【米国大学スカラーシップ協会】FAQ(11)米国の大学は卒業するのはどれくらい大変ですか?
11. 米国の大学は卒業するのが難しいと聞きましたが、どれくらい大変なのですか?
アメリカの大学は、卒業するまでに2学期制の大学の場合はおおよそ120単位、4学期制の大学の場合は180単位の取得が必要です。
120単位の意味があまり知られていませんが、1単位の意味は、週1時間のクラスがあり、1時間の予習復習、1時間の課題があることを前提にクラスのカリキュラムが構成されているという意味です。2学期制の大学を4年間で卒業するためには、年間30単位、1学期15単位ずつ取得していけばよいという計算になり、1週間の勉強時間は、45時間ということになります。留学生の場合は、1学年間に最低24単位取得しなければならないというルールがあります。1学年24単位ずつですと卒業まで5年かかることになります。逆に、年間40単位取得すれば3年間で卒業することもできます。
アメリカの大学でまず驚かされることは、テキストの厚さです。毎学期はじめに授業に必要なテキストを大学のブックストアに買いに行くのですが、3~5cmもある分厚いテキストを10冊近く購入することも珍しくありません。これだけの分量をわずか4ヶ月(1学期)で終えると思うとその大変さが分かると思います。
大学の授業は、教授が1番最初の授業で、どのようなペースで進んでいくかを示すシラバスを配ります。シラバスには、何週目の何曜日のどのチャプター(章)をやるかまで書かれていますので、毎週どこまでテキストを読んでおかなければならないかが自ずと見えてきます。
授業は、シラバスに記されたテキストのページを読んできたことを前提に進みますので、予め、理解したうえで、不明な点や質問したい点をまとめてから授業に参加することになります。また、当然のように毎回宿題が出されます。その多くは、ペーパーと呼ばれるライティングレポートです。A4サイズ2枚くらいのライティングレポートを毎回提出したり、4週間ごとに10ページのレポート、最終週に50ページのレポートを提出したり、などというクラスもあります。予めペース配分を考えて準備をしておかなければ最後の大切なレポートの評価を悪くすることになります。
卒業するのが難しいという意味は、勉強量が多いという意味で、勉強内容が極めて難しいというわけではありません。根気強く課題に取り組み、分量をこなしていけるかどうかということになります。