ダン・コージのブログ
For Young People, Stay Gold !!(^O^)/
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昭和男児は死際を知る

『晩秋〜赤冬』



若い頃からよく聞かされた言葉だが、人の一生とは短いものだ。



最近特に老いを感じる。



勝手気ままに生きて来た。



後悔は何もない。



あるとすれば娘には父親らしいことをしてあげられなかった。





これまでに出会った沢山の人々に感謝したい。



新時代と呼ぶべきかな。



昭和のノスタルジックの世界で生きて来た者には、現代のスピードには付いて行けないだろう。




義理 人情 思いやり


とは程遠い世界になって来た。




アナログを生きて来た人間だからこそ引き際が大事に思える。




未知の分野にも沢山チャレンジできた。




想像もしないような世界に身を置くことも出来た。





肉体の衰えは精神の衰えでもあるような気がする。




燃え尽きるまで走り抜けよう。




赤冬! 完全燃焼まであとわずか!





俳優は気を練る



人の気と書いて『人気』と呼ぶ。



舞台だと観客の気が集まる。



観客が100人だと100人の気が俳優に注がれる。



必ずしも好意的とは限らない。



1,000人だと1,000人の気が注がれる。



俳優が偽物だったら舞台から放り出される。



形だけのcharacterは嘘がバレる。






観客を熱狂させるには、俳優が本物の存在を生み出さなければならない。



圧倒的な存在力が必要である。



観客は俳優の一挙一動を注視する。



観客の気はさらに強くなる。



そして初めて合気になる。






俳優が観客の気を受け入れるcapacityがないと合気にはならない。



会場がざわつくだろう。



合気を作り出すことができれば物語が動く。



〜続く😎🎭




ユングの心理学vs Method




DKASではMethod Actingの手引きとして呼吸法を通じて瞑想の世界から『潜在意識』を超えて『無意識』の世界を知る!をはじめました。





長い間、本格的な、Method Actingを教えることに迷いました。



なぜなら、、、




日本に戻って来て目撃したのはメソッド・アクティングと称して『感情の解放』と言うエキササイズをやっていました。そして演技どころか、そのエキササイズで心を病んでしまった若者と数多く出会ったからです。






『感情の解放』とはその人物が抱える過去のトラウマを突っついて喜怒哀楽を自由にさせる目的のようだった。





これでは俳優どころか、イタズラにその人のトラウマに入り込んで心の傷を広げてしまいます。






世界を凌駕しているMethod Actingとはユングの心理学から始まっています。






『意識』

普段の生活からなる環境、教育、経験を通して培われた知識、見解です。自分の世界観、自我を作り出しています。







『潜在意識』

遠い過去の記憶、体験、五感を通して何となく覚えている。





一般のSenseMemoryはこの辺りと思考を行ったり来たりしています。トラウマも通常はこの辺りです。






『無意識』

経験、過去の記憶に全くない。無限に広がる心の世界です。ヨガや仏教の瞑想、過去生、karma、もこの辺りです。




そして『影//darkside』と呼ばれる世界があります。






『集合無意識』

ユーラシア大陸を始め、北半球、南半球、などで共通する心の集合体。DNA,などもこの世界です。私が師事した易学の福永先生はこの世界を研究してらっしゃいました。ユングはこの世界に人類の共通する無意識がある!とといています。






演技の場合は、まず『意識』の世界。自我で生きる演者には表面だけの面白さであって時間が経てば忘れ去られる。現代のエンタメで起きてる実際の現象です。そして技術を学ぶ上で自我を消していく。





『潜在意識』の世界では過去の記憶、トラウマに触れて、感情を自由にする。元に戻れないと大変なことになる。撮影後、感情が戻らなくなり実生活にもどれない。生きられなくなって自殺、ドラッグ、やアルコール中毒になる若いタレント、俳優もここです。要注意!





一方で『無意識』の世界は人々の共有する心の部分に触れることができる。勿論それぞれのスタイル、型、が当然のごとくあります。演者がとことんそのレベルまで自我を削り落として達すると、【存在🟰個性】と言う魅力が生まれます。1930年代から始まって現在まで絶えず進化を続けています。



😎🗻🎬








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