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[不整脈「心房細動」に新たな手術法]

(読売新聞  2014年7月12日)


筑波大学付属病院(茨城県つくば市)は11日、不整脈の一種「心房細動」に
対する新たな手術を、1日に国内で初めて実施したと発表した。

手術時間は病院などで異なるが、従来法で3時間半程度だったのが、2時間半
程度に短縮できるという。

手術を行ったのは、同病院循環器内科の青沼和隆教授らとカテーテル検査室の
チーム。

心房細動の患者は高齢者が多く、肺静脈の異常が原因とされる。

心臓の動きは電気信号が関わるが、従来は電波を使って肺静脈と心房間の
電気の流れを断ち切る手術が行われてきた。

新たな手術方法は「経皮的カテーテル心筋冷凍焼灼術」。
カテーテル(細い管)を血管内に通して肺静脈に到達させ、肺静脈と心房の
間を冷却して電気が通らないようにする。
1日から保険適用されている。


手術を受けたのは千葉県我孫子市の男性(70)で、術後の経過もよく4日
に退院したという。


チームの野上昭彦教授は「その後、4人の手術に成功した。簡単で確実な方法
なので今後増えるだろう」と話している。





http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=101765

























[関節リウマチと口臭との関係]


関節リウマチ患者さんの一部に口臭が強いグループがあると、内科医師が報告
しています。




(横山歯科医院)





















[甲状腺機能低下症とフェリチン低値との関係]


甲状腺機能低下症の患者さんは虫歯が多いか(治療済みを含む)、歯周病が
進んでいるか、あるいはその両方です。
鉄不足と関係がありそうです。
フェリチン値50をカットオフ値に設定すると、かなり関係性が見えてきます。
まだ発見されていない含鉄酵素の存在が推定されています。



(横山歯科医院)
























[口臭と膿栓とgA腎症との関係]


口臭の原因の1つである「膿栓」は、「IgA腎症」の原因になることがあり
ます。
日本における慢性糸球体腎炎の40%以上がIgA腎症を原因としています。




(横山歯科医院)






















[体の声を聴く  腰痛 「身」の所見で原因探る]

(読売新聞  2013年9月26日)


腰痛に悩む人はわが国で約2800万人と言われています。


50歳代の男性Bさんも、30年間続く痛みに悩んでいます。
軽い脊柱管狭窄が見つかり20年前に手術を受けたのですが、良くなりません
でした。
手術は成功しているのに、どうして腰痛が続くのでしょうか。

診察をすると、舌の周りに強い歯形がついています(舌歯圧痕)。
首の後ろから両肩にまたがる僧帽筋に、強い凝りと圧痛を認めます。

次に、意識障害や肩関節の筋力をみる「アームドロップ試験」をして
みました。
私は慢性的な緊張の有無を診るのにこの試験をよく使います。
Bさんの両腕を持って肩の位置までTの字のように持ち上げて手を離すと、
彼の両腕は何度繰り返しても落ちません。
これらは、体も心も併せた全体を表す「身」の所見と呼ばれます。

また、腰椎の両側の筋肉を指で押さえると強い痛みを訴えました。
X線やMRI(磁気共鳴画像)などの画像検査では異常を認めません。

以上の体の所見より、
 (1)Bさんは若い頃から歯を噛み締めて頑張って生きてきたため、
    慢性的な緊張を抱えている
 (2)痛みは「筋筋膜性腰痛」という(検査では異常が見つからない)
    機能性の痛みが中心である
ということが分かります。
Bさんの腰痛については、脊柱管狭窄という器質的な病気があったとはいえ、
痛みの大部分は機能性の痛みだったのです。


「腰痛診療ガイドライン2012」(日本整形外科学会・日本腰痛学会編)に
よると、腰痛患者のうち原因の分からない腰痛が85%。
それほど腰痛は難しい。

では、心療内科医はBさんの治療をどのように行うのでしょうか。
詳しくは次回で。

(清仁会洛西ニュータウン病院名誉院長・心療内科部長 中井吉英)





http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=85280























[「痛風予備軍」遺伝子変異が原因の3割]

(産経新聞  2014年6月9日)


日本人では、痛風の予備軍とされる高尿酸血症を発症する原因の約3割が、
体外に尿酸を排出するのに関わる遺伝子の変異であるとする研究結果を、
防衛医大の松尾洋孝講師や名古屋大などのチームが9日付の英科学誌に発表
した。


一般的に発症の要因とされている肥満や飲酒よりも高く、喫煙が発がんに
与える影響とほぼ同等だった。

この遺伝子は、腎臓や腸で尿酸を排出するポンプの役割をしているタンパク質
を作る「ABCG2」で、日本人の半数以上に変異がある。


チームは高尿酸血症の831人を含む35~70歳の男女5005人を対象に、この
遺伝子の変異と肥満、多量飲酒(ビール大瓶換算で男性は毎週8本以上、
女性は4本以上)がそれぞれどのくらい高尿酸血症を発症させる要因に
なるかを調べた。
すると29.2%は遺伝子変異が原因で、肥満の18.7%、多量飲酒の15.4%より
はるかに高かった。




http://sankei.jp.msn.com/life/news/140609/bdy14060918130001-n1.htm