海を愛する組織開発・人事・教育・総務コンサルタントのブログ -29ページ目

海を愛する組織開発・人事・教育・総務コンサルタントのブログ

※人事・総務、組織開発、ファシリティマネジメント
※「コミュニケーションを加速する」をテーマに、幅広い商品開発
を手掛ける「アクロス株式会社」代表のブログ


小学校時代からの友人が、私のブログをみてパワーを感じたとメールをくれました。
そのメールをみて、逆に私がパワーをもらいました。
ありがとうビックリマーク


さて今回ご紹介するのは、知人を介してお近づきになれたDSDの石井社長から貸して頂いた本。
そのため今回は折らずに付箋をつけながら読みました。

「非常識経営の夜明け」
燃える「フロー」型組織が奇跡を生む
天外伺朗(著) 講談社

非常識経営の夜明け 燃える「フロー」型組織が奇跡を生む 人間性経営学シリーズ2
天外 伺朗
講談社
売り上げランキング: 1195
おすすめ度の平均: 5.0
5 ”非常識”を半世紀前から実現している会社が、信州に。
5 天外節、禅に近づくのだろうか?
5 期待の経営書です
4 画期的な経営指南書だが・・・




天外伺朗とは元ソニーの上席常務である土井利忠さんのペンネーム。
ソニーではCDやワークステーション、AIBOなどの開発に関わってこられた方です。
執筆活動のほかに、企業経営者のための「天外塾」を開いて経営や教育改革にも取り組んでいます。

所謂、経営手法についてというよりも、
経営や科学に宗教・哲学を交えた人間性を持って、社会に向き合うべきかを伝えている方のようです。

天外氏は量子力学といった先端科学と東洋思想が同じことを伝えているということに気づかれ、科学と哲学を独自の方法・視点で融合させ、広い意味での教育に取り組まれています。

その点は、脳機能学者の苫米地英人さんやISL理事長の野田智義さんと共通するものを感じました。

異端の心理学者・ライヒ、サイコセラピー、脳、変性意識、気功といったものと併せて現代科学の話をされるあたりが苫米地さん。
(天外氏の場合は、チクセイントミハイの「フロー状態」を組織で考えているところが特徴ですが)

また、幅広くその道のトップを招いて寺子屋形式で経営者教育を行っているところ、またその中で情動に触れることも大切であると伝えるあたりが野田さんと共通すると感じました。


さて、この本では、ブラジルのセムコ社やアメリカのゴア社といった従来の企業経営の常識からすると考えられないような経営スタイルを紹介しながら、天外氏の考える「人間性経営学」について伝えられています。

従来の企業経営の常識からすると考えられないような経営スタイルとは、いったいどんな経営スタイルかというと、一言で言うと社員を徹底的に「信頼」するものです。

急成長を遂げたブラジルのセムコ社は、徹底的に社員を信頼した企業経営をしています。

ピラミッド型の組織はなく、重要案件は社員の投票で決める
そのための経営情報はすべて公開する。
そして、その経営情報を理解するための教育には力を入れる。
掃除係にいたるまで、財務諸表の読み方について講習会を受けるといった具合です。

そしてさらには、就業規則や出張規定といったルールや標準を廃止
そしてなんと、社員は自分の給料は自分で決める
といった具合です。

天外氏は、これまでの労働生産性を高めてきた「合理主義経営」がある意味で限界に来ていると述べています。

確かにこれまでの合理性を追求する経営手法は一定の成果をもたらしてきました。

しかし一方で、際限なく効率を上げないと競争には勝てない、そしてそれがプレッシャーとして従業員に襲いかかり、どんよりした閉塞感の中でひたすらうつ病だけが増え続けているのが現状だと。


そうした中、天外氏はこれまでとは全く違う方向性をもった新しい潮流=「人間性経営学」の重要性を伝えています。
「信頼」で固く結ばれた組織は、「フロー状態」に入ることができて「燃える集団」につながると言います。

この「信頼」や「人間性の追求」を進めることにより組織が凄まじい勢いで活性化することをベースにした経営手法を「人間性経営学」と名付けているのです。

社員を信頼し、自律的な動きに任せる中で組織が活性化する「燃える集団」の状態を、天外氏は創業期のソニーで体験されています。

そこに、心理学者チクセントミハイの「フロー理論」やガルウェイの「インナーワーク」の考えを取り入れて、自身の考えを確かなものとされてきたことがわかります。

一見、奇想天外な経営スタイルにも感じますが、この本を読むと「なるほど」と感じます。
この言語化せずに(できずに)「感じる」ことが大事なのだと思います。


実は、この本を読みながら、私の社会人3~4年目に出会った上司を思い出していました。
その上司は私心がなく、部下を信頼し仕事を任せ、自身は飄々としていました。
それでいて私たちの課はそれまでと違い、一種の「フロー状態」に入っていたのを覚えています。

私自身その人の部下でいた時は、まるで中学生が寝ている間に背が伸びることがわかるかのように、日々、自分の成長を感じることができて楽しかったのを思い出しました。

そういえば、その当時、上司が社内の管理職に勧めていた本の中に、天外氏の本にも書かれている「タオ」(道)についての本がありました。
当時は、「あのおっさん、ついに宗教じみてきたなぁ」なんて思っていましたが、今やっと伝えたかったことがわかる気がします。
あらためてすごい上司だったと。出会えて幸せだったと。


この本は、脳や深層心理、哲学などに馴染みのない方が読まれると、理解しにくい部分もあると思います。

ただ、天外氏も本書の中で言うように、言語化できない(してはいけない)ものを伝えようとしているところもあるので、ほわっと雰囲気で、でも確実な何かを読み取れることができればいいのだと思います。

経営だけでなく、リーダーシップ論としても通じる本だと思いました。
ここのところバタバタしていて、夜の付き合いも増えたため、自分の時間がなかなか取れませんでした。

読んだ本も増えるばかりで、ブログに書くという気持ち的な余裕がなく・・しょぼん

もちろん、いろいろな方と知り合えたり、仕事のパートナーさんとの打ち合わせが良い方向に進むなど、良いこともあるので頑張ってはいるのですが、なんとなく「どこかで自分のリズムを取り戻さなければビックリマーク」と思っていました。

「そんな時は、潜るに限るビックリマーク
という訳で、昨日思い立ち、今日ダイビングしてきましたニコニコ

場所は伊豆の富戸。
透明度は良くなかったものの、眼下に広がるイソギンチャク畑の上空を飛行しているような感覚は最高でしたアップ


さて、久しぶりのブログはリハビリ?を兼ねて、ガイドさんに聞いた興味深い話をご紹介したいと思います。
ダイバーや熱帯魚愛好家には有名な話でネットにも載っています。

今日も見かけたニモで有名になったクマノミ(正確にはニモはカクレクマノミという種類です)クマノミ
彼らはイソギンチャクと共生することで有名ですが、もうひとつ興味深い話が・・。

それは性転換するということ。

実は彼ら、生まれた時は、全てオスだそうです。

これも驚きですが、さらに・・

イソギンチャクの中にいるクマノミ集団の中で、体の大きい個体(強い者)がメスになるそうです。
2番目に大きい個体がペアのオスになって、繁殖行動ラブラブをします。

それ以外は未成熟なオスの個体のままで繁殖行動をしません。

で、ペアのメスが死んだり、なんらかの事情でいなくなると・・
2番目に大きかったオスが性転換してメスになるのです。
そして、3番目に大きかった個体が成熟してオスになるのです。

こんな実験をした人がいるそうです。

クマノミ集団からメスを抜きます。
そうすると2番目に大きかったオスが、メスになってきます。
そこで、またメス(もしくは、より大きい個体)を投入します。
すると、メスになろうとしていたクマノミくんは、思いなおして?オスに戻るそうです。

面白いような、人の人生をからかっているような実験です。


という訳で、ニモは両親からはぐれた時から思春期を迎え成熟を始めてしまうのが本来なのですが・・
そこは肉体ではなく「精神的な成長」を遂げるということで映画クマノミを楽しみましょう。

ではまたパー
「海を愛するナンチャラ」と題しているブログを書いている割には、「最近、海で遊んでないなぁ・・・」と反省。

久しぶりにヨットでクルージングしてきました。

3日の出航には別の予定があったため参加できず、4日から合流しました。
メンバーが滞在している保田港へ、横浜から高速(アクアライン)バスと特急「さざ波」を乗り継いで向かいました。

高速バスは、高速道路通行料1000円と連休ということで、アクアラインは大渋滞かと思いきや、すんなりと木更津に到着できてよかったです。


さて、この保田という場所。千葉で遊ぶ時にはお勧めですビックリマーク

というのは、こちらには地元の保田漁協が直営している「ばんや」という食事処があります。
食事のほか温泉、宿泊施設もあります。
また、外では干物などの地物との海産物をつかった土産物も購入できます。

鋸南町保田漁協直営「お食事処 ばんや」
http://www.awa.or.jp/home/hota-gk/index.html

食事処では地元の漁協が直営しているだけあって、新鮮な海の幸を「リーズナブル」に「てんこ盛り」でいただけます。

店の壁にメニューがずらっと並んでいますが、おいしくて人気店なので時間とともに「品切れ」と貼られていきます。
メニューの数の豊富さと、お客の数など初めての方はびっくりするかもしれません。

巨大な「いかのかき揚げ丼」、地元料理の「さんが焼き」、「朝獲れ寿司」や「なめろう」などが有名のようですが、私のお勧めは朝食の「刺身定食」(840円)です。

またまたブロガー失格なのですが、写真も撮らずに夢中で食べていました(笑)
だって二日酔いだったから・・と言い訳。

まぁ、「保田 ばんや」で検索してみて下さい。
まともなブロガー達がしっかりとした写真、解説で伝えて下さっています(笑)


さて、4日ですが、保田駅に着くとメンバーが迎えに来てくれていました。
そのまま駅前の焼肉「慶尚苑」で宴会。
なにしろ17名(仲間のヨット3艇ほか知り合いといった状態)もいたので、大盛り上がり!!


最後は、私含めて若手?5名が残って、そのまま2次会に突入!

マンガのようにヘベレケになる某大手電機メーカー管理職を大笑い&介抱しながらヨットへ。
幸せそうな笑顔で彼女に「愛が足りない」と甘えたかと思えば、「不況で年収が減った」とかわいくぼやいていました。
時代とともに思い出す日がくるのでしょう。
最後は、デッキでブルーシートにくるまれて、変死体のように放置されていた姿が忘れられません。


その後、限界まで酔った私も、久しぶりにふわふわと揺れるヨットで就寝。
翌朝、軽く頭痛のするまま、6時半から「ばんや」の朝定食を食べるために並びました。
7時開店の直前には宿泊客含めて50人ほどの人がいました。
すごいですね。

天気が悪くなることがわかっていたので、9時には出航。

久しぶりのヨットだったので、どのシート(ロープ)を引けばどこが動くのかなど気持ちいいほど忘れており、完全にクルー失格状態でした。。。かお

海上は寒かったものの、久しぶりに味わう風と波の世界は気持ち良かったですビックリマーク

小雨の降る中15時前には横浜へ到着。
海を愛する組織開発・人事・教育コンサルタントのブログ-GWyacht

メンバーで近くの中華料理店で打ち上げをするころには豪雨になっていましたから、早めに戻ってきて良かったです。

今回は珍しくクルー、フルメンバーが揃って楽しい時間でしたビックリマーク
先日、「人と組織を強くする」というテーマで 平尾 誠二 さんのお話を聞きました。

平尾さんは、神戸製鋼ラグビー部 ゼネラルマネージャー兼総監督、NPOスポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構(SCIX)理事長、ISL主幹事をされています。
ちなみに、ゼネラルマネージャーは9年目。2年前から現場(監督)に復帰されています。

ちょっと、余談ニコニコ
スクールウォーズを見て、高校生の時にラグビー部に入った私。
平尾さんの現役時代の活躍はもちろん知っています。

京都伏見工業高校で高校ラグビー日本一ビックリマーク(スクールウォーズのモデルですね)
同志社大学で大学ラグビー3連覇!!
神戸製鋼で全日本7連覇!!ビックリマーク
33歳で全日本の監督を経験ロケット
カッコいいし、頭いいし。
いやいや、憧れの一人です。


さて、話を聞くにあたり、下記の記事を読んでから参加しました。

・「平尾誠二 リーダーの視点:グラウンド発人間学①~⑭」
 (新日本監査法人情報センター、vol.15~28、2005~2007年)
・「リンクアンドモチベーション流「やる気」と「成果」が出る「最強チームの成功法則」」
 「Ⅱ・個人の主体性を引き出すチームマネジメント」(P122~144)
  山谷拓志著 東洋経済新報社 2007年
・「私のリーダー論」
  日経情報ストラテジー 2009年1~3月

これまでにも、リーダー論を論じた本や記事を読んだのですが、平尾さんのリーダー論はバランスが取れているだけでなく、とても分かりやすいものです。

バランスが取れているというのはどういうことかはてなマーク

最近のリーダー論は、ともすると部下の話を聞くことに終始していて、いわゆる一昔前の強力なリーダーシップで牽引するタイプに否定的であったりします。

しかしながら、平尾さんは、時にリーダーが感情をぶつけることや突き放すことの大切さについても、時に言葉を選びながら論じておられます。


お話の内容は、ご自身の体験を中心に、面白いものでした。
ただ、お話の内容をご本人の了解なくここに記載するのはよくないのと、ご本人の語り口でなくては、なかなかその面白さは伝わらないので・・今回は、私の心に残った言葉を紹介したいと思います。

もちろん、前後の話があっての言葉の重みですから、これだけではブログを読んで下さっている方には、なかなか伝わらないところもあるかと思います。
半分、私自身のメモ書きのような気持で書きたいと思います。


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チームメイキングには、チームカルチャーが大切であり、これ(文化)は変えることができる。
このことによって組織効率をあげることができる。


(京都伏見工業高校の山口良治監督について語られる中で)
(生徒への指導は)とことん踏み込んでやる。
普通のことをやっていたら、普通の結果しか出ない。
強烈にやる。こういう人しか勝ち残れない。


常にベストを尽くさなければならない。
人間の力はお金と違って、使わなければ減っていく。
お金は使えば減っていく、人間の力は使わないと大きくならない。
必死に使うことでついていく。


今の若者は、突き放すと帰ってこない。
「初めに思ったのと違う」「自分に合わない」と言い、歯を食いしばる前に「自分探しの旅」に出る。
最近は、頑張らせ方が突き放していない。
最近の若い人は、踏み込まれていない。けれども、実は「人恋しい」のではないか。
リスクはあるが、踏み込むのもいいかと思う。
社会が豊かになり反発係数(=突き放されたり、厳しくされた時に、「なにくそ!」と思う気持ち)が下がったことで、それに合ったコーチングが求められているのは確かだ。


文化(culture)という言葉には「耕す」という意味がある。
耕して「土」が良くなると楽。勝手に育つ。
(組織の)土を作る為には、自然の大地と同じで、感情という天候にまかせることも大切なのではないか。(怒る=雨、雪 ほめる=晴)
自然の天候によって良い土ができるように、組織を感情をもって揺さぶることも大切。
チームを揺さぶる=人間としての感情を揺さぶる
刺激をされないと、脳も刺激されない。


リーダーシップというのは、リーダーとフォロワー間の空気の塊のようなもの。
(リーダーとして「演じる」ものと「素」の間のようなもの)


人間は印象でほとんどを決めてしまう。
初めに良い印象・イメージを与えること。
良い印象を与える努力は最大限すること。
また、その方が、最初の印象が悪くて、あとから挽回するような逆に比べてはるかに容易。


印象を効果的にするためには「意外性」が重要。
意外性の幅を拡大すること。
「つかみきれない(人)」「自分の尺度じゃ測れない(人)」という印象にさせることが大切。


物事を好きである、やりがいを持っている、やってる意味が分かっているということが大切。
仕方なくやっているのは一流にはなれない。
物事がうまくなること=脳が動くこと=気持ちの話。


プレーをミスした時に、反省している時間がもったいない。
反省している時間があったら、次にどうやってとってやろうか?という野生の気持ち、猛々しい気持ちが必要だ。
80分の試合で2分間反省しているとしたら、人生80年のうち2年間も反省して生きるのか?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もちろん、お話の中で平尾さんご自身がおっしゃられてもいましたが、スポーツチームでの組織づくりが会社での組織にそのままあてはまるというわけではありません。

会社組織の方が、個人の思惑が複雑であったりして、ひとつの目的に対しての「純粋さ」が違うと思います。
大きな組織であればあるほど、「多様性」が出てくるので、それをまとめることは容易ではありません。

しかし、今回のお話で出てきた言葉は、いろいろな場面でのヒントになると感じました。

ここのところ、ペタを頂いた皆様にお返しがまったくできませんでした。
本当にごめんなさい。

それでも、ペタを下さった方々、ありがとうございます。

ここのところ忙しく、訳あって1週間ほど夜のお付き合いが続きました。
午前様で泥酔?して帰宅してから、ブログを書いたら大切な何かを失いそうで・・。
というよりも、そんな余裕すらありませんでした。

落ち着きましたので、これからは今回ほど音沙汰なし状態にはならないと思います。
本当に失礼しました。

少々、グッタリ気味の私ですが、頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします!