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海を愛する組織開発・人事・教育・総務コンサルタントのブログ

※人事・総務、組織開発、ファシリティマネジメント
※「コミュニケーションを加速する」をテーマに、幅広い商品開発
を手掛ける「アクロス株式会社」代表のブログ

史上最強の人生戦略マニュアル
フィリップ・マグロー(著)  勝間和代(訳)
きこ書房

史上最強の人生戦略マニュアル


自分の中の変な完璧主義的が邪魔をしてご紹介できなかった本。
変な完璧主義というのは、ある程度“読み込んだ”実感を持った本でないと紹介できないというもの。

この本は、書いてあること自体は決して難しいことではないのですが、非常に奥が深く、自分がそれを実践できるようになったら紹介したいなあと思っていました。

鞄の中にも入れて持ち歩いたり、たまに読み返したりしていましたが、“できるようになる”というのは私にはまだまだ先のようです。

という訳で、変な完璧主義は捨てて、今のままの自分を受け入れてご紹介します。


実は、私がこの本を読み出したのは昨年末のことです。
読み出した当初は、いかにも訳本っぽい日本語だなあ・・と勝間さんに失礼なことしか感じられず、読むのを中断しそうでした。
今はわかります。それは、私が自分に向き合っていなかったから。

読み始めてそんな感想を頂いていたちょうどその頃、ある出来事で、私自身が自分自身に向き合うようになったのです。
その時、この本がまるで違う本になったのです。

この本は、人生を自分のものとしてよりよく生きるための10の法則が書かれています。
そして、目標を達成するためのステップが書かれているのです。

これだけを読むとただの自己啓発本なのですが、よくある自己啓発本との違いは、非常に現実主義的なところです。

最近の自己啓発本は、脳の特徴からも間違いではないのですが、今の自分を認め、成功している自分をイメージするようなものが多いのが特徴です。

しかし、この本は、あくまでも“現実的”に自分の人生の戦略を立てることの大切さを伝えています。
自分の視点では正しいことでも、人間としての現実は違う場合、それに気づかなければなりません。

「アメリカの恋人」と言われた有名なキャスターであるオプラ・ウィンフリーは、狂牛病と牛肉業界の話をして、業者から訴えられます。
正しいことをしているのに、なぜ自分は個人攻撃されるのか・・。
そうして自分の中に逃げ込んでしまった彼女に、著者は現実に目を向けさせ人生を取り戻させます。

<10の法則>
・ものがわかっているか、いないか
・人生の責任は自分にある
・人はうまくいくことをする
・自分が認めていないことは変えられない
・人生は行動に報いる
・事実なんてない。あるのは認識だけ
・人生は管理するもの。癒すものではない
・私たちは自分の取扱い方を人に教えている
・許しには力がある
・自分が求めているものを知り、要求する

この他にも、著者のコンサルタントとしての経験談を交えながら、人生の法則、戦略の立て方を教えてくれる本です。

この本は、訳者である勝間和代さんが32歳の頃、自身の人生で悩んでいた時に出会った本らしいです。
本人曰く、「もっとも私が影響を受けた本の一つでもある」と。

原書を読まれたそうですが、「ライフストラテジー」という題名で渡部昇一さんが監訳されてもいました。
日本語訳の本はその後廃刊となっていましたが、勝間さんが翻訳をされて復刊されています。

今年の自分にとっての「課題図書」のような本です。
そして、これからも私自身にとって最も大切な本の一つであることは間違いないと思います。

こんなはずじゃないんだけどな・・
でも、こんなもんだよな・・
なんで自分のことをわかってくれないんだろう・・
いつかは成功する・・
と心のどこかで、現実に目をそむけている自分がいるとしたら、
真剣に人生の舵を自分で握りたいと思ったら、
手にとってほしい一冊です。


私は、研修で人前に立って話をすることがあるのですが、その日の最後に受講生に対してお勧めの本をいくつか紹介することがあります。

今日は、そんな中から、20代半ばから30前後の方にお勧めの1冊をご紹介したいと思います。
もちろん、それ以外の方にもお勧めです。

この年代は、社会人になってそれなりに仕事をこなすようになってくるころだと思います。
そして、同時に
「このままでいいのかな?」
「別の世界(会社)に行こうかな?」
など、自分のキャリアに悩み、揺らぐのもこの頃だと思います。

揺らぐのは恥ずかしいことではなくて、職業人としての自分を試している証拠でもあるのだと思います。
事実、私自身、絶えず揺らぎながら歩いています。

夢を叶える夢を見た (幻冬舎文庫)


夢を叶える夢を見た
内館牧子(著) 幻冬舎

そんな自分の人生、キャリアを考えている人にお勧めの1冊です。
私も、これからも人生の節目節目で読み返そうと思っています。

夢を叶えるために飛んだ(貫いた、組織を出た、リスクをとった)人、飛べなかった人、夢を叶えるために敢えて飛ばなかった(今の仕事を選んだ、組織に残った)人。

そして、それぞれ何が決定打となって飛んだ(飛ばなかった)のか、飛んで(飛ばなくて)よかったこと、
そして逆に「飛ばなきゃよかった」、「飛べばよかった」という“後悔”に至るまで、いろいろな人のアンケートや体験談を、極力、中立的な立場からまとめています。


著者は脚本家であり、女性初の横綱審議委員として有名な内館牧子さん。
朝青龍に厳しい発言をされていたあの方です。

内館さん自身、三菱重工業に13年半在籍した経験を持っておられます。

「雑用とコピー取りとお茶くみで、人生を終えるんだろうか・・・・。何とかしてここを抜けださなくちゃ。何とかして会社をやめなくちゃ」

悩んだ果てに、「脚本家」への道を歩き始めたのです。


「夢という爆弾」を爆発させて人生を終える人と、爆発させることなく「夢の不発弾」を抱えて死ぬ人。
人生を終える時、それぞれの人は何を思うのかと。

夢のために安定を捨てて、飛びだして満足する人。それを後悔する人。
飛びださずに満足して死ぬ人。それを後悔する人。

著者は言います。
どうなるかは死ぬ時しかわからないけれど、「よく生きた人だけがよく死ねるのだ」と。


正解はなく、アドバイスもできないけれど、
「飛んだ人」「飛ばなかった人」をリポートすることで、いずれかの決断のきっかけになるのでは?
という思いから取材を続けてこられたそうです。

きれごとだけでなく、現実についてもしっかりと書かれていると思います。

飛ばずに後悔するのは嫌だと言う人はいるけれど、飛んで失敗した場合の後悔は、自分だけでなく家族の人生をおびやかす。
生活費の捻出どころか、借金の返済までも。

「飛んで失敗した人」は世に出ないのでなかなか分からないんですよね。

著者は、そこにもしっかり目を向け、「飛んで、する後悔」は予想よりはるかに厳しいことを忘れてはなるまいと言っています。


また、
「学生時代に希望した職業に見切りをつけたのはいつか?」
「学生時代に夢見た仕事にもう一度挑戦するとしたら何歳までやり直しができると思うか?」
「なぜチャレンジする気がないか?」
といった、いろいろなアンケート結果、そしてその分析が興味深いです。

アンケート結果の1位はそうであってほしいという希望(思い入れ)が入るので、第2位の結果が本音だと・・。

なるほどなぁ目

もちろん、実際の私たちキャリアは、政治や経済といった外的要因や、世の中に出てからいろいろ分かってくること、価値観の変化といった内的要因もあるので、一概に学生時代の夢をいつまでも同じレベルで語るわけにはいきません。

しかしまた、社会人になってから新たにできる夢もありますよね。


ただ、夢のためにリスクをどう負えるのか、悩み決断するきっかけ、ヒントになりそうな1冊です。
若いうちに出会って、節目節目で読み返すとよいのでは?と思います。

だから、自分の受講生に紹介するんですけどね。

いずれにしても
「よく生きた人だけがよく死ねるのだ」
この言葉が一番、心に残りました。
このブログを読まれている方の中にも、「スーパーテレビ 情報最前線」でホスト特集をしていたのを見たことがあるひとも多いと思います。
そう、あのホストの「王子」として酒で体を壊しながらもトップ争いを繰り広げていた夕聖さんが書いたコミュニケーション術の本。

時給100万円の会話術
元カリスマホストが教える時給100万円の会話術
夕聖(著) KKロングセラーズ

元カリスマホストが教える時給100万円の会話術


読んでの感想は、「納得」の一言。

どんな世界でも1番になる人は学ぶべきところがあり、また陰での努力があると思っています。
それを垣間見ることができました。

というのも、この本には専門用語はまったく使われていませんが、企業のコミュニケーション研修でやることや、コーチングやNLPで学ぶようなことが書かれています。

いわゆる、ラポール構築のためのミラーリング(ペーシング)、ポジション・チェンジなどについて、そういった言葉を使わずに書かれています。

お金を払って「コミュニケーション」そのものを買いに来る女性たち。
そしてまた派閥争いや仲間からの裏切りなど、厳しいホストという世界。

その中で常に向上心を持ちながら、実践の場でコミュニケーション能力を磨いてきた著者だからこそ、文中に語られる経験も踏まえて説得力があります。

中身は、著者のこれまでのホストとしての実体験を交えながら、コミュニケーションについての方法論を幅広く伝えています。
上司と部下の関係構築はもちろん、男女の上手な別れ方にいたるまで書かれています。

コミュニケーションについて勉強をある程度されている方にとっては、ホストの世界を垣間見ることができる以外は、目新しい内容はないのですが・・。
この著者の経験からくる独自の特徴的な考えであると感じたのが、部下との関係における「テイク三ギブ一の法則」と「一五の法則」です。

多くの方がご存知のように、昨今のコミュニケーションの考え方では、最低でもテイクとギブは同じくらい、最近では、「ギブを圧倒的に多くする」という考え方が主流です。

著者は、後輩をかわいがり面倒を見過ぎたがために、後輩たちが著者を頼り過ぎたり、「してもらって当然」というようになった経験から、部下や後輩がしてくれた三のことに対して一返すくらいがちょうどいいと学んだようです。

また、「一五の法則」というのは、してあげるほうは五のことをしてあげたつもりでも、されたほうは一くらいにしか思っていないということからきています。

「部下に対しては、面倒を見過ぎず、ちょっと厳しく振舞い、期待もしすぎないくらいがちょうどいと思います。」とあります。

ちょっと寂しい気もしますが、ある意味、現実を見極めた方法論だと思いました。

ただ、その前後の文章で、ものをあげるという行為は簡単なことであって、心に響きにくい。
それよりは、きちんと相手とコミュニケーションをとったほうがよっぽどいいと言っています。
吉野家の牛丼で構わないから、一緒に同じものを食べるくらいの方がちょうどいいのだと。

この本の中には、打算的に感じる一面もありますが、しかしながら、人間関係において一理あるというか、真を突いたことを正直に本音で書いてくれています。

コミュニケーションのプロが、自身の失敗談を含めて惜しみなくそれを書いてくれたことに感謝したい1冊です。

早起きは「3億」の徳 日の出起床で人生激変!
哀川翔(著) 東邦出版

「早起きは3文の得」という言葉に始まり、「朝型〇〇による効率向上!」といったビジネス本はよくあります。

「そうかも知れないけれど、ギリギリまで寝ていたい」のが人間というものですよね。

ところが、1年360日六本木で朝方まで飲んでいたという哀川翔が、早起きを勧める本を出したのだから説得力があるというものです。
正直、他の人でこの題名なら手に取らなかったと思います。哀川翔だから・・・。

早起きは「3億」の徳
早起きは「3億」の徳
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哀川 翔
東邦出版
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おすすめ度の平均: 4.5
5 哀川翔の価値観が面白い!
3 真似する価値ある本。
5 本職 「哀川翔」
5 兄さん、ついていきます!



まずこの本、各章が「章」でなくて、「翔」なんです。さすがです。
「第4翔 仕事の激変」といった具合。

さて、中身は毎日のように朝まで飲んでいた著者が、結婚と子育ての中で自然と早寝早起きの生活スタイルになっていったこと、その中で感じた早起きのメリットを中心にライフスタイルや価値観が書かれています。

また実際に著者のある1ヶ月の24時間のスケジュールを4~6日分ずつ紹介しています。

確かに、著者はサラリーマンでなないので、一般的な就業時間を考えるとサラリーマンやOLがそのままマネをすることは難しいものがありますが、生きる上でヒントとなる著者独自の人生を前向きに生きる考えは随所にあります。


「旅行に行くとみんな早起きするじゃん。俺たちはこの世に旅行に来ているみたいなもんなんだから、早起きしないのはもったいない話だよ。」
「この世を楽しもうと思ったら、無駄に時間を使うことがいかにもったいないか分かる」



「必要なのは『癒し』ではなく『リセット』。仕事から自分を切り離せられるリセットボタンを見つけて頭をうまく切り替えること。そうすると、次の日にオンしたときも勢いよくスイッチが入る」
(ここで著者の言う「癒し」とは、頭が仕事に縛られてオンのまま癒しの時間と思って飲みに行くことなどを指しています。)

「『寝ず自慢』のやつは、絶対どこかで寝てる。しっかり寝てるやつの方が絶対に出世するね」
「俺は仕事ができる忙しい人間だ」みたいなことをアピールしたいのか「寝ず自慢」をしている人がいるけれど、時間管理ができていないことを晒しているようだと・・。

確かに、どうしようもないくらい忙しい時期はあると思います。
ただ、「寝ず自慢」や「残業自慢」は、あまりカッコよくないですよね。

「成り上がりたいなら、積極的に人と関われ! いろんな人間と交流を持って、みんなに盛り立てられてこそ頂上を目指すことができる」

この他にも、早起きを中心にしながらも、男女のことやお金についての著者の考えが書かれた本です。
とても読みやすい本なので、移動時間などにお勧めです。

私は、特別に応援している球団はないのですが、仕事の関連でチケットを頂くことがあって、今シーズン2回ほど神宮球場で野球観戦をしました。(ヤクルトVS阪神、ヤクルトVSロッテ)

ヤクルトスワローズがホームである神宮球場で試合をする場合、選手がバッターボックスに向かう時には、各選手のテーマ曲がかかります。

ヤクルトというと神宮外苑という都会をホームにする球団ですが、応援がビニール傘に東京音頭なので、勝手にあか抜けないイメージを持っていました。(失礼)

ところが、各選手の入場の音楽とバックスクリーンの映像がみんなカッコイイのです。

特に、2006年・2009年とWBCの代表に選ばれ優秀選手賞も獲得した青木宣親選手がバッターボックスに向かう時、音と映像、本人の実力も合わせて、なんだかすごい雰囲気を感じてしまいます。

プロとしてのセルフプロデュース力が高いのでしょう。

さて、青木選手のテーマ曲。
どこかで聞いたことはあったのですが、曲名やアーティスト名など名前に疎い私。
案の定まったく分からず、一緒に観ていた人に教えてもらい、さっそく購入しました。

コリジョン・コース「COLLISION COURSE」JAY-Z/LINKIN PARK

ジャンルとしては、ヒップホップなのですが、ロックの要素もかなり強いです。
ちなみにSonic Stageでこのアルバムを読みこんだら「ラップ・メタル」と出てきました。

青木選手のテーマ曲は「NUMB/ENCORE」(ナム/アンコール)このアルバムの4曲目に入っています。
ほかの曲もとてもいいですよ。

有島博志さんの解説の中に、彼らに初めてインタヴューした時に「リンキン・パークでやりたかったのは、様々な音楽性を継ぎ目なく混ぜ合わせ、自分たちならではの音楽をつくることだった」と言っていたそうです。
DVDのライブ映像と合わせてクールな作品です。