空と風と川の流れを. -15ページ目

空と風と川の流れを.

 空と風と川の流れを求め,素の自分を表現できたら良いなと.

 思い返してみると、正月三が日以降週末も休まず仕事していた。それは自分に専門性がある仕事をしているので、他のプロジェクトに関わらざるを得ない、つまり仕事を頼まれると断れない立場にある。そのせいで、自分自身のプロジェクトも当初の予定より随分遅れている。ボスは容赦なしに急かしてくる。

 三月に入った頃からそろそろ心身ともに疲労が抜けなくなりヤバい状態になってきた。ええ加減、こういう状態を回避するスキルを身につけなければならないのはわかっているのだが、休むよりも少しでも仕事を進めたい気持ちが勝ってしまいズルズルと仕事をしてしまう。

 他のプロジェクトの仕事を仕上げたのが三月の中旬で、自分のプロジェクトにある程度目処が立ったのが先々週。先週はいくつかの外せない仕事とミーティングが入ってしまったので休みが取れなかった。で、今週火曜日、ボスの顔も他のメンバーの目を無視して釣りに出掛けてやった。

 

 しかし、あまりにも疲れ過ぎていて、しかも準備の時間があまり取れなかったせいで、キャンプ中の料理、釣りの準備そのものと、そしてビデオ作成のための準備とアイデアも、ぐだぐだな状態になってしまった。

 ノースカロライナ州チェロキーまでの5時間の運転するのも体力的に自信がなかったのだが、なんとか自身を奮い立たせた。

 

 ほんと、キャンプをするのには計画と準備が大切だよ。

 途中の食料品店で食料を買い込むのだが、予定も立てていなかったのでなにを買うかも決まらない。結局いつものようにアヒージョの材料と朝食のためのクロワッサンだけ思いついたので買った。

 

 キャンプ場に到着すると夕方4時を過ぎていた。その日は釣りをするつもりはなかったので、とりあえずテントを立てて寝床を確保する。

 キャンプの初日の夕食はいつも肉蕎麦にするのだが、自宅からトッピングにする牛肉のしぐれ煮を持ってくるのを忘れてしまった。仕方がないので具なしの蕎麦にした。

 日が沈むと急に冷え込んできた。電源が装備されているテントサイトだったのでセラミックヒーターを持ってきた。これがなければ極寒になっていただろう。

 

 朝はまずコーヒー。

 これだけは外せない。

 味噌汁が飲みたくなった。今回はまったく準備してこなかった。仕方がない。

 とりあえずクロワッサンを食べて釣りに向かった。時間は朝10時になっていた。

 

 ところが釣れない。

 全く釣れない。

 昨年の4月に同じ場所で釣りしたときはそこそこ釣れたのだが。まったく魚の反応がない。やっと釣れても15cm程度のニジマス。

 どうも時期的にちょうど釣れにくい時期に来たようだ。三月頃から少しずつ水温が上がってきて魚が動き始める。この時はまあまあ釣れる。5−6月になると産卵期に入る。産卵期に入ると魚は深く沈み、しかも産卵場所になるような場所に固まってしまって普段魚がいるような場所からはいなくなる。4月というのは釣れるはずなのだが今年は先に進んでしまったのか。いずれにせよ魚がどこか固まってしまっているようだ。なるほど、先週にこの川で釣った魚の画像をインスタグラムでみかけたが、婚姻色、つまり腹が赤くなっているような魚だった。

 そんな状態なので早々に切り上げてキャンプ地に戻る。

 

 釣れないので動画を撮影する気にもなれない。

 とりあえずGoProで撮影をするが、釣れないのだから、ただ毛鉤を投げているところだけの動画になってしまう。ストーリーを作ることさえできない。

 

 そんな状態で二日目、三日目同様だった。

 なにもない。変化もない。

 二日目の夜はアヒージョ。オリーブオイルにトマトとマッシュルームとエビを入れて煮込むだけ。塩と胡椒で味つけ。

簡単だけれどもハズレはない。

 翌朝はそのアヒージョの残りでガーリックトースト。トッピングは残りのマッシュルームとトマト。これがまたかなり美味い。

 

 四日目、最終日の朝からようやく体力が回復してきた。

 それほど疲れていたのか。こんな状態になる前に適度に休みを取るべきだった。もう少し休みを取ることにエゴイストになってなってもいいかもしれない。

 

 しかし、その日は早朝からそこそこ強い雨になった。雨空を眺めながらコーヒーを飲んで朝食を取る。

 9時になってきてようやく雨が弱まったので、素早くテントと道具を片付けて車に積みこんだ。

 

 まったく釣りにならなかった。こんなのも初めてだった。

 動画を作る素材も撮れなかった。仕方がない。

 

 来月、もう一度。

 

 

 

 

 

 アメリカで生活しているが、日本の食材は輸入品になるのでやはり高い。さらに最近は円安の影響でさらに高くなっている。

 アジア系の食料品店にいくと、

 エノキだけ一パックー5ドル前後 - 日本円で750円

 一平ちゃんの夜店の焼きそば 7ドル 1050円

 などというばかばかしい値段。

 こんな物価の現状で日本食を維持するのは容易ではない。

 野菜や果物は米国産でどうにか代用できるが、工夫するにも限界がある。

 納豆なんて、3パック小粒納豆 7ドル99セント前後、 日本円で1200円前後

 ざけんなっていう値段。どう考えても朝食に毎日食べられるような値段ではない。

 

 というわけで、納豆を自宅で作ってみることにした。

 どうやら納豆を作るのはそれほど難しいことでもないらしい。米国で生活している日本人の中には実際に作っている人も多いとのこと。

 

 大豆(中国産) 1.3kg 9ドル(1350円)

 粉末大豆 3g入り(日本製) アマゾンで7ドル

 タッパー、圧力鍋

左が大豆(中国産)、右がAmazonで売っていた納豆パウダー。納豆菌のパウダー。

 

 1.前日の夜に大豆を水に浸す。水の量は大豆の三倍程度 6-8時間 今回は300gの大豆を使った。

 2.圧力鍋にざるをいれて、その中にふやかした大豆を入れる。水の量は大豆に直接水が触れない程度の量

 3.圧力鍋を火にかけて、沸騰してシュッシュッといい始めてから弱中火にして60分

 4.その間に、タッパーウェアを煮沸消毒、あるいは熱湯をかけて消毒する。

 5.火を止めて圧が下がってから大豆を取り出して、熱々のままボウルに移して、粉末納豆0.5-0.7g程度ををさっと混ぜる。

 6.タッパーウェアに広げるように大豆を取り分けていく。大豆の高さは3cm以下程度になるようにする。

 7.ペーパータオルを上にかぶせて水分が落ちないようにする。

 8.暖かい場所に放置。給湯器の上、あればヨーグルトメーカーなど。24時間。

 9.24時間たってからタッパーウェアに蓋をして冷蔵庫で冷やす。1-2日程度。

 

 結果。

 できるもんだねぇ。

 写真は冷蔵庫に移してから二日目。納豆らしく表面が白くなっている。

 

 冷蔵庫に移してから一日目は粘りが無い。失敗かと思った。だが納豆の味はしている。食べられない味ではない。

 ところがだ。二日目、そして三日目では納豆らしい粘りが出てきた。驚いた。まだ発酵が進むのだ。

 出来た!涙出てくるほど嬉しかった!

 改善できる点としては、暖かい場所で発酵させるときの湿度管理だろう。湿度を高めにするともう少ししっとりとした納豆ができるかもしれない。

 めんどくさいけど、かなり安上がり。300gの大豆を用いた場合、一食分30g分消費するとしておよそ12-14食分の納豆ができる。計算してみると、一食分25-35セントぐらいになる。三パック分とすると0.75-1.05ドル。10分の1以上の節約。これはすごい。

 

 なんかね、お金持ちだから買えばいい、という考え方ってなんか違うと思うんだよ。

 適正な値段ではないということは、どこかで無駄になっているか、誰かが搾取しているか、ということだと思うんだよね。だからといって生産者や流通そして卸売り、小売の業者の費用を非難しているわけではない。何らかの理由があって高価であってもその値段になっているんだろうけど、工夫することでなんとかなるものならぜひするべきだと思う。なによりも知恵と頭は使うべきでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 ソニー24mm f/1.8 Zeiss Sonnarというレンズがある。このレンズ13年前に発売されたもので、当時はまだソニーのミラーレスカメラはNEXと呼ばれていた時代であるが、ミラーレスカメラの使用目的が静止画の写真撮影から動画撮影が用途が拡大したことで見直された感があり、YouTubeで動画撮影方法を解説する動画では、24mmという焦点距離からVlogや動画撮影にも使いやすくしかもそれほど高価でもないということでよく紹介されている。

 

 このレンズはAPS-Cセンサー専用のもので、35mm換算でおよそ35mmになる。ということは、動画撮影においては標準レンズの領域に入ってくる。

 

 動画撮影において、特にVlogと呼ばれる自撮りをすることを考慮すると、広角から超広角レンズと呼ばれる16mmぐらいからのレンズが使いやすいとのこと。カメラを手に持って腕を伸ばして自分にカメラを向けると丁度いい具合の画角に張ってくるのがだいたい16から20mmぐらいになってくる。しかし、自分自身、自撮りを頻繁にするだろうかというとそうではない。それほどイケメンでもないし、しゃべるのもそれほど得意でもない。ということで超広角のレンズははやり必要ではない。広角域で十分と思う。

 なによりも、動画と写真をこれ一本でなんとかならないものか、という目的でこのレンズを入手した。

 

 いいレンズっていうのはそのレンズを通してファインダーを見ただけでだいたい検討がつく。ああ、これは評判どおり良いレンズだなというのがわかる。絞りを開放で、焦点が合っている部分がシャープで背景のボケはスムーズである。あまり良くないレンズっていうのは焦点部分がいまいちすっきりせず、背景のボケもどこかガタガタしてるような感じになるもんだ。

 

 さて、実際に使ってみると、

 まず気付いたこととしては、色が濃く出る。

 しかも最短焦点距離が15cmということでかなり近くに寄れる。なるほど、料理撮影にもよく用いられるレンズということか。

 

 動画撮影するとどんな感じになるんだろうな。早く釣り場で使ってみたいところ。