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海を愛する組織開発・人事・教育・総務コンサルタントのブログ

※人事・総務、組織開発、ファシリティマネジメント
※「コミュニケーションを加速する」をテーマに、幅広い商品開発
を手掛ける「アクロス株式会社」代表のブログ

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

私・・

この年末年始で・・・

「おっかいもの音譜 おっかいもの音譜」(西武冬市)

「ほほほのほそき、か、か、か、かずこ音譜 携帯電話へアドバイス~音譜」(サイバード)
が頭から離れなくなりました。

どうしてくれんだ。。。


さて、今回は国内にある異文化・・風習について、お正月らしいトピックでいきたいと思います。

皆さんの家では「注連飾り(しめかざり)」を飾りますか?

この注連飾り。
もともとは神社などに見られる注連縄(しめなわ)なのです。

注連縄は神社などで見ることができますが、それに囲まれた内部が神域であることを示しています。

昔は、正月には家の周りを注連縄で囲い、家の中を神聖な場所として外の不浄な場所と区別、つまり結界としていたそうです。
それを簡略化して神棚の上などにだけ飾るようになり・・
さらに略したものが注連飾りということのようです。

これを外すのは、一般的には正月7日です。
門松といったいわゆる「正月飾り」と一緒ですね。


ところがです。

昨年、伊勢神宮に参拝した時に、ぷらぷらと住宅街を歩いていた時に気付いたのです。
それは、夏だというのに注連飾りをしている家が多くあること。

あまりに注連飾りをしているところが多く、しかも私の住んでいる東京で見る注連飾りと違ったのでパチリ。

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その後、わかったのですが、伊勢地方では現在でも1年を通じて注連飾りを飾る風習があるそうです。

海外とのビジネスで異文化を学ぶ必要があると常々言っていますが、日本国内でも様々な文化・風習があるものですね。

よくこの時期に話題になる地方による「お雑煮」の違い。
これも実に様々です。
今年もいろんなことを楽しみながら勉強していきたいと思います!
日々勉強!と思い、私はいくつかの人事担当者の勉強会に参加しています。
そのうちの一つが今週ありました。

今回の勉強会のテーマは、各人事担当者の考える「管理職教育をいかに定着させるか」「そのための秘訣」といった内容。
その勉強会の前段として、参加者一同、JFEスチールの東日本製鉄所の見学をさせてもらいました。

JFEスチール株式会社の東日本製鉄所は東京湾の東西に拠点を持っています。
東側が旧川崎製鉄株式会社の千葉地区(JR蘇我駅)、西側が旧日本鋼管株式会社の京浜地区(扇島)です。
今回は、この千葉地区を見学させてもらいました。

これまでいろいろな企業の工場や研究所を見学しましたが、スケールおよび迫力の点で圧倒的でした。

なにしろ敷地だけで、東京ドーム176個分の広さ。
各工場の中は全て車で移動します。会社の中を鉄道が走り、信号があり、専用の消防車がある。そして、溶鉱炉の外観は、宮崎駿の映画にありそうな、まるで動きだしそうな独特の雰囲気があります。

私は製鉄工場を見学できるとあって、TBS開局55周年記念ドラマ『華麗なる一族』(原作:山﨑豊子)の木村拓哉演じる阪神特殊製鋼の万俵鉄平になりきっていました。
見学バスの中から、溶鉱炉建設に打って出た時の万俵専務(私)、一丸となった阪神特殊製鋼の現場社員たち(各社人事担当者)と勝手な想像にひたっていました。

さて、見学は、熱間圧延工程から。
テレビの映像などで見かけるオレンジ色に熱された巨大な延べ棒のような鉄の板が流れてくるあの工程です。

真っ赤に熱せられた厚さが20センチ以上ある巨大な鉄の塊を圧縮して、うすい(わずか0.8ミリ)鋼板を作る工程。
巨大な鉄の塊は人が歩くくらいの速度でゆっくり流れてくるのですが、圧延機の終わりでは0.8ミリの薄さの鋼板になるので、その分時速が50~60キロにもなって流れてきます。

まず轟音とともに熱せられた鉄板が出てくると、あたりの温度が一気に上がります。
見学コースまで一気に暑く(熱く)なります。夏場の見学は大変だそうです。

温度管理や厚みのコントロールなど非常に精密に管理されていると説明いただいたものの、真っ赤に熱せられた巨大な鉄板の表面に水をかけたり(表面の黒いものを吹き飛ばすらしい)、7台もの仕上げ圧延機を通った鉄板が冷却工程を時速50~60キロで流れる様子は圧巻です!

次に、鉄を作る工程としては逆になるのですが、製鋼工程を見学しました。
これは、溶鉱炉から出てきた硬くてもろい「銑鉄」を強くてしなやかな「鋼」にする工程です。

これもたまにニュースなどで見かけますが、真っ赤なマグマのような銑鉄を何メートルもある巨大な鍋(溶銑鍋)で転炉に流し込む工程です。

これがもう「すごい!」の一言。
最初にちょっとした船のような入れ物に入ったスクラップを巨大なクレーンで吊るして、転炉に入れます。
これだけでも十分な迫力ですが、その工程を見ている後方から巨大な鍋がやってくるのが見えます。ドキドキです。

スクラップを入れていた船のような入れ物を下ろすと、いよいよ銑鉄の流し込みとなります。
「燃え盛る加工に巨大な鍋でバシャーっとマグマを注ぎ込んだら噴火した」みたいな訳わからない勢いで鍋ごと炎に包まれるんです。

いくら耐火性の材料で作られているとはいえ、建物の屋根にまで炎が噴きあがり、鍋から下は火花が噴き出すのを見ると「大丈夫かな?」と思うくらいです。

この迫力に各人事担当者は、すっかり子供になっていました。
奇声を上げて喜ぶ者、バンザイする者。
私、木村拓哉演じる万俵専務はというと「火事だぁ~!!」と叫んでバンザイしていました。(アホです)

さて、迫力に酔いしれた様子はこれくらいにして、感心した点をご紹介したいと思います。
それは、安全衛生の意識の高さです。

広大な敷地、野積みされた鉄鉱石や石炭といった原材料、迫力あるモノづくり・・
しかし、よく見ると管制室はもちろん、工場内は余計なものは一切なく5Sが徹底されています。ウエスも密閉された専用のケースがあり、その中に入れられています。

安全に関する標語などは他の会社でも見かけるのですが、印象に残ったのは「声掛けは『ご安全に』」と書かれた表示板。

これは、ただの意識付けのためかと思いきや、本当に社員の皆さんはすれ違う時に「ご安全に」と挨拶をされているのです。

これには驚きました。
「お疲れ様」でもなく「こんにちは」でもなく、「ご安全に」

それが普通になっていること。
この徹底ぶりは素晴らしいなと勉強になりました。

安全は全てに優先する。労災をなくす。
これは日々の地道な意識付け、安全衛生活動によってなされるものです。
工場の様子と、社員のあいさつからJFEスチールの意識の高さ、日頃の活動が垣間見られた気がいたしました。
野村ノート
野村克也(著)
小学館文庫

野村ノート (小学館文庫)


以前、私のブログで紹介した村山昇さんの本。

私見ですが村山さんの本は、30歳前後から40歳手前・・
そうですね、入社3年目~10年目くらいでしょうか、
仕事を一通り経験した上で、仕事や人生に対して真摯に向き合っていながらも、何かもやもやとした「壁のようなもの」を感じている人達に対して、「働く」ということに対する考え方の提示・ヒントになる本だと思います。

そして、この野村ノートは、野球ファンはもちろん・・
会社でいえば、(会社によって呼び名は異なりますが)主任、係長クラス
つまり、管理職手前から第1戦の管理職あたりまでにドストライク!な本だと感じました。

今の日本人に不足している「よく考えること」「考え抜くこと」の大切さ、
そして何より「人を育成すること」の大切さについて、野球というスポーツを通じて語っている本であると感じました。

この2つって本当に大事なんですよね。

(1)よく考えること
若年層教育に携わっていた時に、最近の若手は、すぐに答えを出すけれども、よく考えていないことが多いという問題がありました。

もちろん全ての若手ではありませんが、インターネットから答えらしきものを見つけ出しコピペしたり、似たような論文を少し加工して自分の意見のように出したりと・・。


私が創った若年層向けの研修プログラムに「課題解決プログラム」というのがあります。

グループで、それぞれグループを担当するトレーナー(先輩社員)の課題を解決して、発表するだけなのですが・・

例えば、こんな感じです。グループのメンバーから課題を聞かれたトレーナーは、
「旅行に行きたいから、私に合った旅行を提案してほしい」と言います。

そこでメンバーは、トレーナーの趣味などを聞いて、調べ始めるのです。

で、中間発表をします。
そうすると、
「温泉旅行を提案します」
「疲れている先輩には、ズバリ『癒しの旅』。また、フルーツの大好きな彼女がいるそうですから、この季節は長野県の~温泉がお勧めです!」
と素晴らしいプレゼンが続きます。

ここで先輩がガツンとやるわけです。
「旅行に行きたい」⇒『なぜ?』⇒「疲れている」⇒温泉
は安易でしょう!

疲れているのは「なぜ?」とどうして考えないのか!

疲れている理由が、忙しかったプロジェクトがちょうど終わったのならば、「温泉旅行」もいいでしょう。
でも、疲れている理由が、「毎日の通勤距離が遠い」ことなのであれば、「引っ越し(素敵な物件)」を提案するべきなのでは?
疲れている理由が「人間関係」だとしたら・・?

こうして、この研修ではもう一歩深く考えることの大切さを教えるのです。

野村監督は、その1球をなぜ投げたか、なぜバットを振ったか(振らなかったか)・・考え抜いて「勝負」して失敗しても責めないけれど、何も考えずに感覚(技術)だけで(勝負でなく)「バッティング」をしてきた者は叱るといいます。

考えることは、進歩につながるんですよね。

また、できる(できない)原因が分かっている選手(ビジネスパーソン)はスランプが短くて済みます。
だって、その原因を修正するだけなのですから。
考えることの積み重ねが、大きな意味を持ってくるのだと思います。


(2)人を育成すること
この本の後半は、人を育成することの大切さ、組織を運営のポイントなどが書かれています。

また、江夏、江本、門田の個性の強い選手の育成に苦労した経験が今の自分を作っていると、その当時のエピソードにも触れながら書かれています。

章のタイトルだけご紹介します。
・中心なき組織は機能しない。
・組織はリーダーの力以上には伸びない
・指揮官の重要な仕事は人づくりである
・人間学のない者に指導者の資格なし

どうですか?
ビジネスにも応用できるヒントが盛りだくさんな感じがしませんか?
実際にそうです。

あと、最後にご紹介したいのは、
私が社会人になって触れた言葉で感銘を受けた言葉があるのですが、それがこの本にも野村監督が心打たれた言葉として書かれていたのです。

心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。

その通りなんですよね。
宿命を変えることはできなくても、運命は変えられると思います。

ちっぽけな例えなのですが・・
会社や学校の始業、待ち合わせにはいつも遅刻をする人がいたとします。
その人は周囲から時間以外のことまでルーズな人だと思われることもあると思います。
しかし、その人が心を変え、行動、そして習慣を変えたとします。
その人は、周囲から「約束の時間を必ず守る人だ」「ちゃんとしている人だ」と評価されるようになるでしょう。
それがその人の人格となり、周囲からの期待や依頼されることも変わるでしょう。
運命、人生が変わると思います。

私は、この言葉に「3週間」「3か月」ルールを追加して考えています。

何かを始める時、まずは3週間頑張るんです。
3週間頑張ると自分の中で少しずつ何かが変わるんですよね。
そして、3か月続けると「苦」ではなくなる。つまり「習慣」にできるんです。
習慣になれば続けられます。
そうすると過去の自分とは違った生活・人生を送ることができます。

今回は、「野村ノート」からいろいろと広がってしまいました。
それだけ感じることの多い1冊でした。

今日は知人の結婚式。
実直な新郎新婦の二人の周りに対する感謝の想い
一緒になれた自分たちの幸せを喜ぶ想い
そんな想いがまっすぐに、ただまっすぐに伝わってくる素敵な結婚式でした。

そんなわけで、素直で神聖な気持ちでしばらくいたいので
帰り道で買った「THE VERY BEST OF enya」を聴きながら、これを書いています。
Very Best of Enya


何かと話題の福岡伸一さんのベストセラー「生物と無生物のあいだ」
「動的平衡論」をもとに、生物と無生物を区別しているものは何かを考察しています。

生物と無生物のあいだ・・例えば、ウイルス。
ウイルス自体は、呼吸をしなければ栄養を摂取もしません。
二酸化炭素を出すことも老廃物を出すことも、一切の代謝をしません。
限りなく物質に近い存在。

しかし、物質と異なる点。それは自己複製能力があるということ。
インフルエンザウイルスやエイズウイルスのように、体内で増えていく。

あらためて考えると不思議ですよね。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
福岡 伸一
講談社
売り上げランキング: 426
おすすめ度の平均: 4.0
4 科学こそ哲学
5 文章がうまい!
5 生命の源への大いなる旅
4 分子生物学の入り口を覗いてみる
5 生命とは何か




読後の一番の感想としては・・
私たち生物の体の中で起きている分子レベルでの変化
そのことを、これほどまでに美しく、ドラマチックに文章で表現できる人がいるであろうか。

例えば、体の中で分子レベルの物質が入れ替わっていく様子を、波打ち際の砂上の楼閣に例えながら、しかも分かり易く表現されています。

昔読んだ本に、私たちは長い歴史の中で見れば、たった7~80年の間だけ存在するガス状の存在であるとありました。

また、東洋哲学には「空」(くう)の思想があります。

有は無であり、無は有である。
量子論の不確定性原理から導かれる対生成を見れば、東洋哲学が近代科学と同じことを言っていることがわかります。

真空の中で、電子をぶつければ物質の最小単位である素粒子が生まれる。
そんなことまで思いながら読み進めることができました。

こうして文章を書いているその瞬間にも、
こうして文章を読んで下さっているその瞬間にも
私たちの体の中では砂上の楼閣の砂粒が別の砂粒に入れ替わるように、絶えず変化しているのです。

食べたものがあっという間に、分子レベルに分解され、特定の臓器ということではなく、体の隅々にまで行き渡る。
そうして知らないうちに生まれ変わっています。

ちょっと固いガス状のような存在の私たち。
それが相手を見つけ恋をして、子孫を残し・・・

もし遺伝情報だけを複製するのが生物ならば、川を必死に遡上して受精して死に絶えていく鮭のような人生でいいのかもしれない。

でも、人は美しい景色に感動し、涙を流すこともある。
人は人を育てる。
人は社会に何かを残そう(貢献しよう)と働きかけ、愛する人と添い遂げていく。

素敵だと思います。

個人的には、そこには「時間」があるから、そこには「限り」があるからそうなんだと感じます。

体の中でも「時間」があるからこそできることがあります。
ある特定の部分に作用する遺伝子をなくした(ノックアウトした)受精卵から、その部分に問題のない生物が育つ。つまり、欠陥品を作ったはずが、完成品ができてしまう。

生物は、生まれ育つ「時間」の中で欠落した遺伝子を補う「動的平衡」をとっているそうです。

ただ、これにも時間の限りはあって、成体になってからだと間に合わない。

限りあって、はかなく美しいから「生物」なのでしょうね。


子供の時に、この地球とは宇宙とは・・と考えていたら、許容量を超えたのか(笑)ボーっとしてしまったことがあります。

でも、たまにはそうやって、少しでいいから時間軸も越えて抽象化思考をすることもいいのでしょうね。

明日は、日本の絵本にアジア各国の訳語シールを貼って、海外に送るという活動に参加してきます。
送られた国々では、子供たちがボロボロになるまで絵本を読んでくれるようです。
思いも絵本に乗せて頑張ってきます。
昨日のブログは、大変読みにくくて失礼しました。

ワードで文章を書いて「標準エディタ」にコピペしたら、とんでもない改ページに!
本日、携帯で見て驚きました。

昨日の文章はいつものように「タグ編集エディタ」を使って書き直しました。
これから、アップしたら確認します。

すいませんでした。