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[鉄欠乏により高まる脳卒中リスク]

(HealthDay News  2014年2月20日)


鉄濃度が低いと、血液の粘度が高まり、脳卒中リスクが上昇する可能性がある
ことが、英インペリアルカレッジ(ロンドン)国立心肺研究所のClaire
Shovlin氏らの研究でわかった。

研究論文は、オンライン科学誌の「PLOS ONE」2月19日号に掲載された。


Shovlin氏らは、肺の血管が太くなるまれな遺伝性疾患を有する500人近くの
データを検討した。
通常、肺の血管は動脈に血栓が入らないようにするが、これらの患者では、
血栓が肺を通り抜け、脳へ移動し、脳卒中を引き起こす。

研究の結果、鉄欠乏がみられる被験者では血小板の粘着性が高く、脳卒中に
なる可能性が高かった。
鉄濃度がやや低い場合でも、脳卒中になる可能性は正常範囲の中ほどの
鉄濃度の被験者の約2倍だった。

Shovlin 氏らは、多くの人に、血栓に肺の濾過システムを迂回させる別の
状態がみられ、今回の結果が最終的に脳卒中予防に役立つ可能性があると
いう。

鉄欠乏は世界の20億人にみられ、近年の研究では、鉄欠乏が脳卒中の危険
因子である可能性が示されているが、その機序は不明だ。

Shovlin 氏は、「鉄が足りないと血液中の血小板がくっつく。これによって
鉄欠乏が脳卒中の原因となる理由の説明がつくと思われる。ただし、この
関係を証明するにはさらに多くの研究が必要である。次の段階は、高リスク
患者が鉄欠乏を治療することで脳卒中が発症する可能性が低減するかどうかを
調べることだ」と述べている。




http://www.healthdayjapan.com/





















最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

『本当は怖い花粉症~危険な鼻づまり~』

N・Tさん/62歳(当時)  木工所経営


40年間まじめに働いていたお陰で、一人娘も無事嫁がせ、今は夫婦2人で
幸せに暮らしていたN・Tさん。
2月に入ってから急に左側の鼻が詰まりはじめたのを不思議に思っていま
したが、娘からそれは花粉症だと言われ、納得。
しかし、たかが鼻づまりと、特に病院にも行かず放っておいてしまいました。
そんなN・Tさんに次々と異変が襲いかかります。


<症状>
(1)左側の鼻だけつまる
(2)黄色く粘ついた鼻水に血が混じる
(3)左目からだけ涙が出る
(4)左の上の歯が痛む
(5)左の頬が腫れる
(6)左の頬が異常に腫れ、激痛がする



<病名>上顎洞癌



<なぜ、花粉症から上顎洞癌に?>
N・Tさんの身体を蝕んでいたのは、花粉症ではなく癌でした。


私たちの鼻の穴は、「副鼻腔」と呼ばれるいくつもの空洞につながって
います。
その1つが「上顎洞」。

上顎洞癌とは、文字通りこの上顎洞が癌に冒され、最悪の場合、死に至る
こともある病。
現在、この病気を発症する人は年間およそ1,000人。
中でも多いのが50代以上の男性です。

そして花粉症の時期に症状が出た場合、花粉症と勘違いしてしまう可能性が
ある恐ろしい病なのです。


ではなぜN・Tさんは癌に冒されてしまったのでしょうか?
実は上顎洞癌が発症する詳しいメカニズムは、まだ解明されていません。

しかしN・Tさんの場合、その原因の1つにホコリが考えられました。
作業場で毎日ホコリを吸い続けたN・Tさん。
すると上顎洞の粘膜を覆う線毛細胞が傷つき、炎症が起こります。


そして、これに拍車をかけたのが40年以上に渡る喫煙でした。
タバコの刺激で上顎洞の炎症は、しだいに慢性化。
ついには細胞が癌化してしまったのではないか、と考えられるのです。


そして上顎洞癌の最も恐ろしいところは、癌が出来てもしばらくは何の症状も
出ないこと。
これは癌が何もない空洞の中で成長するためなのです。


そしてようやく現れた最初の症状が、左側だけの鼻づまりでした。
この時、2センチほどに成長した癌が、左側の鼻腔を圧迫。
そのため、左側の鼻だけが詰まったのです。
これこそが花粉症と上顎洞癌を見分ける決定的な症状。
花粉症の場合は、両方の鼻が詰まります。
しかし上顎洞癌の鼻づまりは、必ずどちらか片方だけなのです。
それは癌が左右両方同時に出来ることがまずないため。

さらにもう1つ、花粉症との大きな違いがあります。
それがあの血が混じり、黄色く粘ついた鼻水。
花粉症の鼻水は、水のように透明でサラサラの場合がほとんど。
一方、上顎洞癌の場合は、癌細胞の一部が腐り始めることで、悪臭を
ともなったウミとして排出されます。
同時に癌そのものからも出血するので、あのような鼻水が出たのです。

もしこの時点で耳鼻科に行き、CTやMRIなどの検査をしていれば、癌を
早期に発見することができたはず・・・。

しかし、不運にもN・Tさんは、自分を花粉症だと思い込んでしまいました。
そしてたかが鼻づまりと放置したことが命取りだったのです。


最初の鼻づまりから1ケ月後に現れた、あの片側だけの涙目。
あれは4センチほどに成長した癌が、上顎洞の上の方へと進行し、涙管を
圧迫。
行き場を失った涙があふれ出たために起きたもの。
鼻づまりと同じく、目の症状ももちろん左だけ、顔の片側だけに症状が出る
のが、この病気の特徴なのです。


そしてついに意外な場所に症状が現れました。
あの歯の痛みです。
すぐさま病院へ行ったN・Tさんですが、痛みの本当の原因は、実は歯では
なくやはり癌でした。
癌が今度は上だけでなく、下の方にも増殖。
歯の神経を刺激したためズキズキとした痛みに襲われたのです。


そして癌細胞は日に日に増殖を続け、ついに頬の骨を突き破ってしまい
ました。
N・Tさんを襲ったあの左頬の異常な腫れと痛みは、これが原因。
病院に運び込まれた時、上顎洞癌はなんと6センチにもなっていました。


こうなるともはや手遅れ。
癌は眼球の奥から脳へと進行。
癌細胞からの出血が頭蓋骨の内側に広がり、その結果、脳を圧迫。
機能を停止させてしまうのです。


入院から2ケ月後、治療の甲斐もなく、N・Tさんは命を落としました。
鼻づまりや涙目といった何気ない症状を、花粉症だと思い込んでしまったが
ための悲劇でした。


「上顎洞癌にならないためには?」
(1) 鼻腔の炎症などに気をつけ、鼻を常に健康に保つ
(2) 埃の多い場所、空気の悪い場所を避ける
(3) 喫煙暦の長い方は注意
(4)もし、鼻や頬に違和感をもったなら、耳鼻科などでの検診を
     お勧めします





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最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

テーマ:『本当は怖い難聴~音もなく忍び寄る悪魔~』

T・Sさん(男性) 37歳(当時) イタリア料理店オーナーシェフ


有名イタリア料理店で修行を重ね、念願だった店をオープン、忙しい毎日を
送っていたT・Sさん。
しかし店を開いて半年後、なぜか左耳が聞きとりにくくなっていました。
2~3日もすると症状はすっかり無くなっていましたが、その後も様々な
異変に襲われます。


<症状>
(1)難聴
(2)めまい
(3)味覚異常
(4)眼のあたりがピクピクする
(5)顔面麻痺



<病名>聴神経腫瘍



<なぜ、難聴から聴神経腫瘍に?>
「聴神経腫瘍」とは、耳から脳へつながる内耳神経に腫瘍ができる病気。
なぜ腫瘍ができるのか?
その理由は未だ解明されていません。
しかし発見が遅れると腫瘍が脳を圧迫し、最悪は死にいたることもある
恐ろしい病です。


T・Sさんの場合、4センチという腫瘍の大きさから類推すると、聴神経腫瘍は
5年から10年前に出来たと考えられます。
そして徐々に成長した腫瘍が彼の体に様々な症状を引き起こしたのです。


電話の声が聞き取りにくくなった難聴。
これは大きくなった腫瘍が内耳神経を圧迫、音を伝える働きを鈍らせたことが
原因でした。


さらにT・Sさんはめまいに襲われました。
実は内耳神経は音を伝えるだけでなく、耳の三半規管とつながり、平衡感覚を
伝える役目も持っています。
それが腫瘍のために正常に機能しなくなり、めまいとなって現れたのです。


この病の怖さは、難聴やめまいといった初期段階の症状が、多くの場合
いったん出ても治まってしまうこと。
そのため、腫瘍の成長に気づくことが非常に難しいのです。


こうしてT・Sさんの腫瘍はますます大きくなり、ついに内耳神経の隣にある
顔面神経まで圧迫しだしたのです。
顔面神経は、顔の筋肉を動かすほかに、舌から味覚を感じ取ったり眼と
つながって瞬きをコントロールしたりしています。

そう、T・Sさんはこの顔面神経の圧迫で、塩加減を間違えたり、眼の辺りが
ピクピクしたりしたのです。
そしてついに、あの顔面麻痺に襲われてしまいます。
腫瘍の成長で、顔面神経はさらに強い圧迫を受け、顔の筋肉を操ることも
出来なくなってしまったのです。


T・Sさんは手術により腫瘍を摘出。
なんとか命は取り留めることが出来ました。
しかし発見が遅れ、腫瘍が大きかったため、左耳は聴力を失い、さらに
顔面麻痺も残ってしまったのです。


聴神経腫瘍は、見逃されやすく、後遺症のリスクが高い恐ろしい病。
現在、年間およそ1,000人の人が、この病気を発症していると報告されて
います。


「聴神経腫瘍を早期発見するためには?」
(1)難聴や耳鳴りなどの症状に気をつける
(2)めまいが同時に起こったら要注意
(3)少しでも耳や眼に異変を感じたら、病院でMRIなどの検査を
     されることをお勧めします





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テーマ: 『本当は怖い風邪~溢れ出た悪魔~』


O・Yさん(男性)/31歳(当時)  サラリーマン

大手総合商社に転職、新しい職場で早く実績をあげたいと張り切っていた
O・Yさん。
無理をしすぎたのか、週末に風邪をひいて寝込んでしまいました。
月曜の朝、まだ鼻がぐずつくものの、どうにか熱は下がり、O・Yさんは
会社に行くことに。
鼻水が少し出るくらい大丈夫と、甘く見ていたO・Yさんですが・・・
やがて様々な症状が出始めます。


<症状>
(1)風邪
(2)鼻づまり
(3)黄色い鼻水
(4)口臭
(5)2度目の風邪
(6)右目の周りが赤くなり痛む
(7)右目の強い痛み
(8)右目の失明



<病名>眼窩膿瘍



<なぜ、風邪から眼窩膿瘍に?>
眼窩膿瘍とは、眼球や視神経などが通っている「眼窩」というくぼみに膿が
たまり、炎症を起こす病。
最悪の場合、失明してしまうこともあります。

O・Yさんの場合も、右目の奥にたまった膿が視神経を冒し、視力を奪って
いました。


でも一体どうして目の奥に膿がたまってしまったのでしょうか?
実はO・Yさん、自分でも気づかないうちに、慢性副鼻腔炎という病に
冒されていました。


慢性副鼻腔炎とは、風邪をひいた時に起こる鼻の炎症が慢性化してしまう病。

O・Yさんの場合、風邪のウィルスが副鼻腔の奥にまで入り込み、そこでの
炎症が膿を発生させ、ひどい鼻づまりや黄色い鼻水といった症状を引き
起こしたのです。
実はこの程度の副鼻腔炎なら誰にでもよく起きること。

しかし、O・Yさんの場合、新しい職場でのストレスと激務によって、
免疫力が著しく低下。
さらに病院に行かず放っておいたことで、副鼻腔の炎症が慢性化して
しまったのです。
3ケ月も鼻づまりや黄色い鼻水が続いたあの症状こそ、慢性副鼻腔炎になった
証でした。


そして妻に指摘された口臭。
あれは副鼻腔に大量に発生した膿の臭いが口を伝わって漏れ出たため。


実はこの慢性化している状態が、この病気の1番危険な時でした。

そして再び、ひいてしまったあの風邪。
この時、なんと副鼻腔に新たな細菌が入り込んでしまいます。
それは通常なら免疫によって防ぐことができる、連鎖球菌というごく
ありふれた細菌。
ところが炎症の慢性化によって弱りきっていたO・Yさんの副鼻腔は、細菌に
よってさらに炎症が悪化。
爆発的に膿の量が増えてしまったのです。


副鼻腔はちょうど目の視神経などが通る眼窩の横に位置しています。
あの目の周りの赤い腫れは、副鼻腔のすき間を埋めつくしていった大量の
膿が、隣り合った眼窩へと流れ込み、目の周りが炎症を起こしたため。
この時点で病院に行き適切な治療を受けていれば、失明には至らなかったかも
知れません。

ところがO・Yさんは、鎮痛剤を飲み、そのまま眠ってしまいました。
そしてついに視神経が激しい炎症を起こし、失明という最悪の事態を迎える
ことになってしまったのです。


O・Yさんのように眼窩膿瘍で失明にいたるのは、ごく稀なケース。
しかし、鼻づまりや黄色い鼻水をたいしたことがないとたかをくくって
いると、最悪の場合、失明にまでいたってしまうこともあるのです。





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テーマ『本当は怖い肩こり~肝っ玉母さんの悪夢~』


K・Tさん(女性)/44歳(当時)  主婦

忙しく子育てを始めた頃から太りだし、いつの間にか体重が92キロに達して
いたK・Tさん。
最近いつもの肩こりが特にひどくなって来ていました。
肩こりなんて病気じゃないと軽く考えていたK・Tさんですが、さらなる
異変が襲います。


<症状>
(1)肩こり
(2)頭痛
(3)悪夢を見る
(4)胸に激痛


<病名>睡眠時無呼吸症候群が原因で心筋梗塞 


<なぜ、肩こりから睡眠時無呼吸症候群に?>
「睡眠時無呼吸症候群」とは、寝ている時に突然呼吸が止まってしまう病
です。
一晩7時間の睡眠中に10秒以上の無呼吸数が30回以上起こるか、睡眠1時間
あたりの無呼吸数が5回以上の場合、この病気と考えられます。


K・Tさんがこの病に陥ってしまった最大の理由は「肥満」。
彼女は、空気の通り道である気道の周りにもたっぷりと脂肪がつき、さらに
舌も太り、大きくなっていました。
このような状態で仰向けになると、脂肪が重力で気道を塞ぎ、さらに太った
舌も落ち込んでしまうため、気道を圧迫。
睡眠中に呼吸が止まるという事が起こるのです。


K・Tさんが悩んでいた肩こり、頭痛、そして悪夢は、すべてこの病が原因
でした。
無呼吸症が続くと全身に酸素が行き渡らず、肩の筋肉や脳が酸欠状態になり、
結果、このような症状が現れたのです。


この病気になると、深い眠りに入れないため、極度の睡眠不足に陥ります。
そのため決して寝ないような緊張状態でも、突然、眠ってしまうことがあるの
です。

夕飯の調理中に起きた、天ぷら火災。
実はあの時K・Tさんは完全に眠っていたのです。


そして彼女の体の中では更なる恐ろしい事態が起こっていました。
それは「濃縮型血液」。

K・Tさんのような無呼吸症になると、慢性的な酸欠状態になり、体内では
酸素をより多く運ぼうと赤血球が増えるのです。
さらにもともと肥満だった彼女は、動脈硬化が進行し、徐々に血管が細く
なっていました。
つまり血液の濃縮と動脈硬化が同時に進行してしまったのです。
これこそがこの病の最も恐ろしいところ。
その結果、赤血球が血管の盛り上がった部分に付着していき、日に日に血栓が
大きくなっていったのです。


そして最後の瞬間。
ついに心臓の冠状動脈が血栓で塞がれ、血流がストップ。
心臓の筋肉が活動を停止。
K・Tさんは帰らぬ人となってしまったのです。



睡眠時無呼吸症候群の患者が、心筋梗塞などの心疾患になる確率は、普通の
人と比べると1.5倍から3倍。
現在、睡眠時無呼吸症候群を治療中の患者は、およそ5万人。
しかし潜在的には200万人とも300万人とも言われているのです。





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最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

「本当は怖いアゴの音~踏み込んだ迷宮~」

M・Kさん(女性)/25歳(当時)  OL


経理部で働くM・Kさん(25歳・女性)は、几帳面な性格で仕事もきっちり
こなすタイプ。
決算に向けて任される仕事も多く、連日残業続きでしたが、ある日、食事を
しようと口を大きく開けたとき、アゴがカクッと音を立てるのを感じました。
その後もアゴは時々鳴るものの慣れてしまい、特に気にとめていません
でしたが、奇妙な異変が続きます。


<症状>
(1)アゴが鳴る
(2)肩こり
(3)頭痛
(4)背中の痛み


<病名>顎関節症からうつ病


<なぜ、アゴの音から顎関節症からうつ病に?>
「顎関節症」とは、アゴを支えている関節部分と周りの筋肉が異常をきたし、
痛みや口が開かないなどの症状が現れる病。
やわらかい物中心の食生活でアゴの筋肉が弱っていることに加え、噛み合わせ
の悪さなどが重なり発症すると考えられています。
潜在的な患者を入れると、その数はなんと2人に1人と言われ、特に多いのが
20代から30代の女性なのです。


M・Kさんを最初に襲った、あのアゴの音。
あの音は、上アゴと下アゴの間でクッションの役目を果たす部分がずれた
ために鳴ったものだったのです。


その後に続いた、肩こりや頭痛、背中の痛みといった症状。
これらの症状は、アゴの関節のずれと周りの筋肉の緊張状態が続き、
起こったと考えられます。


さらに、彼女の場合、その症状に拍車をかけたのが、うつ病でした。

「うつ病」とは、ストレスや脳内物質の異常など様々な原因からなる心の病。
10人に1人は罹るとも言われ、最近患者が増え続けている病気です。


M・Kさんの場合、しつこく続く症状の原因が、複数の病院で診てもらった
にも関わらず、全く分からなかったことに対する苛立ちが強いストレスと
なり、精神的に追い込まれていきました。
こうして、ついにうつ病を発症してしまったのです。

肩こりや頭痛はうつ病によっても起こるため、こうなると、どこまでが
顎関節症による症状か判別するのは極めて困難です。


そして最近、M・Kさんのように、「顎関節症」と「うつ病などの精神的な
問題」を併発する人が増え、全体の3割を占めると言われているのです。


現在、M・Kさんはアゴと精神面の両方の治療を行って、徐々に元気を取り
戻しつつあります。


顎関節症は必ずしもうつ病を併発する訳ではありません。
しかしM・Kさんのように、痛みや病に対する不安といったストレスが、
さらに病を悪化させてしまうケースもあるのです。


「顎関節症にならないためには?」
(1)「歯を食いしばる」、「片側だけで噛む」、「頬杖をつく」、
   「うつ伏せで寝る」など、 アゴに負担をかける生活習慣を避ける
   ことが大切。
(2)必ずしもうつ病を併発するとは限りませんが、 様々な症状が大きな
   ストレスとなりうる事も事実。
(3)もし生活に支障が出るようなら、歯科や口腔外科で相談されることを
   おすすめします。





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最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
 
テーマ:『本当は怖いのどの渇き~失われた影~』


M・Hさん(男性)/42歳(当時)  サラリーマン(食品関係商社勤務)

部長に抜擢され、社運をかけたプロジェクトを任されることになった
M・Hさん。
会社の期待に応えたいと率先してチームを引っ張っていくよう心がけていた。
そんなM・Hさんに気になる変化が起きてきた。


<症状>
(1)のどが渇く
(2)のどの違和感
(3)眠れない
(4)記憶力の低下
(5)味を感じない
(6)皮膚のただれ


<病名>仮面うつ病


<なぜ、のどの渇きから仮面うつ病に?>
「うつ病」とは、ストレスが引き金となり長期間気分が落ち込んだ状態が
続き、家から出られなくなってしまうなど日常生活に支障をきたしてしまう
心の病。

しかしM・Hさんにはうつ病特有の精神症状はなく、充実した日々を送って
いたはず・・・。
が、実はそこに大きな落とし穴があった。


M・Hさんの病名は「仮面うつ病」。
気分の落ち込みなど、うつ病特有の精神的な症状がほとんどないため、
うつ病の中でも特に発見しづらい病なのだ。

M・Hさんの場合、昇進という環境の変化が大きなストレスとなりました。
しかし、頑張り屋のM・Hさんはストレスの自覚がなく、知らないうちにその
ストレスが蓄積されていきました。
やがて、蓄積されたストレスは脳に多大な悪影響をおよぼすようになります。


大脳では思考や感情、身体の機能をコントロールするため、様々な神経伝達
物質が情報をやりとりしているが、過度のストレスを受けると働きが鈍り、
誤作動を起こしてしまう。

M・Hさんが感じた「異様なのどの渇き」「のどの違和感」「味覚障害」
などは脳の誤作動により、自律神経が異常をきたし、唾液が出づらくなって
いた結果、現れた症状。

さらに「記憶力の低下」や「睡眠障害」、「皮膚のただれ」も免疫系など
様々な場所に影響をおよぼした結果だったのだ。

そして、最悪のケースは突然の自殺衝動にかられてしまうこともあるのです。





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[歯周病はいろいろな生活習慣病に関係していることが分かってきました]]

(毎日新聞  2009年8月14日)


東京都葛飾区の主婦(60)は、治療を続けていた糖尿病が急激に悪化した
ため、主治医から日本大歯科病院(東京都千代田区)を紹介された。
歯ぐきが真っ赤で歯がぐらぐらしており、歯周病との関係を指摘された
からだ。

同病院で歯周病の治療を受けた結果、過去1~2カ月の平均的な血糖の状態を
示す血液検査値「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」の値が大幅に改善された。
この主婦は「歯周病と糖尿病は相互に関係していると説明を受けたが、
なるほどなあと思った」と話す。


歯周病は虫歯と並ぶ「歯科の2大疾患」で、歯や歯と歯ぐきの間に存在する
細菌による感染症だ。
プラークと呼ばれる細菌の固まりが歯肉に炎症を起こし、腫れたり出血したり
して、重症化すれば最終的に歯が抜け落ちる。

同大歯学部の伊藤公一教授(特定非営利活動法人・日本歯周病学会理事長)に
よると、歯周病患者は糖尿病になりやすく、逆に糖尿病患者はそうでない人に
比べて2倍以上の確率で歯周病にかかりやすい「相互関係」があるという。
最近は、「網膜症」「腎症」「神経障害」などに続く糖尿病の6番目の
合併症といわれるようになってきた。
「糖尿病の状態が改善されない人は、ぜひ口腔内をチェックし、歯周病治療を
受けてほしい」と話す。



東京医科歯科大の和泉雄一教授(歯周病学)は東京都内で開かれた「生活
習慣病の黒幕-それは歯周病!」(財団法人・東京顕微鏡院主催)と題した
講演で、糖尿病以外にも
  ・感染性心内膜炎
  ・心臓・循環器疾患
  ・早産・低体重児出産
  ・細菌性肺炎
など、歯周病が全身の病気に影響している現実を報告した。

例えば歯周病の原因細菌やその破片が歯ぐきの傷口から血中に入り込むこと
などで、血管に血栓がつくられ、心筋梗塞や狭心症などを引き起こす一因に
なっているという。


伊藤教授は「中~重度の歯周病患者では、炎症を起こしている(歯と歯肉の
間の溝を指す)歯周ポケットの表面積は、手のひらの面積に相当する55~72
平方センチにもなる。口の中にそれだけの(細菌や毒素の)入り口がある
ようなものだ」と説明する。
歯周病の予防や治療は全身の健康や、妊娠・出産を通じて子孫の健康にも関係
していると認識することが大切だという。



歯周病の予防には、なんといっても毎日の歯磨きが欠かせない。
東京都歯科衛生士会(文京区)によると、きちんと手入れするには歯ブラシ
1本だけではなく、歯間ブラシやデンタルフロス(糸)で歯と歯の間の汚れを
落としたり、奥歯を清掃しやすい部分みがき用のワンタフトブラシも使い、
丁寧にケアをする必要がある。
歯ブラシは「毛先が平面で3列に並んでいるのが使いやすい」という。

歯磨き粉を用いて磨くとさわやかな気分になるが、ブラシをきちんと当て
ないと汚れは落ちないので注意が必要だ。
歯ブラシの柄をペンのように持ち、力を入れすぎないように歯に対して直角に
当てる。
力任せに磨くより、細かく振動させる方が汚れは落ちる。
奥歯は磨きにくいが、手鏡を使って歯ブラシが届いているか確認しよう。
1カ所につき「数字でゆっくり10数えるくらいしっかり磨いてほしい」と
いう。

そして定期的にかかりつけの歯科医で口腔内をチェックしてもらい、歯磨きの
アドバイスを受けたり歯石を除去してもらうことも大切だ。


【江口一】



==============

■歯周病チェック(和泉教授の講演資料から)

□歯ぐきがむずむずしてかゆい

□歯ぐきが浮いた感じがして腫れぼったい

□冷たいものがしみる

□歯を磨くと歯ぐきから出血する

□朝起きたとき口の中がネバネバして不快である

□歯ぐきを押すと血やうみが出る

□口臭を指摘された(自分で口臭があると感じる)

□歯ぐきの色が赤黒い、歯ぐきが腫れている

□歯と歯の間に食べ物がはさまりやすい

□☆歯を押すとぐらぐらする

□☆歯ぐきが下がり、歯が長くなった感じがする

□☆このごろ、歯並びが変わったような気がする


●判定
0~2個 健康
3~4個 歯周病の可能性あり
5個以上 歯周病

選んだ中に☆の3つが該当 重度の歯周病




http://mainichi.jp/life/health/QandA/news/20090814ddm013100092000c.html
























[口唇ヘルペス、アルツハイマー病発症に関係 慈恵医大]

(朝日新聞  2013年11月9日)

【中村通子】

疲れると現れる「口唇ヘルペス」の原因である単純ヘルペスウイルスが、
アルツハイマー病発症に関わっていることが慈恵医大の研究で分かった。
症状が出る前に診断できる検査法開発につながる可能性がある。

10日から神戸市で始まる日本ウイルス学会で発表する。


単純ヘルペスウイルスは、感染すると脳から顔面につながる三叉神経に
すみつく。
50歳以上では感染率が7割を超す。
普段はおとなしいが、過労や過度なストレスで再活性化し、口の周りに
水ぶくれをつくる。

アルツハイマー病との関係が疑われていたが、はっきりしていなかった。



http://apital.asahi.com/article/news/2013110900003.html






















[星新一]

(Wikipedia)


父は星薬科大学の創立者で星製薬の創業者・星一。
森鴎外は母方の大伯父にあたる。



1994年(平成6年)に口腔癌と診断され、手術を受ける。

入退院を繰り返した後、1996年4月4日に自宅で倒れて東京慈恵会医科大学
附属病院に入院。
肺炎を併発して人工呼吸器の必要な状態であったが、4月20日には人工
呼吸器を外すことができた。

しかし、4月22日の夜中、酸素マスクが外れ、呼吸停止に陥っているところを
看護師に発見された。
自発呼吸は再開したものの、それ以後意識を取り戻すことはなく、1997年
12月30日18時 23分、高輪の東京船員保険病院(現・せんぽ東京高輪病院)で
間質性肺炎のために死去した。
71歳没。