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ほっこり中国茶しませんか?

英語と中国語を駆使しつつ美味しいお茶に巡り合う方法を模索しています。中国茶と、お茶にまつわる歴史が大好物です。

前回までの台北旅行記はこちら
 
子連れ台北旅行記失敗&グルメ編→
 
 
さて今回の旅の隠れテーマ、中国茶編を記していきたいと思います。(隠れてない気もしますが)
 
最近の中国茶歴
 
正直に言います。
 
ここ数年、私の中国茶熱は冷めつつありました。理由は二つ。
 
一つ目は、子育て。育児でバタついていて、優雅にお茶を楽しむ心の余裕が、なくなっていました。
 
二つ目は、中国茶の過剰在庫。主人が仕事で年数回、中国に行くようになりお土産として、中国茶を頂く機会が増えてきました。
 
中国茶というのは日本茶と違い、一度茶葉を急須に入れると、五煎~六煎は余裕で飲めてしまうため、茶葉の消費量は非常に遅く、
 
消費するスピードよりも、頂いて増えるスピードのほうが速くて、我が家はさながら茶問屋のような品ぞろえになりつつあります(笑)
 
頂き物のいいところは、自分なら選ばないお茶を頂けるところです。今美味しいなあと思って飲んでいるのは、『肉桂』、『弥勒白茶』(中身は緑茶)。

肉桂とはシナモンの意味だそうですが、柑橘系の爽やかで渋みのある香りとほうじ茶のような飲みやすさですいすい杯が進みます。
 
最近は主人もお茶の味がわかってきて、これは本当に美味しいねえといいながら、味がなくなるまで味わい倒しています。
 
このように受身な中国茶生活を送ってきた中、久しぶりに台湾に行く事になりました。
 
2歳児を連れて行っている関係上、行動が制約されてしまったのですが、やはりゆっくりお茶を飲む文化のある国は良いなぁと色んな局面で感じました。
 
世はタピオカ大ブームですが、本ブログは中国茶ブログ。中国茶とその周辺に漂う雰囲気を文章から感じていただければ嬉しいです。
 
猫空の中国茶館でくつろぐ
 
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今回行けたのは一軒だけ。
 
MRT文湖線の動物園駅で乗り換え、猫空ロープ―ウェーに乗って、木柵鉄観音の里、『猫空』に向かいます。
 
その前に、息子にお付き合いして、台北動物園で体力を消耗していたため、夫婦ともどもヘロヘロで到着。
 
有難いことにロープーウェーで息子が寝落ちしてくれたので、
 
ベビーカーに乗った息子を起こさない
 
↑を優先に店を選びました。
 
しかもお店の写真を撮り忘れたので、まさかの店名情報なしでお送りします。レシートももらってなかった(泣)
 
頼んだのは当然『木柵鉄観音』。店先で茶葉を揉んで乾燥させていたので、おそらく自家製のお茶だったと思います。これも写真撮ればよかったなあ。
 
お茶請けは、定番の茶梅とドライマンゴー。こちらは観光地っぽいお味でした。
 
image
 
一番のご馳走は、眼下に広がる台北の街並みと、鳥のさえずり、川のせせらぎの音。
 
夫婦そろって無言で、ただただぼーっと頭を空っぽにして、お茶をすすります。
 
夕方3時ぐらいに到着したので、空が徐々に夕方の茜色に変わる様子を眺める。贅沢な時間でした。
 
そして、隣のテーブルに座った、大学生らしき若者ご一行は、全員スマホで撮影大会開催。何処も同じ若者の風景です(笑)
 
台湾人にとって中国茶館でのお茶は、日本人にとって京都でのお抹茶。レトロな文化に属するのかなあと、少し寂しく感じました。
 
若者よ、撮るより味わって!美味しいよ君たちの国の台湾茶は。
 
本場台湾茶を林華泰茶行で買おう!
 
息子、大暴走!
 
伺ったのは老舗の茶卸『林華泰茶行』。こちらは全く写真がありません(泣)
 
息子と私のワンオペデーに、何を考えたのか、 『ベビーカーなしMRTで行ってみよう』無意味に意気込んだのが運の尽き。
 
MRT中和新蘆線の大橋頭駅に降り、お店まで歩くぞと地上に出たところ、
 
おといぇ、いくのぅ!!
 
と息子がおっしゃいます。
うん、ナイスタイミング(泣)
 
でまあ駅に戻って、中国語でトイレの場所を聞き、無事におトイレあそばされたころには、母にはもう余力が残っていません。
 
生憎この日は朝から大雨。息子に合羽を着せて傘を差し、スマホの地図を頼りにヨレヨレで到着。お店に着いたのは土曜日朝9時。
 
週末の早朝だったからか、数人いたお客さんは全員日本人で店員さんと日本語で会話しながら、あれこれとお茶を選んでらっしゃいました。
 
さあ、台湾茶を買ってみよう!
 
店頭には寸胴鍋を大きくしたような、無骨な金属缶がずらりと並びます。金属缶の上には『茶名』+『数字』が書かれていますが、数字は600gの値段です。
 
鉄観音1000』と書いてあれば、鉄観音600gが1000元。(一元=約3.5円)ルピシアのお茶の売買単位は50g。つまり600gは買うには多すぎます。
 
最小販売単位は150gだということで、『香片150g』、『鉄観音300g』を購入。香片はジャスミン茶のことです。私が買ったのは松竹梅の竹レベル。600g1000元の商品を買って来ました。
 
ジャスミン茶は茶葉が,細切れに裁断されていて、苦みが強くてうーん今一つ。ケチらずに香片1600元を買うべきだったと後悔中です。
 
鉄観音は安定の美味しさ。柑橘系の力強い香りと渋みを感じる、野性味の強い味でした。ただ、これもまだもっと上のレベルはあるなあ、ケチらず最上級を買うべきでした。主婦感覚を持ち込んだ私の失敗です。
 
本当においしい中国茶は開いた後の茶葉が、桜餅の桜の葉のように欠けなくきれいに開きます。両茶とも葉の艶、姿の美しさ、味など自分が求めていたレベルには、残念ながら達していませんでした。
 
今回はほろ苦いお買い物。お茶飲みながら好みのものを買う、買い物スタイルのほうが向いてるなと、自宅で鉄観音を試飲しながら思いました。
 
 
日本vs台湾 高級茶葉のお値段
 
林華泰茶行は試飲ができないので、お財布に余裕があればお高めの茶葉をご購入ください。
 
高いと言っても下記の程度。
(お店で一番高い商品です)
 
林華泰茶行 凍頂高山烏龍茶
600g 4000元(日本円14000円)
 50g  333元(日本円  1166円)
※台湾元1元=3.5円で計算

 

皆様おなじみのLUPICIAと比較

 

ルピシア 7203 凍頂烏龍 特級
50g 1640円

 

最高級品の値段を比較しても、林華泰茶行のほうがお手頃なのはお分かりいただけると思います。
 
日本茶の緑茶でも、本当においしいなあと思うものは、100g1000円以上の価格帯のものです。
 
中国茶の味は値段に比例する』よい教訓を得たと思って次の機会を待ちたいと思います。
 
住所:台北市大同區重慶北路二段193號

MRT大橋頭駅から重慶北路二段を南下し左側にあります。

 

 

2019年12月追記

本ブログは中国茶をテーマの一つにしており、

中でも中国茶の英語表記という記事は、

安定した人気があります。

 

しかし、これは2009年に記載したもので、

その後アップデートを欠いておりました。

 

2019年に久しぶりに台湾を訪問し、

息子が眠った一瞬を使い、

誠品書店で中国茶に関する本を、

数点購入してきました。

 

英語表記があったのは、

台湾茶関係の書籍だけですので、

偏りはあるとは思いますが、

 

中国茶の英語表記を

数点追加いたしました。

ご参考に見ていただければ幸いです。

 

最後のピンインは北京語表記です。

台湾語表記とは異なりますことを、

ご了承ください。

 

2009年3月記載(一部修正)

さて、アメリカにて中国茶に関する

書籍を数点購入したことは、

こちら でご紹介しましたが、

 

今現在も、中国茶の英語表記がよく分からず、

お茶の名前を読み解くのに苦労しています。

 

ジャスミン茶(Jasmin Tea)や、

白茶の白牡丹(Pai Mu Dan)など、

市場全体でなんとなく共通認識が

取れているお茶もいくつかあるのですが、

 

大部分は、漢字を英訳する過程で、

北京語、広東語が入り混じっていて、

ピンインが二種類ふってあるものもあり、

同じお茶に様々な英語名がつけられています。

 

私の覚書の意味もこめて、

市場で共通認識があるものについて

中国茶の英語名をご紹介します。

 

英語圏で最ももまれているお茶と言えば、

イギリスでの紅茶が思い浮かびますが、

案の定、紅茶にはきちんと

英語名がついているものが多かったです。

 

白茶も人気があるらしく、ジャスミン茶と

ブレンドされたものがよく売られています。

 

 

星白茶星 

(White Tea)

 

和名  :白牡丹(はくぼたん)

英名  :White Peony

その他 :Pai Mu Dan

ピンイン:Bái Mǔ Dān

 

和名  :白毫銀針(はくごうぎんしん)

英名  :Silver Needle

その他 :Yin Zhen, Yinfeng, Bak Ho Ngan Jam

ピンイン:Bái Háo Yín Zhēn

 

和名  :寿眉(そうめい)

英名  :Shou Mei White Tea

その他 :Longevity Eyebrows

ピンイン:Shòu Méi

 

クローバー緑茶クローバー

(Green Tea)

 

和名  : 龍井(ろんじん、りゅうせい)

英名  : Dragon Well

その他 : Lung Ching, Longjing

ピンイン: Lóng Jǐng

 

和名  : 平水珠茶(へいすいじゅちゃ、へいすいたまちゃ)

英名  : Gunpowder, Pearl Tea

その他 : Zhucha, Ping Sui Chue Cha

ピンイン: Píng Shuǐ Zhū Chá


和名  : 碧螺春(へきらしゅん、ピロチュン)

英名  : Green Snail Spring, Pi Lo Chun

その他 : Pi Luo Chun, Bik Lo Cheun

ピンイン: Bì Luó Chūn

 

和名  : 太平猴魁(たいへいこうかい)

英名  : Taiping Houkui

その他 : Tai Ping Hau Fui

ピンイン: Tài Píng Hóu Kuí

 

和名  : 峨眉竹葉青(がびちくようせい)

英名  : Bamboo Green

その他 : Emei Shan Bamboo Green

ピンイン: é Méi Zhú Yè Qīng

 

和名  : 黄山毛峰(おうざんもうほう)

英名  : Yellow Mountain Mao Feng

その他 : Huang Shan Mao Feng

ピンイン:Huáng Shān Máo Fēng

 

和名  : 六安瓜片(ろくあんかへん)

英名  : Liu An Melon Seed

その他 : Lu'an Leaf, Liu An Leaf

ピンイン:Liù ān Guā Piàn

 

和名  : 安吉白茶(あんきつしろちゃ)

英名  : Anji White

その他 : An Ji Bai Cha

ピンイン:ān Jí Bái Chá

 

和名  : 毛尖緑茶(もうせんりょくちゃ)

英名  : Jade Sword Green Tea

ピンイン:Máo Jiān Lǜ Chá

 

和名  : 石門銀峰(せきもんぎんれい)

英名  :Shimen Silver Peak Green Tea

その他 :Shi Men Yin Feng

ピンイン:Shí Mén Yín Fēng

 

和名  : 信陽毛尖(しんようもうせん)

英名  :Xin Yang Green Tip

その他 :Xin Yang Mao Jian

ピンイン:Xìn Yáng Máo Jiān

 

和名  : 顧渚紫筍(こしょしじゅん)

英名  :Gu Zhu Zi Sun

その他 :Gu Zhu Purple Bamboo Shoots

ピンイン:Gù Zhǔ Zǐ Sǔn

 

和名  : 蒙頂毛峰(もうちょうもうほう)

英名  :Meng Ding Mao Feng

ピンイン:Méng Dǐng Máo Fēng

 

あじさい青茶あじさい

(Oolong Tea, Blue-Green Tea)

 

和名  : 鉄観音(てっかんのん)

英名  : Ti Kuan Yin, Iron Goddess Tea

その他 : Ti Kwan Yi

ピンイン: Tiě Guàn Yīn

 

和名  : 文山包種茶(ぶんさんほうしゅちゃ)

英名  : Pouchong

その他 : Pao Zhoung, Pau Jung, Wenshan Pou Chong Tea

ピンイン: Wén Shān Bāo Zhǒng Chá

 

和名  : 凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)

英名  : Cold Sumit Oolong

その他 : Dung Ding, Tung Ting

ピンイン: Dòng Dǐng Wū Lóng Chá

 

和名  : 高山烏龍茶(高山烏龍茶)

英名  :High Mountain Oolong

その他 :Gao Shan Oolong

ピンイン:Gāo Shān Wū Lóng Chá

 

和名  : 高山金萱(こうざんきんかん)

英名  : High Mountain Jin Xuan Oolong

その他 : Jin Xuan Oolong Tea

ピンイン: Gāo Shān Jīn Xuān

 

和名  : 翠玉烏龍(すいぎょくうーろん)

英名  : Green Jade Oolong

その他 : Cui Yu Oolong Tea

ピンイン: Cuì Yù Wū Lóng

 

和名  : 東方美人(とうほうびじん)

英名  : Taiwan Beauty, Formosa Beauty

その他 : Oriental Beauty

ピンイン: Dōng Fāng Měi Rén

 

和名  : 白毫烏龍(はくごううーろん)

英名  : Pekoe Oolong, Oriental Beauty Oolong

その他 : 東方美人、五色茶、香檳烏龍

ピンイン: Bái Háo Wū Lóng

※東方美人も白毫烏龍の一種とのこと

 

和名  : 水仙(すいせん)

英名  : Shui Shien

その他 : Shui Sin

ピンイン: Shuǐ Xiān

 

和名  : 鳳凰単欉(ほうおうたんそう)

英名  : Phenix Single Grove

その他 : Fonghwang Tan-chung, Fenghuang Dancong

ピンイン: Fèng Huáng Dǎn Cóng

 

イチョウ岩茶イチョウ

(Rock Tea, Rockey Tea, Wulong Tea, Cliff Tea)

 

和名 : 大紅袍(だいこうほう)

英名 : Da Hong Pao

その他 : Big Red Robe, Great Big Robe

ピンイン: Dà Hóng Páo

 

和名 : 肉桂(にっけい)

英名 : Rou Gui

その他 : Cinnamon Rock Tea

ピンイン: Ròu Guì

 

和名  : 北斗(ほくと)

英名  : North Star Wulong

その他 : Bei Dou

ピンイン: Běi Dǒu/Dòu

 

和名  : 奇種(きしゅ)

英名  : Wild Yan Cha

その他 : Qi Zhong Tea

ピンイン: Qí/Jī Zhòng/Zhǒng

 

和名  : 水金亀(すいきんき)

英名  : Water Golden Turtle

その他 : Golden Water Turtle Cliff Tea

ピンイン: Shuǐ Jīn Guī

 

和名  : 白鶏冠(はくけいかん)

英名  : Whihe Cockscomb Wu Yi Oolong

その他 : Bai Ji Guan Cliff Tea

ピンイン: Bái Jī Guàn/Guān

 

ブーケ1紅茶ブーケ1

(Red Tea, Black Tea)

 

和名  :密香紅茶(みつかこうちゃ)

英名  : Honey Scented Black Tea

その他 : Mi Xiang Black Tea

ピンイン: Mì Xiāng Hóng Chá

 

和名  : 阿薩姆紅茶(あっさむこうちゃ)

英名  : Assam Black Tea

ピンイン: ā/ē Sà Mǔ Hóng Chá

 

和名  : 紅玉紅茶(こうぎょくこうちゃ)

英名  : Ruby Black Tea

ピンイン: Hóng Yù Hóng Chá

 

和名  : 滇紅(てんこう)

英名  : Yunnan Black

その他 : Tin Hung

ピンイン: Diān Hóng

 

和名  : 海南紅茶(かいなんこうちゃ)

英名  : Hannan Black

その他 : Hoi Nan Hung Cha

ピンイン: Hǎi Nán Hóng Chá

 

和名  : 正山小種(せいざんしょうしゅ、ラプサンスーチョン)

英名  : Lapsang Souchong

その他 : Zengshan Xiaozhong

ピンイン: Zhèng Shān Xiǎo Zhòng/Zhǒng

 

和名  : 祁門紅茶(きーむんこうちゃ)

英名  : Keemun

その他 : Kei Hung

ピンイン: Qí Mén Hóng Chá

 

和名  : 九曲紅梅(きゅうきょくこうばい)

英名  : Jiuqu Wuling

その他 : Kao Hung Mui

ピンイン: Jiǔ Qū/Qǔ Hóng Méi

 

アカ影薔薇黒茶アカ影薔薇

(Black Tea, Pu-erh Tea, Pu'er)

 

和名  : 普洱沱茶(ぷーあーるとうちゃ)

英名  : Pu-erh Tuocha

ピンイン: Pǔ'ěr Tuó Chá

 

和名  : 普洱散茶(ぷーあーるさんちゃ)

英名  : Pu-erh Loose Tea

ピンイン: Pǔ'ěr Sǎn/Sàn Chá

 

和名  : 普洱磚茶(ぷーあーるせんちゃ)

英名  : Pu-erh Brick Tea

ピンイン: Pǔ'ěr Zhuān Chá

 

和名  : 普洱七子餅茶(ぷーあーるななこへいちゃ)

英名  : Pu-erh Tea Cake, Pu-erh Round Tea Cake

ピンイン: Pǔ'ěr Qī Zǐ Bǐng Chá

 
皆様、ご無沙汰しております。
 
最近の近況
 
わが子、現在魔の二歳児です。嫌なものは絶対口にしない超偏食キッズ。ジャガイモ玉ねぎ以外の野菜全拒否で、ラーメンの中の長ネギ、ナポリタンの中のニンジンやピーマン、根こそぎ撤去するまで、てこでも口にしません。
 
いやもう毎日地味にめんどくさい。大人と同じメニューを口にしないので、息子だけ別メニューなのが実にめんどくさい。早く菜っ葉の煮びたしだの、切り干し大根だのに食らいついてほしい。
 
そんな、超偏食キッズを抱えて、3泊四日の台北旅行に出かけてきました。夫婦+二歳男児の3人で出かけたのですが、主人は仕事のため丸一日ワンオペ海外旅行。
 
大丈夫か私?と内なる声が聞こえたものの、『台湾美食旅行』の誘惑に耐え切れず慣行しました。
 
どれくらいの文章量になるのか不明なので、まずは失敗編から書いていきたいと思います。
 
 
失敗No.1 中国語縛りで自爆
 
日本語
 郷に入れば郷に従え
英語
 When in Rome, do as the Romans do.
中国語
 入郷隋俗
 
面白いもので、同じ意味のことわざが各国にあります。
 
そうよね、郷に従わなきゃねと思って、「じゃあ今回は中国語だけでやってみる」、英語も日本語も封印ねと勝手に中国語縛りを実施したのが失敗の元でした。
 
私が話せる言語は、日本語、英語、中国語(標準語)です。達者な順番は日本語>英語>>中国語。
 
英語に関しては、半年アメリカに住んだり、旅行したり、外国人の来客に対応したりと場数を踏んできているので、旅先での英会話に不自由はしないレベルです。
 
(とはいえ、仕事をするレベルではない)
 
会話って、ある程度の定型文があるので、結局それが頭の中に入っているのかが勝負になってきます。私の中国語は所詮教室の中での中国語。
 
コンビニで買い物をする。
タクシーに乗る。
駅で切符を買う。
道を尋ねる。
 
それぞれの局面で必要な定型文と使う語彙が頭に入っていないので、まあ、もたもたすること。
例えば、実際のコンビニでのやりとりを一つ。
 
失敗No.2 コンビニで会話が止まる
 
店員:いらっしゃいませ。何にしますか?
欢迎光临。您要什么?
 
私:タピオカミルクティーを二杯ください。
我要两杯珍珠奶茶。
 
店員:温かいのにしますか、冷たいのにしますか?
热的冰的?
 
私:温かいのをお願いします。
热的。
 
店員:袋はいりますか?
要不要袋子?
 
私:袋子??(しばし固まる)
 
私:すいません。袋子って何ですか?
对不起。袋子是什么?
 
店員:これですよ。(見せてくれる)
这是袋子。
 
私:わかりました。ください。
好了。我要。
 
店員:ありがとうございました。
谢谢您。
 
※台湾は繁体字という日本の旧漢字に似た複雑な漢字を使うのですが、私のPCだと上手く変換出来なかったため、上記文書は簡体字という中国本国の表記をしています。

 

はい、お恥ずかしい限りです。『袋子daizi』つまりコンビニ袋という語彙が頭に入っていない失敗でした。
 
そのほかにはレストランでは、『碟子diezi』小皿、『筷子kuaizi』お箸など、初歩的な言葉が出てこなくて困りました。
 
こういう語彙は必要性が高いので、住みながら覚えるとすぐ頭に入るんですが、教室で覚えた中国語だと、なかなか頭に残らないもんだなあと、肩を落としそうになります。がっくり。
 
でも、ベビーカーを押しながら必死で中国語を話そうとすると皆さん『うん??』って顔をしながら一生懸命に聞き取ろうとしてくれます。
 
そして世間話にもつながりやすいのでつたない中国語ながらも現地の方々と話をすることができたのはうれしかったです。
 
失敗No.3 写真を撮り損ねる
 
これは本当に失敗でした。
 
①子連れ海外旅行
②勝手に中国語縛り
 
↑の条件が課されているので、子供が安全な状態か、周りに迷惑をかけていないか、あっ、隣のおじさんのカバンを蹴り始めた、まずい。とりあえず謝らなきゃ。『对不起』。
 
財布、携帯等の貴重品は大丈夫、えーっとMRT(地下鉄)に乗ったぞ、次の乗換駅はどこだろう。
 
ああっ、ついに息子ぐずり始めたどうやってこの場を収めよう、とりあえずYouTube見せて黙らせよう。とかワンオペでやってると本当に写真を撮る心の余裕がナッシング。
 
レストランに入っても、息子は台湾料理全拒否なので、飽きないようにYouTube見せたり、日本から持ち込んだお菓子やら、ミスドのドーナッツやらを与えながら、すきを見て台湾飯を口の中に放り込む。
 
そして空のお皿を目にして気が付くのです。ああ、また料理の写真を撮り忘れたと。
 
この店おいしいなあ、追加注文したいなあと思った時には、大体息子は飽き飽きして店内の床でのたうち回っているので、やむなくホテルに帰宅。
 
まともな料理の写真がほとんど残っていないものの、実に旨かったレストランと、中途半端な写真たちを載せておきます。
 
唐突な台北グルメ情報
 
 
住所:台北市復興南路二段142-1号
MRT文湖線の「大安」と「科技大楼」の中間。
 
セルフサービスのお粥のお店。MRTの駅からは遠くて不便な場所ですが、私はここのお店が大好きで毎回行きます。
 
100種類以上のおかずから好きなものを選びお姉さんにこれを下さいとお願いして小さな器に取ってもらった後席に着くと、サツマイモ入りのお粥が運ばれてきます。
 
ちなみにお粥は食べ放題。
(お代わりしたことはないけど。)
 
いつも頼むのは写真右上の白菜とシイタケのうま煮と、写真左上のタケノコの柔らか煮。どれも優しい味で、旅先で足りなくなる野菜を、たっぷり食べられるのが本当にうれしい。
 
開店時間の17時にお店に入ったのですが、すぐに店内は地元のお客さんで満員に。土曜日だったので三世代そろって、賑やかに食事を始めるご家族が多かったです。
 
老いたご両親や、小さな子供たちが、家族の中でとても大切にされているのが、ああいいなあと印象に残りました。
 
 

好記担仔麺
住所:台北市吉林路83号
MRT松江南京駅から吉林路を5分ほど北上。
 
このお店は初めて。ホテルの近くにある有名店で予約不可、つまり美味しいってことだと言いながら、またもや開店ちょうどの17時にお店入り。
 
それにしてもひどい写真だわ(泣)店内は調度品がレトロな感じで、照明もほどよく暗くて雰囲気最高です。写真には写ってないけど。
 
メニューはなくて、店頭に並ぶサンプルを見ながら、これとあれ頂戴と指さして注文するので、言葉はわからなくてもOK。
 
看板メニューは写真に写した担仔麺。大きめのお茶碗くらいのサイズの器で、かなり小さめ。地元のおっちゃんはこの麺を4つ頼んで一つずつゆっくり食べていました。見ていて和んだ光景でした。
 
豆腐料理やら、卵料理やらいろいろ頼んだのですが、一番美味しかったのはスープでした。冬瓜と大ぶりのシジミの入ったスープは、あっさりしつつも地味豊かで、永遠に飲んでいられそうな優しい味でした。
 
ここでも息子大暴走。
 
おうちかえるぅ×無限回』で、収集が付かなくなり、夫婦それぞれが息子を散歩に連れ出して、その間に食事を済ませるという始末でした。
 
ああ切ない。台北最後の晩餐だったのに。 揚げ物とか、蒸し物とかおいしそうだったなあ(泣)
 
そして何も食べてないはずだったのに、帰国したら体重が3キロ増えてるのは、一体なんでなんだろう(泣)
 
失敗No.4 ホテルにたどり着けない
 
さて、失敗編に戻ります。今回一番の失敗は到着日の台北駅からホテルに向かうタクシーでした。
 
私たちが滞在したのはMRT松江南京駅にほど近い、中山エリアにある『美侖商旅』。英語名Parkview Taipei
 
ただし、中国語圏では、この英語表記ってのが曲者で、まあまず通じません。
 
なので賢明なつもりの私は、きっちり準備をしたわけです。ピンイン振って読み方の準備もOK。
 

 

このホテルに行きたいんだけど、と中国語で伝えるとOKわかったの返事。

 

安心してタクシーに乗っていると、スマホ地図を見ていた主人が、なんか方向が違うけどと言うので、タクシーを止めてもらい、目的地の再確認をします。

 

この方向であっているという運転手と、いや違うからという主人、役に立ったのはホテルの住所の写メ。

 
本当に着くのか、ハラハラしながら車に乗っていると、ようやくホテルに到着。
 
どうやら同系列のホテルがいくつかあって、両方とも英語名は”Parkview Hotel”。美侖商旅と伝えるべきところ、美侖飯店と伝えた私の凡ミスでした。
 
こんなあほなミスをするのは、私くらいだと思いますが、タクシーでホテルに行く際は、漢字表記のホテル名+住所を必ずお伝えください。
 
台湾の住所は道路名+番号の表記。
(アメリカと同じ表記法です)
 
なので住所がわかれば、タクシーなら目的地に確実に連れて行ってくれます。中国語わからなくてもOKなので、下準備に写メ撮って拡大して、運転手さんに見せてくださいね。

 

はあ、この騒動で、私の中国語能力に、主人から疑問の目が向けられました。悲しい(泣)出産子育てで三年使わないと、さび付くようです語学力は....