早いもので息子も一歳を過ぎました。現在一歳四か月。
女の子は言葉の発達が早く、男の子は運動能力の発達が早いと聞いていましたが、その通りでした。
我が息子の言語能力ときたら、自分の名前を「〇〇ちゃん」と呼ぶことと、かくれんぼをして見つかった時に「おった」ということ。ゴクゴク麦茶を飲みほした後に「ぷはー」と満面の笑みを浮かべてのたまうこと。以上、三言のみ。
ほかの意思疎通は、「うぅー」と低くうなって、歯みがきは嫌だとか、そのおかずは食べたくないとか、全ての気に入らない事を主張なさいます。自由だなぁ、1歳児。
言語能力が劣るかわりに、上達しているのは運動能力。一日中、歩くというより走り回っていて、ベビーカーに乗せると「違うだろう、歩かせろ」とばかりに「うぅー」と怒ります。
家の中では、少し目を離すとダイニングテーブルの上にひらりとお立ちになり、ジュリアナのお姉さま並みに、色んなものを振り回してくださいます。
昨晩の息子氏のご行状
昨晩のメインはぶりの照り焼き。一瞬目を離したら、ぶりを漬け込んだジプロックがぶちまけられて、テーブルの上にはブリの切り身が鎮座し、床と壁紙は醤油まみれに。
テーブルの上でにっこり笑って、ジプロックを握りしめる1歳児。
ぶりか?床か?壁紙か?それとも醤油まみれの息子の着替えが先か?と優先順位がつけられず、しばしフリーズ。ぶりの救出を優先しましたが、正解は何だったんでしょうか?
一歳の息子を抱えて、リアルな困りごと
子供が立って歩き回り、高さ方向の移動も可能になると、あらゆる場所の家宅捜査が始まります。
特に大変なのが紙物。役所の書類や銀行からのお知らせなどをわかりやすい場所に置いておくと、破られ、くしゃくしゃにされ、ゴミ決定と相成ります。チーン。
で、困ったのが私の一番の趣味『読書』です。
読書家あるあるで、カバンの中には本がないと落ち着きません。育児中なので、落ち着いて読書する時間も取れず、カバンの中には読みたい本が溜まっていきました。
そして、ちびっこは母ちゃんのカバンが大好物。床に置いた瞬間に、すかさず中身をひっくり返し、文庫本はカバー、本体に分解した後に全力で振り回し、紙ゴミに変えて下さいます。
こうして数冊の紙ゴミを出したあと、ようやく私は悟りました。『育児と読書は相性最悪』だと。そして、手を出してしまったんです。禁断のkindleに…。
kindle買っちゃった♥
購入したのはkindle paperwhiteの漫画モデル。なんでもっと早く買わなかったんだろう。もう、最高ですわ。うはははは。
高齢母ちゃんが子育てしながら感じた、kindleの素晴らしい点ベスト3を勝手にご紹介!
Best 3 老眼に優しい!
四十路になるとあちこち体にガタが来ますが、その中でも私に自覚症状があるのは老眼です。もうね、岩波文庫なんかのちっちゃい字は辛いんですよ、フォントも細いし。
文字の大きさを変えられるのが、こんなに有難いとは思いませんでした。また、読書に特化しているので、文字表示が滑らかで目に優しい!
明るい昼間はフォント小さめ、暗がりで読む夜は大きめにして読むなど、簡単に変えられるのがありがたいです。
Best 2 自宅で本が買える
子連れで本屋に入ると、露骨に嫌な顔をされることが多いです。
静かな雰囲気をぶち壊すキーキー声(お客さんに嫌われる)、手当たり次第に商品を触りまくる(書店員さんに嫌われる)などの乱暴狼藉は、専門書売り場だと即アウト。
子供を産むと本屋のハードルは上がります。なので、自宅でポチッとするだけで読みたいものが手に入るのは最高。
特にまとめ買い機能は便利ですね。漫画モデルなので、ダウンロードして保存できる冊数は約700冊。残量を気にせず、好きなものを大人買いできる幸せったらありません。
また、各出版社が頻繁にkindleセールを行っているため、紙の本よりもお安くなっているのもありがたい。普通の本屋さんには置いていない、ひと昔前に出版された本などを見つける楽しさもあります。
Best 1 暗闇でも読めるバックライト
子育て中、ほっとできるのは子供を寝かしつけた夜のひととき。どんなに荒れ狂った日でも夜は来て、天使の寝顔で眠りに落ちます。
主人は息子に寝かしつけられて早々に夢の中、私はようやく一人の時間を過ごします。本を探す必要もなく、部屋の電気は消したままkindleのバックライトで、読みたい本を好きなだけ読みます。
気持ちの疲れた時には読み慣れた本を、勉強したい時には専門書を、子育てに疲れた時には子育てエッセイを。
ダメダメな一日でも、本がそばにいてくれれば、明日はまぁなんとかなるかと気持ちの切り替えが出来ます。
本好きにしてくれた母に感謝
私が本好きになったのは、亡き母の影響です。
小さい頃、母は毎週図書館で本を借りて来てくれました。当時、実家には車がなく、母は自転車で往復1時間かけて図書館に通い娘達に本を届けてくれました。
ぐりとぐら、赤毛のアン、シートン動物記、シャーロック ホームズ、長靴下のピッピ、大草原の小さな家。本を開けば世界中のいろんな場所に飛んでいき、物語の中に入って時代の息づかいを感じることができました。
シートン動物記のオオカミ王ロボの雄叫びや、大草原の小さな家の西部開拓時代のインディアンの恐ろしさは、読んでから四半世紀経ちますが今でも私の中にあります。
私も母のように、子供に物語を与えられる人でありたいです。kindle最高!が、なぜかお母さん最高!に変わってしまいましたが、また読書を生活の中に戻してくれたkindleに感謝しています。ありがとう。







