哀川翔(著) 東邦出版
「早起きは3文の得」という言葉に始まり、「朝型〇〇による効率向上!」といったビジネス本はよくあります。
「そうかも知れないけれど、ギリギリまで寝ていたい」のが人間というものですよね。
ところが、1年360日六本木で朝方まで飲んでいたという哀川翔が、早起きを勧める本を出したのだから説得力があるというものです。
正直、他の人でこの題名なら手に取らなかったと思います。哀川翔だから・・・。
早起きは「3億」の徳
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哀川 翔
東邦出版
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おすすめ度の平均: 

哀川翔の価値観が面白い!
真似する価値ある本。
本職 「哀川翔」
兄さん、ついていきます!まずこの本、各章が「章」でなくて、「翔」なんです。さすがです。
「第4翔 仕事の激変」といった具合。
さて、中身は毎日のように朝まで飲んでいた著者が、結婚と子育ての中で自然と早寝早起きの生活スタイルになっていったこと、その中で感じた早起きのメリットを中心にライフスタイルや価値観が書かれています。
また実際に著者のある1ヶ月の24時間のスケジュールを4~6日分ずつ紹介しています。
確かに、著者はサラリーマンでなないので、一般的な就業時間を考えるとサラリーマンやOLがそのままマネをすることは難しいものがありますが、生きる上でヒントとなる著者独自の人生を前向きに生きる考えは随所にあります。
「旅行に行くとみんな早起きするじゃん。俺たちはこの世に旅行に来ているみたいなもんなんだから、早起きしないのはもったいない話だよ。」
「この世を楽しもうと思ったら、無駄に時間を使うことがいかにもったいないか分かる」
「必要なのは『癒し』ではなく『リセット』。仕事から自分を切り離せられるリセットボタンを見つけて頭をうまく切り替えること。そうすると、次の日にオンしたときも勢いよくスイッチが入る」
(ここで著者の言う「癒し」とは、頭が仕事に縛られてオンのまま癒しの時間と思って飲みに行くことなどを指しています。)
「『寝ず自慢』のやつは、絶対どこかで寝てる。しっかり寝てるやつの方が絶対に出世するね」
「俺は仕事ができる忙しい人間だ」みたいなことをアピールしたいのか「寝ず自慢」をしている人がいるけれど、時間管理ができていないことを晒しているようだと・・。
確かに、どうしようもないくらい忙しい時期はあると思います。
ただ、「寝ず自慢」や「残業自慢」は、あまりカッコよくないですよね。
「成り上がりたいなら、積極的に人と関われ! いろんな人間と交流を持って、みんなに盛り立てられてこそ頂上を目指すことができる」
この他にも、早起きを中心にしながらも、男女のことやお金についての著者の考えが書かれた本です。
とても読みやすい本なので、移動時間などにお勧めです。
