合唱人(がっしょうびと)の飯田です
昨日土曜日の朝は大好きな「サワコの朝」に由紀さおりさんがゲスト出演しました。
最近彼女がゲスト出演すると必ずお話しされるのが”日本語の美しさ”です。
その例として童謡を例にとって紹介をしてくれます。
例えば、瀧 廉太郎作曲の『花』
♪春のうららの隅田川ではじまる アレです。
ここで大事なのは隅田川を「すみだがわ」と発音しますが「が」を鼻濁音(正確には「が」の〃を○に表記します。)と言って鼻にかかる「が」と発音します。
隅田川を美しくするための表現ですが、最近は「が」と濁音になることがあり「が」の音が強くなってしまいせっかくの日本語の美しさが失われてしまします。
また、二番では「♪見ずやあけぼの 露浴びて」と歌いますが”隅田川”にあたる”露浴びて”
つゆあびて の ”あ” は音が高くなります。(楽譜にはそのように書かれていますが、歌うときは1番と同じように歌ってしまいがちです。)これは次の”び”の音が強くならないように配慮されて作曲されているからです。
合唱を始めて長くなりますが、歌を歌っていると日本語を美しくするための作曲者の意図が楽譜の上に垣間見えます。うまく言葉にならないのですが、由紀さんのように解説していただくと言葉にできます。
以前、小学生を預かる施設にパートで行ったことがありますが、スタッフの皆さんが散歩するときに歌ってあげる歌は戦隊ものの主題歌だったり、アイドルグループの歌ばかりで童謡を歌ってあげるスタッフはいませんでした。
私の歌のレパートリーは合唱になってしまうので自然と童謡になってしまいます
子供たちは聞きなれない童謡でも聞きやすく歌いやすい童謡に反応してくれてうれしかったのを覚えています。
童謡が音楽の教科書から外され始めているようですが、ぜひ童謡を見直して歌ってあげたいですね。
静岡東新田教室講師:飯田
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