共同親権は本当にきちんと審議されたのか? | 内田あき子@八潮市オフィシャルブログ

 2024年1月30日、

共同親権制度の導入を含む要項案が法政審議会で強行可決!

今季の通常国会で成立してしまうのでは。

そんな中、この共同親権とは!?についての緊急勉強会が開催され参加しました。

 

 議員仲間から、昨日の午後、「内田さん、共同親権についての勉強会が今日の夕方からあるけれど、どう?」と連絡が。
ずっと学びたいと思っていた、共同親権!

時間も大丈夫!夕飯も、朝大量のおかずの作り置きをしたらかバッチリ!

「参加しま~す」との流れ。

 

 講座に参加してすぐに気が付いた!

私は離婚というものの実態をきちんと理解していなかった。

また、マスコミの「会いたいのに会えない!」という報道を信じ切っていたい。

 

 そもそも、離婚をする夫婦は、

少なくとも何かのすれ違いなど不仲な状況で、

その結果、離婚となるケースが多い。←ここ、とても大切なポイント!

 

もちろん、離婚後うまくやっている方々もいる。

そういうケースは、共同親権など法律の決まりがなくても、うまくやっているわけで。

 

今回のこの共同親権を求めるケースとして考えられるのは、

例えば、お連れ合いのDVにより離婚した夫婦。

お連れ合いから逃げたい!そんな思いで離婚し、もう二度と顔も見たくない!

そんな方が、共同親権となれば会わなくてはいけない。

 

子どもにDVをしてきたお連れ合いだとしても、

共同親権が認められれば、要求に応じないと裁判など起こされることも考えられる。

 

 こういった、全ての人、ケースを考えての法案成立なのだろうか?
 

 お父さんに会いたいのに会えない!などといったきれいな話ではない。

 

 もちろん、共同親権を必要とするケースもあると思う。

もっと、慎重に、当事者の声をたくさん聞きながら議論する必要があるのではないだろうか?

 

 

 法務省はこんな概要を出していますが、右上の3匹のペンギン(チルドレン・ファースト)キャラクター。
本当に共同親権はチルドレンファーストなのか!?