モラハラに耐えることこそが「自分いじめ」。【モラハラ】 | ■なんのこれしき■モラハラ専門家acnです。モラハラ加害者との17年、脱出し離婚してからのこと、全て余すところなく。

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モラハラ専門家として、モラハラDVのカウンセリングしてます。
https://ameblo.jp/acn/entry-12740507698.html

私がモラハラ下で生きてきた時間は17年だ。


17年。

書いてしまえばこれだけの文字数。


その17年。

私はありとあらゆるモラハラ攻撃を受け続けてきた。

割と何でも躊躇なく言語化してしまう私だが、その中にはこんな公の場所では決して書けないような性的な被害やおまわりさんこいつです、みたいなこともあったわけだ。(警察には報告済み)


そうして17年、理不尽極まりない様々なモラハラ被害を一身に受け続けてきたわけだけれど、私はそれを

「穏やかな夫婦になるための試練」だと定義していた。


辛ければ辛いほど、苦しければ苦しいほど。

この試練を乗り越えて穏やかで分かり合える夫婦になって見せるのだ、という気狂いめいた決意でその試練とやらに取り組んでいた。


いや、17年全部じゃないよ。

脱出4年前に、ようやく「モラハラ」という概念に出会ったから、17から4を引きたいところだけど、知ってからも2年逃げられるはずがないともじもじしていた。


知ったところでよ?

もう既に13年、モラハラの車輪として生きてきたから。そんな急に方向転換もできなかった。

子どもも既に3人いて、常に家計は火の車。

家事に3人の育児に仕事にモラハラに、と休まる時もなく。


家計のことすら何度収支表を作成したかわからない。

何ヶ月も前から話しかけるタイミング、話す言葉選びなどシュミレーションして、機嫌の良さそうな時を見計らって3回ほどお金が厳しいことを伝えたことがあったが、お前のやりくりがどうのこうのと大暴れされた経験しかなく、いつしか私は伝えることを諦めどうやっても赤字になる家計の補填のために自身の仕事を増やすことしか出来なくなっていた。(当時、お掃除代行とラーメン屋パートと塾の先生をしてた)


正直、息つく暇も無かった。

死ぬほど忙しいってやつ。

そしてそんな日々を送りながら、穏やかな夫婦を夢見ていたんだ。

「もしかしたら」を手放せず。


2016年9月に脱出したんだけど。

8月には脱出の準備は友人たちによってびっくりする速さで進んでいってた。

私は尻込みしていた。


本当にこれでいいのかな、

本当に居場所がバレないのかな、

子どもたちから父親を奪っていいのかな、

私は本当に逃げられるのかな、


そんなことが延々と頭の中でループしてた。


脱出寸前のお盆のこと。


モラハラ加害者は17年やってきたモラハラを爆発させていた。

目をひん剥き、唾を飛ばしながら怒鳴り続けてた。

いつものこと。


長期休暇はモラハラ被害者にとって恐怖でしかない。

モラハラ被害者と多くの時間を共にすることがわかっているからね。

だからこそなだめる。

多くの時間をなるべく平和に過ごせるように、いつもより強力に媚びへつらうのだ。


だけど、なんだか映画を見ている気持ちだったんだ。

その時の私は媚びへつらうことも忘れて、ただぼーっと怒鳴るモラハラ加害者を眺めてた。


いつもこうして怒鳴られて、キモいだ死ねだと罵倒されて、ドスドスと歩いてドアをバーンと大きな音を立てて閉める、その繰り返しなんだなぁってしみじみと思ったんだ。


私がモラハラ被害に彩りを加えて継続させていたんだなぁって。


モラハラ加害者の気持ちを察しているつもりで、私は私の穏やかな夫婦の願望のために、子どもたちを道連れにしてしまったんだなぁって。

私が握りしめているモノに気付いてしまったんだよ。


17年も攻撃してくる人間と穏やかな夫婦を目指している自身の異常性にはっきりと気付いてしまった。


まるで泡のようだと感じたよ。

必死で紡いできたはずの17年がシャボン玉の泡みたいにパチンと弾けて消えるような感覚だった。


どれだけ頑張ってきただろう。

あなたもきっとそうだよね。

とてもとても頑張ってきたよね。

攻撃しかされなくても、それでも日常の些細な幸せを虫眼鏡で見るように探してさ。

子どもたちの笑顔が嬉しくてさ。

子どもたちにだけは太陽のようなお母さんでいようって、みんなみんなやってきたんだよね。


でももうダメなんだな、って

私はようやく本当の意味で理解した。

理解することがまた更に辛かった。

だって自分の行動がモラハラの車輪だったと認めなきゃならないから。

それは同時に、子どもたちにとっては私も加害者だからね。

それがとても辛くて申し訳なくてたまらなかった。


だけど、頑張ってきたんだよ。

その方向性が間違っていたとしても、それでも頑張ってきた。そのことだけは私は私を否定したくない。


当時より、今にしてわかることがとても多い。


モラハラ被害者には自分を大切にするよう伝えることが多いが、生粋のモラハラ被害者にはハードルが高い概念なんだ。

自分を大切になんてしてきたことが無いんだから。


まずはね。

認めてほしいことがある。


モラハラに耐えることって、自分いじめだってこと。

自分を粗末に扱っているんだよ。


自分を大切に、なんて難しいこと考えなくていいから

まず自分いじめをやめようよ。


モラハラ下から急に逃げ出せないならそれはそれで仕方ないじゃない。

だけどそこで耐えて生きることは自分いじめなんだって知っておいてほしいんだ。

このことを知って、理解してから、自分を大切にするってどうしたらいいのかを考えてほしいんだ。


私は今、とても幸せだよ。


たくさんの方々に助けてもらったから、ここまでこれた。

そして脱出してから死に物狂いで生きたから。

だからここに漕ぎ着けたよ。


幸せになりたいなら。


あなたは自分いじめをしている、と理解してほしい。


どうしてもあなたひとりで抱えられなかったら、私がここにいるから大丈夫よ。

いつでも声かけてね。



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モラハラやDVにはめっぽう詳しいです。

反抗期や親子関係などにも強いです。

行政や警察などへの対応なども詳しいと思います。

脱出後の1番苦しい時にも是非使ってね。

私、それ経験してるからきっとあなたの気持ちに寄り添えるよ。


umechobin@yahoo.co.jp


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