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【米国大学スカラーシップ協会】FAQ(11)アメリカの大学に入るにはどんな試験が必要ですか?

1. アメリカの大学に入るにはどんな試験が必要なのですか?

アメリカの大学に入学する場合は、TOEFLという試験のスコアが要求されます。また、一部の大学ではSATACTという試験の結果も求められます。

大学側は、入学させた学生は全員卒業して欲しいと思っています。特に留学生の場合は、異なる文化や環境で、言葉の壁を越えて学んでいるのですから誰一人落ちこぼれることなく卒業してもらうことを願っています。

大学は、TOEFLのスコアを提出させることで、「大学の勉強についていけるだけの英語力があるかどうかを見ている」という面ももちろんありますが、実は、「大学の勉強についていくだけの能力があるか」を見ています。アメリカの大学全体の卒業率の正確な統計はありませんが、50%前後、50%を下回るとも言われています。それは、英語に不自由しない地元学生も当然含めた数字です。従って、「英語が出来れば卒業できる」という単純な構図は成り立ちません。

大学側には、「TOEFLのスコアが高いほど成績が良く、卒業率も高い」という過去の経験に基づくデーターがあり、学生を良い成績で卒業させ、良い企業に就職させたり、良い大学院へ進学させたりしたいと考えている大学や、卒業率を高めたいと考えている大学は、概して高いTOEFLのスコアを要求する傾向があります。

即ち、TOEFLのスコアが高い学生は、目的意識をしっかりと持って勉強に取り組める学生であり、多くの宿題や課題にも耐えられる学生だと判断しているのです。



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【米国大学スカラーシップ協会】FAQ(11)米国の大学は卒業するのはどれくらい大変ですか?

11. 米国の大学は卒業するのが難しいと聞きましたが、どれくらい大変なのですか?

アメリカの大学は、卒業するまでに2学期制の大学の場合はおおよそ120単位、4学期制の大学の場合は180単位の取得が必要です。

120単位の意味があまり知られていませんが、1単位の意味は、週1時間のクラスがあり、1時間の予習復習、1時間の課題があることを前提にクラスのカリキュラムが構成されているという意味です。2学期制の大学を4年間で卒業するためには、年間30単位、1学期15単位ずつ取得していけばよいという計算になり、1週間の勉強時間は、45時間ということになります。留学生の場合は、1学年間に最低24単位取得しなければならないというルールがあります。1学年24単位ずつですと卒業まで5年かかることになります。逆に、年間40単位取得すれば3年間で卒業することもできます。

アメリカの大学でまず驚かされることは、テキストの厚さです。毎学期はじめに授業に必要なテキストを大学のブックストアに買いに行くのですが、35cmもある分厚いテキストを10冊近く購入することも珍しくありません。これだけの分量をわずか4ヶ月(1学期)で終えると思うとその大変さが分かると思います。

大学の授業は、教授が1番最初の授業で、どのようなペースで進んでいくかを示すシラバスを配ります。シラバスには、何週目の何曜日のどのチャプター(章)をやるかまで書かれていますので、毎週どこまでテキストを読んでおかなければならないかが自ずと見えてきます。

授業は、シラバスに記されたテキストのページを読んできたことを前提に進みますので、予め、理解したうえで、不明な点や質問したい点をまとめてから授業に参加することになります。また、当然のように毎回宿題が出されます。その多くは、ペーパーと呼ばれるライティングレポートです。A4サイズ2枚くらいのライティングレポートを毎回提出したり、4週間ごとに10ページのレポート、最終週に50ページのレポートを提出したり、などというクラスもあります。予めペース配分を考えて準備をしておかなければ最後の大切なレポートの評価を悪くすることになります。

卒業するのが難しいという意味は、勉強量が多いという意味で、勉強内容が極めて難しいというわけではありません。根気強く課題に取り組み、分量をこなしていけるかどうかということになります。



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【米国大学スカラーシップ協会】FAQ(10)英語力に自身がありません。それでも留学できますか?

10. 留学には興味がありますが、英語力に自身がありません。それでも留学できますか?

当然ながら、アメリカの大学で学ぶために必要な英語力が必要になります。日本人が日本の大学で学べる「日本語力」レベルに達するまで、18年近く日本語を学んできたのですから、数ヶ月海外に行ったくらいでそのレベルに達するはずはありません。

英語の能力は、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つのスキル(技能)に分けることができます。このうち、リスニングリーディングReceptive SkillsスピーキングライティングProductive Skills と呼ばれます。Productive Skills の学習、特に Speaking の学習は、人との Interaction(交流) が必要で、なかなか独習できるものではありません。それに対して、Receptive Skills の練習は、本やコンピュータを使った独習に適しています。読んだり、聞いたりする題材があれば、そばに先生がいなくても学習を進めることが可能です。また、4つのスキルは、互いに独立したスキルではなく、高い相関関係を持ったスキルです。つまり、リーディングのよくできる人は、多少のばらつきはあっても、リスニングやスピーキングも一般的によくできるものです。別の言い方をすれば、リーディングの学習をすれば、他のスキルも同時に伸びるということです。さらにいうと、人は、その人の持つ Receptive Skills より高いレベルで Productive Skills を発揮することはできません。言い換えれば、その人が聞き取れるレベル以上の英語を話すことはできないということです。したがってまずは英語の基盤となるリスニングとリーディングの力を上げることが、英語能力向上の鍵といえます。

しかしながら、日本の中学・高校で学んできた英語学習内容だけでは、リスニング、リーディングの力は、海外の英語圏の大学で学ぶレベルには至っていないのが現実です。日本の学校のリーディングの授業では、主に、訳読・精読の力をつける授業が行われており、海外の大学で学ぶために必要な「英語を英語で理解する」リーディングのトレーニングをほとんどしていません。

スポーツに置き換えれば、短距離走100メートルのトレーニングをしてきた人が、翌日からマラソンにチャレンジするようなイメージです。同じ、「走り、タイムを競う」スポーツでも、目的に応じてトレーニングの内容は異なってきます。それと同様、「英語」も目的によって、トレーニング、学習方法は異なってきます。日本の高校時代英語が苦手であったとしても、「英語を英語で理解するために必要な」学習方法を元にトレーニングを行うことで、英語圏の大学で学ぶレベルに達することができます。

残念ながら英語学習には小手先だけのテクニックで近道することはできません。しかしながら、遠回りしないためのヒント、学習法はあります。プロのトレーナーについてそのトレーニングメニューをこなすことで、目標に一歩ずつ近づいていくことができます。


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