし、声さえかけられれば、二つ返事で引き受けちゃう。

上野樹里は「ジョゼと虎と魚たち」(2003)はちょい役で評価のつけようがなく、なんといっても「スウィングガールズ」(2004)と、
$オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-水
その直後(同作のプロモーション活動中)のしっとりした感じがピークで、
その後の『亀は意外と速く泳ぐ』(2005)と『笑う大天使』(2005)『7月24日通りのクリスマス』(2006)では完全なイロモノ扱いになり、
『サマータイムマシン・ブルース』(2005)も『出口のない海』(2006)『グーグーだって猫である』(2008)『コドモのコドモ』(2008)と、どれも印象が薄い。
タイトルロールの『奈緒子』(2008)はまあまあ。
$オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-なおこ

そうなると『スウィング』以後は、この『奈緒子』と、
『虹の女神 Rainbow Song』(2006)くらいしか、
$オレにやらせろ! 作家浪人Addicto救出プロジェクト-めがみ
まともな作品に恵まれていない。 


海外の知人が、自分の出資する小劇場に連れて行ってくれた。
小道具を担当したらしい。

劇の中身は、英語なのでよくわからなかった。

終わって感想を訊かれたので、「英語が難しくて……」といいかけたら、「小道具だよ、小道具! いいできだっただろ?」といわれた。

どんな作品でもスタッフもキャストも、自分の仕事にしか興味がないようだ。

たまには短めにまとめてみました。

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