醒めて 夜


誘われて 闇



君は其処で あやふやにして


僕をこのまま 沈めていくの



透明な 月


抗う 太陽



君は其処で 誘いつづけて


僕をこのまま 隠してゆくの



何もかもがまぶたの裏に


何もかもが其れに飲まれ



消えてゆく、抑えきれずに消えてゆく。



湖面に 広がる 波紋のように

鮮やかに 僕の心に 印象づける 衝動


響く 鼓動に 瞬く間に 共鳴する

途切れては 繋がる 気持ちの コード



震え上がるように 綺麗な その音色に 嘘はつけなくて



ただ 奏でて 舞い上がり 揺れる

ただ 溶けて 広がって たゆたう



そこは暖かな場所で、

だけど僕は近づけない。


どんなに歩み寄ろうとも、

その距離は少しも縮まらない。



散りゆく桜も、

鮮やかな緑の若葉も、

焦がれるような紅葉も、

全てが洗われるような白雪も、



何一つ、触れられない。


僕には近づくことが許されない。



ねぇ、神様。どうしてですか。

ねぇ、神様。どうしてですか。



どうしてですか。




あなたが発した言葉は、確かに私を突き抜ける。

 

それは些細な嫉妬の繰り返し。

 

同時に恋する心の繰り返し。

 

 

妬みと羨みと憧れは、おそらく同線上のもので、

 

何れも似通った感情を生む要素だろう。

 

 

自分の中に無いものは、確かに自分を驚かせ、

 

煌かせ、喜ばせ、気付きの素敵さを生むだろう。

 

 

あなたが発した言葉は、確かに私を突き抜ける。

 

それは些細な嫉妬の繰り返し。

 

同時に恋する心の繰り返し。

 

 

細い糸の上に確かなコミュニケーションを求めてる。

 

生の暖かさは無いけれど、

生温いよりは冷たいぐらいがずっと良い。

 

「後腐れが無い。」なんて、

悪い言葉で括るのは止して欲しい。

 

確かにその細い糸は虚構の世界かも知れない、

けど、存在しているのは、

やっぱり確かなこの現実の上だよ。

 

なまじっか優しい言葉で触られるより、

ハッキリ本音を視る方がいいんだ。

 

人間誰しも、日常で強く言える人ばかりじゃ無いと、

そうやって細い糸の上で叫んだ自分。

 

そんな自分は嫌いじゃない。

むしろ、慈しむよ?何時の自分よりも。