ダン・コージのブログ -7ページ目

俳優は多重人格者



設定を理解してキャラクターのイメージが見えて来たら次のステップは personalization をする。





『personalization』

イメージしたキャラクターを自分と繋ぐ作業である。





中から繋ぐか?外から繋ぐか?はキャラクターによって異なる。





繋ぐ作業をMethod Acting と呼ぶ。





多くの俳優はキャラクターの上っ面を演じる。しかし世界のトップ俳優はキャラクターの生き方を見せることが出来る。





ハリウッドのトップ俳優は人格を変える作業として自分の中に沢山の自分がいることを学ぶ。そしてキャラクターの世界に近づこうとする。





一般人は生きて行く上で周りと上手くやって行く為に、一定した人格を持つ。時には環境によって違う顔も見せるが人格が変わることはまず無い。







ハリウッドの一流が人格まで変えて来る演技を見たことがあると思う。全ては多重人格者としての自分を認知して承認しているからだ。





貴方は一生の内に何人の自分と出会えますか?




〜続く🎬🎭










An Actor's Problem



俳優の仕事は台本からキャラクターを見つける。


キャラクターの考え方、感情レベル、キャラクターはこの設定の中で何を求めているか? 何を達成したいか?設定の中で出会う人々の一人一人に対して見解がある。


声のトーン、喋り方、歩き方、癖、気持ちの動き、感情を抑えるタイプか? 吐き出すタイプか?


キャラクター像が出来たら、イメージしたキャラクターになって行く。キャラクターを着る!とも言う。


この段階で台詞を覚え始めるが、キャラクターの思考、気持ちの動きはある程度理解している状態である。


書かれた台詞以外の表現//インプロが出来てキャラクターを把握したといえる。



良く見られる Actor's  Problem  はこの作業を飛ばして直ぐ台詞を覚え始める人達だ。養成所で演技を学んで来た人たちに多くみられる。


自分の思いだけで感情発表会をしてもキャラクターに近づくことはできない。キャラクターを自分の世界で作るのでは無く、キャラクターの世界に登って行く!

Acting Is Emotional Journey!


🎭🎬


見えない世界が見えて来る

人生芸術の鍵は背負った性、宿命と運命の認識から始まる。宿命とは変えられない事柄、時代、環境、両親など、。



運命とは自分で選んだ生き方。岐路に立たされた時の選択である。



どんな選択をしようとも人によって見えている世界、見たい世界が違う。見解とはその人が見えている世界である。そこから価値観の違いがうまれる。



奥行きを求める人は練習に工夫を加えて匠の世界を目指す。もちろん見えて来る世界が変わって行く。どんなに頑張ってもパターン化した練習を続けてる人は見えている世界が変わらない。



プロフェッショナルの中にも一流と呼ばれる人とそうでない人との見えている世界は違う。




演技の世界でも台詞とイメージ、雰囲気で何とかしようとしている俳優と、キャラクターの思考、感情の動き、見解まで演じている俳優とでは見えている世界が違う。



Method Actingとはキャラクターの生き方を演じることです!


〜続く🎭🎬




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