おはようございます。
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しばらく、子供を産む前の私、産んだ後の私。というテーマで綴ります。
批判を恐れずに言います。
子供を産んだ経験ある漢方家とそうでない漢方家では見える世界が全く違います。
少なくても私は全くとらえ方が違いました。
子供を産んだことのない対象は男性も含みます。
男性の漢方家は子供を産むと体の変化がどのように起こるのか体感がわからないのでイメージしにくくその点は大きく不利だと思います。
私も一人目を産む39歳までの間、妊娠したい女性の相談を受けてきました。
薬種商試験というのを独立前に合格しておりそれで医薬品販売の資格をもってして独立。
国際中医専門員も取っているので中医学の基礎は頭に入っており。
妊娠するために必要なことも理解していました。
しかし。
実際に妊娠してみると、想像を超えた大変さが待っていました。
想像をかなり超えています。
漢方家として39歳の頃には全国ナンバーワンの地位を確立していましたので、漢方家としての想像力はあったほうだと自負しています。
妊娠実体験で私が感じた大変さは想像の２０倍でした。
胃腸虚弱な私が最近コラーゲンによって卒業できて美味しくて美味しくて幸せだとつづっているのですけれど。
以前は胃腸虚弱だったし、その歴史は長いのです。
わたしは疲れるとだらだらと生理が止まらないと体質を抱えていました。
ちょろよとろ出血してひどいと月の20日くらい出血していたこともあります。生理1日目からだいたい7日くらいで終わりますよね。その後ちゃいろい少しの出血がずっと続きます。
まだ終わらないのか？と気が付けば5日くらい出血がやっと止まったかといえば1週間後に次の生理が来ます。
え？
胃腸の働きを示す 脾というのは 出血のコントロールです。
胃腸虚弱の私は出血傾向になりやすい。
不正出血しやすい体質だということは中医学を学べばすぐに想像できます。
そして、出血傾向で生理がほぼ止まらず次の生理が来るときは。
接客のお客様が増えて、忙しくなり始めたときです。
出血傾向は漢方を服用し、疲れが回復すれば改善します。
それについては問題だとは思っていませんでした。
そして気です。
気には出血のコントロールをするという働きがあります。
話す仕事は 気を消耗する。
とは頭で理解していても、実際に妊活において不利である理解できたのは。
私が妊娠後すぐに出血が始まったことで深く理解しました。
妊娠前は生理が終わらない、終わりにくいくらいの症状でしたが。
妊娠後、すぐに出血が始まったのです。
それって妊娠してみなくちゃわからないですよね？
初妊娠ですぐに出血です。
そして、それが徐々に増えていきました。
そして、忙しい土曜日の接客後、「じゃっ」と何かが沢山でる感覚がして受診。
「切迫流産」と診断されました。
忙しい土曜日 → 接客で沢山話をする → 薬の決断もする → 気が消耗される。
妊娠直後にほんの少しの出血だったのが 話を沢山し、薬を取りに行ったり動きまわったたことがきっかけで気がさらになくなり出血が増加 気も消耗し、妊娠継続力低下し さらに出血増加 となったわけです。
気って妊娠継続にこんなに大事なんだ。
そして、気って普段の生活の過ごし方でこれほどまでにすぐになくなる。んだと。
赤ちゃんがお腹にいなかった時の自分の気の消耗度とそれのよる体調変化 不調へ以降するときのスピード 悪化スピード
赤ちゃん+自分の体になったときによる 気の消耗とそれによる体調変化 不調へ以降するときのスピード 悪化スピード
全く違いました。
消耗度が少なくても5倍違います。
悪化スピード少なくても10倍違います。
切迫流産と言われた日の朝はおりものシートににじんでうっすらつくくらいで。
真っ赤で驚くような出血していなかったのです。
驚くような出血だったら休んでましたよさすがの私も。
大した量じゃないうっすらの出血だったから電車にのり出勤をして、多くの方の対応を行いました。
ところが、ようやく営業が終わりさしかかったころ。
じゃという感覚とともにかなりの出血をしたのです。
切迫流産と言われても、状況がよくわかっていない私は、翌日もお客様の予約が入っており。
仕事に行く気だったのです。
「え？明日も沢山予約が入ってるんです。休めません」なんて言ってるんです。
あほな私です。
そこで今もお世話になっている 恵子先生は言葉を選んで厳しめな状況なのを理解するために伝えてくれました。
「流産しかかっているということ。もう流産しそうなところまで切迫してますよってことなのよ。仕事行ってる場合じゃないの」
営業途中に病院にかかり、自宅安静を言い渡されて1週間ほど寝て過ごすということをします。
その時に 漢方薬を服用しています。
田七+補気薬です。
田七人参でも症例がありますのでご紹介です。
42歳大阪
39歳東京
34歳 神奈川 絨毛化血種で自宅安静 出血だんだん落ち着いてきてます。
私の出血は止まり、その後無事出産に至っています。
その経験をもって、妊娠初期の出血や危ない時期の対応に実績がでて症例を積み重ねており。
対応方法に幅が出たと思っています。
出血している時点で それが大量出血につながる可能性を秘めています。
気の消耗が妊娠前とは別人であることを考慮する必要があり。
消耗スピードが想像を超えている。と体験した私。
そのスピードが追い付かないほど気が不足すればどうなるか。
流産となる。
気というのは検査で測れないものです。
ある一定は流産すると確率論を述べる医者もいるでしょう。
でも中医学は気血水のその人それぞれの持っているキャパが違いそれに合わせて対応する必要があるのです。
そのことを多くの人に伝えたいとおもってこの記事を書いています。
こちらの方は 腎虚です。
そして電話の先では咳込みがありました。今も喘息症状があるのです。
そして前回も入院しているのに流産です。
「人殺しのなる覚悟はあるのか？」と詰め寄っています。
それは、妊娠中の気の消耗は妊娠前の普段の生活の何倍もになる。
あっというまに症状が悪化する。そのスピードは想像を超えたものだ。
私の妊娠初期失敗経験があるから、できるアドバイスなのです。
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