俳優の自然体とは
オーディションで試されることは、、、
この俳優に任せたらシーンが輝くか?
物語を面白くしてくれるか?
これはハリウッドでのメインキャストのオーディションでの話だが、、、
では、日本のオーディションはどうだろう?
プロセスはハリウッドのコピーだが内容はかなり違う
メインキャストは大手プロダクションのタレントにもう決まっている
その上で小さな役に対して何かできる俳優を探している
オーディションに呼ばれる俳優のほとんどが設定、台本、絵コンテ、場が読めない
感情発表会はできるが設定にはついて来れない
オーディションに必要なのは設定の理解力と存在力だ
オーディション、本番、で頼りになるのは自分の身体に染み込んだ心技体である
俳優の心技体とは存在感と場の読みである
何を要求されている?
何を試されている?
実践メソッドとは演者が空間を作りあげる方法論である
シーンスタディから俳優の中に沢山の人格essenceを作り上げることで存在力が自然体になる
シーンスタディの質が俳優を大きくする
〜続く😎🎭🎬
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養成所の演技
養成所、ワークショップなどを経験して来た人たちの演技はなぜか共通している。
台詞を一緒懸命に言う。次に感情を作って吐き出す。
先ずは相手がいない。相手に対しての見解が無い。
設定を無視した自分のアイデアだけを放り込んでいる。
キャラクターは何が言いたいか分からない。
キャラクターは何を望んでいるのか分からない。
キャラクターとしての人間を演じるなら、、何を感じて、何を言いたくて、設定上の全ての人、物に対して見解があるはずだが、、、
俳優自身が一緒懸命台詞を言い、感情を吐き出し、設定と遠く離れた独自のアイデアを入れ込んでいる。
演技とは設定上の人間を自分の中から作り出すことだが、自分から飛び出す作業と設定を理解することが不足しているようだ。
設定を離れた自分のアイデアでどんなに面白いことをしてもキャラクターとしては面白くない。
観客を魅了する演技は設定の中で何ができるか?から始まる。
〜続く🎭😎
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